ヒゲが中学生になった年、熊本市の映画館では『 未完成交響楽 』が
上映されていた。
Fシューベルトのラブ・ロマンスを描いたモノですね。
“ミーハー人間”のヒゲ(!)は、止せば良いのに、その映画にあやかろうと、
レコード盤を下通りの松本レコード店に求めに行った。
まるで、当時のヤクザさん達が、指揮者の武者(ムシャ)がいいからと、
音楽も分からず“カラヤン”のジャケットを買い求めたのと似てますが。(笑)
《 ヒゲ購入の物ではありません 》
しかし、ヤクザ屋さん同様のビリボーイ・ヒゲも、まるで買うコツが
分かりません。
当然ですが、レコードの相場とやらも知っている訳は無い。 💦💦💦
そんな時、偶然にも、未完成交響曲を見つけ出した。
やたらと高額な価格ながら、手に入れただけでも、嬉しい中学生。
レコードには、“UNFINISHED” と表示されている。
なるほど、フィニッシュしてないから、Unなのか?
このedの意味は、何だろう?
中学になって、初めて英語を学ぶヒゲには、興味津々。
早速、レコードを掛けてみる。
しかし、針を落とすと5分もせずに、瞼(マブタ)も落ちます。
小学生の時は、単旋律さえ分からない音楽1のヒゲが、取って付けた様に
交響曲だと〜!?
無理があるのは、解かり切った事であります。
目が覚めたら、レコード針が無意味な擦過音を続けていました。
それでも中学生は、毎度の寝落ちにめげず(?)、毎日鑑賞を試みます。
すると、ひと月ぐらいすると、最後まで寝ないで聴く事が出来ました。
やったぜ~! そこで、やっと気付いたことがありました ・・・・・ 。
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
やくざがカラヤン好きとは初耳です😄
ひげさんの頃のレコードプレーヤーの針はダイヤモンドより寿命が短いサファイアが主流ではなかったですか。内周で空回りしてたらもったいないと貧乏性の私は考えてしまいます。無音部分ならあまりすり減らないんでしょうが。
ダイアモンド針だった様な記憶があります。
カラヤンがアイドルとは、当時の熊本は
ハイカラ89座さん達だったのでしょうか?(笑)