透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

道ひとつ 標識ふたつ

2015-06-28 | A あれこれ



 ひとつの道が二つの国道に指定されている「重複区間」はめずらしいことではないらしい。昨日(27日)茅野市尖石縄文考古館に行く時、この重複区間を通った。

『ふしぎな国道』佐藤健太郎/講談社現代新書によるとマニアは国道標識を「おにぎり」と呼ぶそうだ。なるほど確かに形がおにぎりだ。そしておにぎりが2つ以上並んでいるものは「だんご」と呼ぶそうだ。だんご標識を撮影してまわるマニアも少なくないという。

この本によると、重複期間の表示は県によって扱いが異なるという。若い番号の国道の標識だけで済ませている県もあるし、律儀にだんご標識をたてる県もあるそうだ。ということはここ長野県は律儀な県ということになる。

上の標識は2連だんごだが、3連だんごもある。栃木県鹿沼市内にはなんと6連!がある。先の本に3連も6連も写真が載っている。

なぜ重複区間があるのか。どうやら国道は起点から終点まで繋がっていなくてはならないということのようだ。そのような法的なきまりごとがあるのだろう。重複区間をどちらか1本の道路にしてしまうと、その区間、別の道路が途切れてしまう・・・。

道路走行中は標識をしっかり見ないといけない。 レアな標識が見つかるかもしれない。


 

 


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