わが庵の近くを流れている小さな川にそって緩やかな坂道をのぼっていきますと保育園があり、その向いにお寺があります,、どこの宗派のお寺なのかは定かでありませぬが、そのお寺の掲示版に一文が掲げられておりました、警句とでもいうのでありませうか
今日の写真はその一文を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧になってくださいませ
煩悩と
けんかして
勝った奴は
一人も居らん
この一文を目にしてGGIは、ハッハァ、御説ごもっともでござると思わず頭を下げてしまいました、確かにその通りと一瞬感心してしまったのですが、少し熟慮いたしましてところ、煩悩なるものは果たしてケンカの相手になるものであろうかという疑問が浮上いたしました
煩悩に打ち勝つ、煩悩とたたかうなどとは申しますが、「あのなあ、オレ、きのう、煩悩とケンカして勝ちそこなったんや」等とは申さないからであります、煩悩と取っ組み合いをしたんどとは申さないからであります
そこで、煩悩とは何であるか、果たしてケンカ相手になるものであろうかと思い、煩悩とはいかなるものであろうかと、煩悩について若干調べたりしたのですが、この仏教の教義と申しますか哲学と申しますが、奥が深すぎて、信仰とは縁無き衆生であるGGIにはチンプンカンプンでありました
でも、ちょっぴり勉強にはなりました、と申しますのは、煩悩の数はどうやら様々なようであるということが分かったからであります、よく除夜の鐘は108回突きますが、この108が煩悩の数とされています、ところがですね、ウィキペディアさんによりますと、煩悩の数は3つ~84000つ!なのだそうであります
たったの3ついうのも少なすぎるように思うのですが、48000というのはスゴイですね、こうなれば何から何まで、手に触れるもの、目にはいるもの、なんでもかでも煩悩の原因になりそうであります、
ところで、あなたの煩悩の数はいくつでせうか、数えたことのない方は、そんなことは分からないと思われるかたは、久かたののどけき光を浴びながらお考えになってください
真剣にお考えになる方にとりましては、自分の煩悩の数は果たしていくつなんだろうと悩んで、新たな煩悩がひとつ加わることになります
グッドナイト。グッドラック!