透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「恋歌」朝井まかて

2017-04-20 | A 読書日記



■ ある方の紹介で朝井まかてさんの作品を読むことにした。書店で『恋歌(れんか)』/講談社文庫 を手にした。カバーの裏面の作品紹介文を読んで、樋口一葉の師、中島歌子を主人公とした小説だと知った。10年ほど前、樋口一葉について書かれた本を何冊か読んでいるので、この歌人の名前は知っていた。波乱万丈の人生だったことが紹介文からわかる。

**ヒ夏は花圃が通っていた歌塾「萩の舎」の後輩で、伊東夏子と樋口夏子の二人の夏子がいたので、門下生の間でいつしかイ夏、ヒ夏と呼び分けるようになったのである。**(14頁)

このことについて僕はこのブログに書いている(過去ログ)。

これは興味深い作品と出合った。『痛覚のふしぎ』伊藤誠二/ブルーバックスを読み終えたら読もう。




 


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2 コメント

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お勧めです (tami)
2017-04-20 18:41:57
こんばんは。

直木賞作品です。
良かったですよ。

誰かをひたすら愛する。
どんな過酷な状況にあろうと・・・。
凄い女性です。

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tamiさんへ (U1)
2017-04-21 05:10:07
コメントありがとうございます。
tamiさん推薦本の追っかけをこれからもします。
どの本も私の好みですから。
中島歌子って情熱的な少女だったんですね。
どんな人生を歩むことになるのか、興味深いです。
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