816 上田市秋和 撮影日170520
■ 坂城町から国道18号で上田市へ引き返す途中でこの火の見櫓を見つけた。国道から少し脇道を入ったところに立っていた。
屋根頂部の飾りも蕨手も東信方面では馴染みの形。
815 坂城町上平 村上小学校 撮影日170520
■ 上田市から千曲川の左岸側を通る県道77号を北上していて、この火の見櫓が遠くから見えたとき、屋根がピラミッドの形で勾配が急なことに気がついた。
屋根の各面は鋼板1枚でつくられていることが圧倒的に多いが、この屋根はそうではなく、横葺きであることに気がついた。珍しいな、と思って近づいてみると・・・。
屋根に重ねて別の屋根をかけていることに気がついた。建設当初の屋根はやはり鋼板1枚でつくられていて、後年横葺きの屋根で覆っている。
上の写真で見る限り錆ている様子でもないから、最初からの屋根を保護するために覆ったというわけでもなさそうだ。
では他に考えられるのは・・・。初めからあった屋根は軒の出が無く、見張台と比べてかなり小さい。で、これではまずいということで、ひと回り大きな屋根を上に載せたのではないか、ということだが、この様子からそうではない。
191229 修正
814 坂城町上平 撮影日170520
■ 見張台が円形ではなく、4角形の火の見櫓は東信方面では少ないかも知れない。先日(20日)に見てきた火の見櫓では5基目で初めてだった。次稿に載せる火の見櫓を見つけたものの、その時直ちには駐車する場所が見つからず先に進んでこの火の見櫓と出合った。
屋根の頂部の避雷針に付けてある飾りは時々目にする形。この飾りも4隅の蕨手も細い部材で、繊細な印象。見張台の下にスピーカーを4つ取り付けてある。
ホース格納箱が倒れたままになっている。これはどうしたことだろう・・・。