透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

236枚目

2024-03-17 | C 名刺 今日の1枚

辰野の火の見櫓 国文化財に 
文化審答申 地域のランドマーク

 登録有形文化財とするように文化審議会が文部科学大臣に答申した建造物は長野県内で12件とのこと。読売新聞はそれらの中から「旧小野村下町火の見櫓」(上伊那郡辰野町小野)を取り上げ、上記の見出しで紙面を大きく割いて報じている。火の見櫓の写真も掲載されているがそのサイズは約12cm×6cm。私はこの件で同紙記者の対面取材を受けた。記事は私の意を汲み、私の火の見櫓に寄せる思いが伝わる内容で大変うれしく思う。

15日に答申された12件の建造物が登録されれば長野県内の登録有形文化財は639件となるとのこと。内訳を調べると大半が建築物と門などの付属物で、ごく僅かな残りは橋や堰堤などの土木建造物だ。

火の見櫓が登録有形文化財になるのは長野県内では初めてで、全国的にも関連施設を含めても10件しかない(前稿参照)。これを機に火の見櫓が文化財であることが広く認識されれば有り難い。

読売新聞の記者と名刺交換をした際、お渡しした名刺は236枚目だった。