高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

宇和島の石鹸屋便り 10月23日記

2013-11-20 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
愛媛県宇和島市八坂石鹸 増田明宏です。

約25年前から、洗濯機が全自動になり、クリーニング屋さんでは大型の洗濯機が導入され、粉石けんは、使いづらくなりました。給食センターの食器洗いでも大型になり、やはり洗剤用の機械が使われています。石けんを使用するためには、洗い方を工夫するか、機械を変えないと使えません。しかも大型化していますので石けん派には、困難な道が続いています。給食センター等で、最初から石けんを使うとなると、今までの機械でも、層を増やすことで、どうにか使えるのですが、洗濯となるとちょっと難しい。それが学校、施設、行政関係で使われていない理由です。
一般家庭だと、溶かして使う事で対応はできますが、最近の女性の生活事情で、簡単に全自動洗濯機に対応できる洗剤を使うようになります。そこには、「身体、環境にどうだろう」、ではなく、使いやすい洗剤が好まれます。

大きな生協では、複合石けんを勧めています。私の様に根っから石けん以外はダメと思っている者にとっては、その生協の在り方を疑ってしまいます。滋賀県や、千葉等では、リサイクル石けん運動の変革があり、県を挙げて取り組まなくなりました。埼玉などでは、盛んに石けんを薦めているようですが。ここ四国では、そういった動きは無く、愛媛県の石けんを広める会が奮闘していましたが、これも会員が高齢になり、若返りが出来無いまま来ています。そこで八坂石鹸では、全自動に合った粉石けんを開発して、なんとか頑張っています。
私は、36年前に有吉佐和子の複合汚染を読み、宇和島にユーターンし、休業中の八坂石鹸を継ぎました。その頃は洗濯機が二層式でしたから、毎日忙しい日が続きました。平成に入り、アタックが出てから、事情が変わりました。コンパクトですから洗剤の害も少なくなると勘違いして、石けん運動の消滅にもなりかねない勢いで使われました。その頃から全自動洗濯機も普及しています。石けん製造者にとっては、段々難しい時代になって来ています。

リサイクル石けんを使いましょう。 
今後ともよろしくお願い致します。    

1998年の12月から始まったこの便り、これを持って、一時終了となります。
又形態が変わったら、再開するかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小松商店

2013-11-19 09:00:00 | 高知のいいもん
山間部の柚子は黄色く色づき、今まさに柚子の収穫まっ盛り。


柚子には大きな鋭いバラがあるので収穫には気を使います。


さて今年初登場。土といのちがお薦めする柚子酢は、小松商店勘助
 

勘助のここがすてき!!
香りが違う。実生で古木ほど香りが高く、山あいで陰もあり実もしまっています。
安全・安心。農薬不使用、防腐剤ゼロ。採ったその日に搾って瓶詰めしています。
フレッシュ。加熱、冷凍処理していません。酵素と香りが生きています。
手仕事。木製の搾り機で一つ一つ搾ります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋深し

2013-11-18 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
秋が深まってきました。

そこここで見つけてほおばるむかご
 

子どもの頃に、お手玉や首飾りを作ったじゅず玉


軒先の干し柿


秋から冬に移りつつある土佐の一こまです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おまかせ干物

2013-11-17 09:00:00 | 高知のいいもん
何がくるかわからないのに注文するって不思議ですよね。
田中鮮魚店おまかせ干物はそんな不思議な共同購入品です。でも結構人気があります。

田中鮮魚店は中土佐町久礼の大正市場にあります。 地域全体で作ったレトロな昭和をイメージした市場で全国的にも有名らしいです。数年前に見学に行った時も、みなさん忙しそうでした。
    

大正市場に行かずとも、大正市場の干物が手に入る。いかがですか?

※事務局員Oより
おまかせ干物はだいたいあじが届けられます。焼いたらふかふかでとても美味しいです。朝の食卓がちょっと贅沢な感じになります。先日はさばがきました。

ついでに・・・いかの一夜干しは夜の楽しみ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にこにこ通信 10月30日記

2013-11-16 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市井上正雄です。

10月も残り少なくなってきましたね。先日より大型台風が次々と本県に何回も接近しました。我が家の農園でも、強風で野菜の葉が擦れ合って傷むなどの被害が出ました。また、今年は例年に比べても天候不順が続き大変生育が悪く、小松菜・菊菜等の菜っ葉類は害虫に、食べられてほとんど収穫ができない状況です。
    

里芋・ショウガ・サツマイモは暑さと小雨の為、半作以下になっています。レタス・サニーレタス・キャベツも育苗の時点で、害虫に食べられて収穫が難しくなっています。その中でも一番生育が悪化したのは枝豆です。平年だともう収穫が始まっていないといけないのですが今年は、サヤがふくらまずしぼんだままです。このような事は、作り始めて初めての事で、やはり暑さと小雨が原因かと考えられます。

これからは玉ねぎやセロリーの定植も控えているので、少し心配ですが、我が家の野菜を楽しみに待って下っている方々に食べて頂けるように頑張ります。
自然が相手の仕事ですので、予定通りに行かないこともありご迷惑をお掛けしますが、安全で美味しい野菜を提供出来るように頑張っていきますので、応援を宜しくお願いします。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原木しいたけ

2013-11-15 09:00:00 | 高知のいいもん
秋の味覚しいたけを食べてますか。
土といのちが扱うのは原木しいたけ


提供してくれてるのは、福祉事業所のグループ あおぞら蒼空舎 です。
地域で活動を続けている障害を持ったメンバーと、それを支援する職員さんが栽培しています。

四万十町中流、大正地区にある森林組合から切り出した原木くぬぎを使った「にく丸」しいたけ。
椎茸本来の味、プリプリした食感は、天然ならではの味わいです。


原木しいたけは、原木に種駒を打ってから、収穫が始まるまでに1年半かかります。
まず、接種した種駒が、原木に完全な活着、伸長を図るために、井桁積みにし、本伏せしていきます。
収穫前になると、とりやすいように原木を並べていき、11月頃より収穫が始まります。

(昨年見学した時の写真が見つからず残念です。広いハウスの中に見渡す限りの原木が並んでいて圧巻ですよ。この写真は蒼空舎のHPからいただいてます。)

11月頃~4月頃にかけてのみ味わえる原木しいたけ
お鍋や暖かいお料理にピッタリです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超簡単焼きりんご

2013-11-14 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
りんごの季節。
竹嶋農園の紅玉焼きリンゴ

スプーンでりんごの芯をくり抜く。蜜がこぼれてもいいようにカップに入れる。


りんごの穴にレーズンと加塩バターを入れる。


今回入れたのはこれ。第3世界ショップのラム酒漬けドライフルーツナッツ


オーブントースターで20分、出来上がり。アツアツでもさめてもおいしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたなべ農園にて

2013-11-13 09:00:00 | イベント報告
11月3日(日)わたなべ農園落花生掘り・さつま芋掘り・おもちつき の報告です。

当日の天気予報は雨。
土佐山田町は前日大雨が降ったとのことで、渡邉さんは大変心配されてました。
蓋を開けてみれば、時折雨がぱらついたものの、楽しい有意義な1日を過ごすことができました。

まずは渡邉さんご夫妻の挨拶から。なんとこの日は、おふたりの結婚記念日だとか。


老いも若きもいも掘りに夢中。


初めて見る収穫用の鋤(?)が登場。これが有ると芋に傷をつけずに楽に収穫できました。


大量収穫にホクホク顔ですね。土の中になっている落花生を初めて見たとおっしゃる参加者も。


掘りたてを塩ゆでして食べると最高においしいです!


最後におもちつき。餡の上に生姜汁を垂らすと大人の餡もちの出来上がり。もうお腹がはち切れるほど食べました。
  

会員の皆さんにお会いできて嬉しかったです。またお会いしましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山地酪農牛の肉

2013-11-12 09:00:00 | 高知のいいもん
昨日のブログの続きです。
新ショウガと牛肉のさっと炒めに使った牛肉の話。。。


黒毛和牛でも褐毛和牛でもない。
山地酪農で育てられた乳牛、こんなところで育った牛たちなんです。
 

山地酪農を愛する会が提供する山地酪農牛乳(ノンホモ・低温殺菌)の生みの親。
その肉は滋味に富んでいて、リピーターが多い名品です。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新生姜はいかが

2013-11-11 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
巷では生姜の収穫が盛んになってきました。この掘りだちの生姜が新生姜。短い時期しか味わえませんよね。
新生姜は色は白っぽく、皮がとても薄く、水分もたっぷりみずみずしく、爽やかな香り・辛みがあります。
その新生姜を使って、今晩の1品にいかがですか。

新ショウガと牛肉のさっと炒め

材料:牛肉と新ショウガ だいたい1:3の割合で用意する。
作り方
牛肉を酒と醤油、片栗粉をまぶして下味をつける。
新ショウガを太めの千切りに切る。
ゴマ油を熱して、牛肉→新ショウガの順にさっと炒める。

*新ショウガに火を通しすぎないことがポイント。
新ショウガをたっぷり食べられて、とても簡単にできるおすすめメニューです。
ぜひお試し下さいね。(事務局長 前田より)


管理人記
前田さんのレシピで作ってみました。
こんなもんでいいですかぁ?
ただし、「牛肉と新ショウガ 1:3」ではなく「3:1」にしちゃいました
(*^_^*)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする