田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

バッテン、ちーっと違うような?

2019-05-11 18:30:04 | 2人3脚チンタラ道中
大河ドラマ 『 いだてん 』 は、視聴率で苦戦の様子。
まぁ、戦国時代の有名な武将達が登場して、大合戦の斬った張ったを期待する
年輩の視聴者が多いテレビ界。
そんな世代のお茶の間族に、ヒゲは言いたい。
「 骨砕け血しぶき飛ぶシーンばかりが大河じゃあないよ! 」 (笑)
知らない時代の知らない地域の背景や風俗。
 「 アッ、これが石橋か! 川岸の船着き場の光景のようだなぁ~ 」
      
          

まるで異国(!)に来た感覚を味わう様な、土地の言葉。
嬉しいじゃありませんか!
知らないものに出会うワクワク感! 懐かしいものに出会えたホッコリ感!
日本人のTV鑑賞も、そろそろ、凝り固まった概念から卒業してもよいのでは?
なんて想いながら、『いだてん』で、熊本の昔を興味深く見よるヒゲ。
     
          

ばってん、ちーっとオカシかところんあっとたいなぁ~。
こぎゃん所で、“ バッテン ” ば使うとだろか?
熊本方言の監修者はおらすごたるバッテン、違和感があっとタイ。
主人公の金栗 四三のセリフに、やたらと “ バッテン ” が出ち来るとがおかしか。
オラー、熊本弁の達人(?)ばってん、こぎゃーん何遍も “バッテン” て言わんバイ。

先日のドラマで、新妻・綾瀬はるかが、東京の四三を訪ねた時のシーン。
熊本土産の 『 いきなり団子 』 が、ちゃぶ台に広げられました。
唐芋(さつま芋)を厚めの輪切りにして、捏ねた小麦粉で包んで蒸したものです。
今は、“ いきなりだんご ” と言って、あんこ等も一緒に包んでありますが、
以前は芋だけでした。
“ 巻きだご ” とも言ってましたし、熊本ン田舎の小昼(コビル~三時のオヤツ)に
よく使われていました。
       

1970年代の国鉄。
ヒゲが、熊本から京都に行く時は、寝台急行 『 天草 』 でした。
13時間も座席に座っての行程は、ずいぶんとハードなものでした。
熊本から東京に行く時は、寝台急行 『 みずほ 』  が多かったようです。
所要時間は、多分25時間ぐらい。 ウンザリする程の長時間です。

それより50年ほど前、もちろん新幹線も無か時代ですよ。
新妻・スヤが、玉名でいきなり団子を蒸しあげ梱包して、人力車(?)で出発します。
熊本駅にたどり着いて、いざ東京を目指します。
二日がかりで東京駅に着いた後、四三の下宿へはどうやって行ったんでしょう?
やっとこさ到着して、土産のいきなり団子を披露するのがドラマの筋書き。
そっで、たいぎゃぁーな心配するヒゲです。
その団子(ダゴ)に、カビどま生えちゃおらんだったろか?  (笑)

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