透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

雪ぐ

2018-06-29 | D 新聞を読んで

 信濃毎日新聞の第1面の下段のコラム「斜面」に雪ぐという言葉が出てきた。

雪ぐはすすぐと読む。**「会稽(かいけい)の恥を雪ぐ」は中国春秋時代、会稽山で呉王に敗れた越王が後年、勝利を収めた故事による。「雪ぐ」には身に受けた屈辱を除き切るとの意味がある。**とコラムにある。これで分かった、雪辱という言葉の雪の意味が。

サッカーのワールドカップロシア大会で日本はコロンビアに2対1で勝った。前回の大会で日本は1対4でコロンビアに完敗しているから、今回はその雪辱を果たしたのだが、このことを「斜面」で取り上げ、雪ぐという言葉について触れている。

コラムにはセルジオ越後さんが専門誌の取材に答えた**「盆と正月が一緒に来たような幸運な展開。次に勝つことで初めて喜べる」**というコメントも載っている。で、その試合の対セネガル戦、日本は2対2で引き分け、勝つことはできなかった。

次は世界ランキング8位の古豪ポーランド。きっちり勝って決勝トーナメントに進んで欲しい。


追記(0629):素直に決勝トーナメント進出を喜べないポーランド戦だった。常にハイレベルの戦いを楽しみにしている世界のサッカーファンをがっかりさせた。次の試合で惨めな結果を残さないことだ。


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