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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

鯛の子はどこに行った?②

2019-05-27 19:32:07 | よもやま話・料理編
前のブログ 『 鯛の子はどこに行った? 』 に、熊本市桜木の魚勢・店主より
FB上にコメントがありました。
ヒゲの店・田園も、ずいぶんお世話になっていた魚屋さんです。
  

店主 「 前は、この時期を楽しみに、真鯛の真子を頼まれていたのに、
      最近では、そんな客はなくなり、今やサービス品で付けてやるあり様。 」 
嘆きのコメントに、ヒゲも淋しくなっていまいました。
いやはや、世の中が変わってしまったのですね。

そして、白子の天ぷらが幅を利かせる現在。
オシャレな居酒屋で、ヒゲ夫婦も時々頼むメニューです。
が、時折、カァちゃんが首をひねる物に遭遇します。
否、鼻をひねる物にか? (笑)
明らかに “ 鮮度落ち ” の白子を、しかも天ぷらにするから、
臭いがこもっているのです。
更に、定石通りに 「 塩でどうぞ 」 と言うものだから、臭いのが増幅される。 
せめて、濃口の天だしとか、ポン酢でごまかす手を考えれば、まだしも ・・・ 。
           

白子類は、サニーブラウン並みに “ 足が早い ” のです。 9秒99!
足が早いと言うのは、 “ 痛みやすい(腐りやすい) ” の業界隠語です。
だから、油断大敵ですが、じゃあーどうしよう?
固定化したメニュー(天ぷら)では、融通が効きません。

ヒゲが勧めるのが、真子と同じ酒八方煮です。
真子の場合は、ひと口大にカットして炊きました。
            
白子の場合は、先ず、丸のままの白子を、霜降りします。
表面の臭いの素を落とすのです。
その後、丸のままの白子を、酒八方煮します。
使う時に、適宜カットしましょう。
個人的には、木の芽が欲しいところ。
              
             ≪ これはカットしてから炊いた物 ≫
鯛の白子だけではなく、鱈や鮭なんかの白子に応用しても良いでしょう。
生の天ぷらみたいな、とろーり感はなくなりますが、
保存の為の、次善策として有力かも。

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