透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

どうすればいい?

2008-08-20 | A あれこれ


 松本城は松本一の観光スポット。せめて月見櫓には足の不自由な人でも上り下りできるようにとバリアフリー化の研究を始めたと地元の新聞・市民タイムスが報じています(写真)。

お城は敵方の進入を阻止するためにバリアフルですが、松本城は国宝に指定されているために新たに手を加えることができないそうです。スロープを設けることなど許可されないということなんですね(善光寺にはスロープが設置してありますが、なぜ設置できたのか理由は知りません)。もっとも松本城の場合、仮にスロープの設置が認められたとしても平面計画上難しいのでは。

建築的な対応が出来ないとすれば、人的な対応しかないと私は性急にも結論してしまうのですが、他に方法があるのかどうか。

体の不自由な人を運ぶために背もたれ付きの椅子のようなものを用意して、両側から二人で持ち上げて階段を上がり下りするという方法、基本的にはこの方法に限られると私は思います。

運ぶ人が階段で躓いたりしたら危険ですから、後は安全性をどうやって向上させるかがポイントになるでしょう。あるいはもう少し建築的な設えをお城の床や壁に固定しないように、いつでも片付けることができるように、行うという方法も採りうるかもしれません。

どのような方法が採用されるのか注目です。

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