GGIは現代アートなるものが好きです、超芸術トマソンも悪くはないのですが、街角にはときおり本格派と申しますか、美術館に飾られいる作品よりもずっと存在感のある作品が存在しております
今日の写真は昨日、某警察署に某用件で出かけたときに、途中で遭遇した現代アートの逸品を撮ったものです、
わが八重葎庵から某警察署へは一本道、その途中にこのような優れた作品が存在していようとはこれまで思ってもいませんでした、久しぶりの大きな収穫でした
古びた頑丈な鉄の扉の中央にしっかりと取り付けられている錠前・・・ただそれだけじゃないか・・・
こんなもの、どこがいいんだ、という方も少なくないことと思います、現代アートには思いつきだけのエエカゲンな作品が少なくないと申しますかバッコしている問うのが現実でありますので、そのように思われるのも無理からぬことであります
現代アートにおける本物の優れた作品の良さというものは言葉ではなかなか表現しがたいものであり、自分で、自分流に感じ取るしかありませぬ、ヘタなインチキ美術評論家の解説なんて百害あって一利なしであります
けれども本日の作品について、にわか美術評論家を気取って、GGIが若干の解説をさせていただくことにたします
とにかくですね、この作品は眺めておりますと、GGIはわけもなく心が落ち着くのです、シンメトリーの構図、ブラウンを基調としたシブイ色彩、重い鉄の扉と画面に中央に位置している頑丈そうな錠前の見事な角度とその存在感、扉の間に顔をのぞかせている鮮やかのブルーが造りだしている素晴らしコントラスト、時の流れを見事に表現している扉の錆ぐあい、画面を引き締めるしっかりと鉄の扉に打ち込まれた数々の鋲・・・
近ごろ私たちの生活のなかに溢れに溢れているチャラチャラした人間にゴマをすっているようなモノモノとは異次元の、本来本物のモノが有しているところの美と存在感がこの作品に再現されている・・・
なんて、まあヘタな美術評論家のマネはこのぐらいでやめにいたします
というわけで、こんなものと思われる方がほとんどであろうと推測されますので、これ以上の駄弁はやめることにたいします
グッドナイト・グッドラック!