透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

塩尻市金井の火の見櫓

2021-03-28 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)塩尻市金井 3脚66型 撮影日2021.03.28

 今日(28日)出かけたのはこの火の見櫓を観察するため。2013年9月に既に取り上げているが、その時はただ漫然と見ただけだった(過去ログ)。3脚66型は松本平ではよく目にする一般的なタイプ。櫓の逓減が途中で止まり、上部は逓減していないのは残念。屋根を除きほとんど錆びていないのは好ましい。


△ サイレンが主役、半鐘は脇役の図



屋根のてっぺんに団子形の冠蓋(かんがい)があり、それに避雷針を突き刺すように設置している。風向計が強い風を受けて動いていた。上はその証拠写真、そう風向計が動くという動かぬ証拠。



背が高い部類に入る火の見櫓で、櫓の中間に踊り場が設置されている。踊り場は櫓内に納まる簡易なもの。地上から櫓の外側に設置した梯子を登り、ここで櫓内の梯子に移るようになっている。外付け梯子から櫓内へ入る開口部周りのデザインに注目。縦枠の中央に円形の飾りが付いている。機能一辺倒ではなく、このような飾りが施されていることも火の見櫓観察を楽しくしている。



脚部の補強部材をコンクリート基礎まで伸ばして欲しかった・・・(と繰り返し何回も書いてきた)。背景が黒い壁なので脚部の構造が分かりやすい。


 


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