田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

藤井君へのジェラシー

2017-09-09 18:20:00 | ヒゲの盤上の世界
この歳になれば、もう大して羨むこと等ないハズです。
それでも、昔と比較すると、無性に腹が立つこともあります。
これは、ヒゲの嫉妬心の実話物語です? (笑)
              
現在の藤井四段を中心とした、将棋ブームに関してです。
先日の、連勝記録更新なるか(?)の対局。
大勢の報道陣・カメラマンの数々!
将棋のイロハも知らないような“にわか記者”までもがなだれ込む。
まさに、混乱のるつぼ(!)と云う語彙が似合う。
これを、藤井フィーバーと言うのか?
     
振り返って、ヒゲが将棋の勉強をしていた昭和40年代!
タイトル戦でのマスコミ対応 ・・・ 対局者が初手を2〜3度繰り返し指して、
ソレを関係数社が申し訳程度に写真撮ると云うセレモニーでした。
それではあんまりと、連盟が思ったのか?
少し経て、好事家のファンサービスとばかりに、対局室に入れて観戦する機会を設けたのでした。
が、対局者は一手も指す事もなく、観戦時間は終了した事も。 
あーあ~ 
観戦とかサービスとかは、文字通り名ばかりの世界に終わりました。
        
将棋指しは、畏怖の念はもたれたが、決して面白く興味を持たれる事とは縁がなかった。
連勝記録だって、昭和の神谷五段が達成した時でさえも、記録には在っても
記憶には余り残ってないぐらいのニュース。
つまり、将棋クイズのネタ的な話題にしかならなかった。
まあ、当時は、すべからくそんなモンだったような。
        
           ≪ 28連勝達成時の写真・対局者は米長九段 ≫
          
                ≪ ささやかな達成祝い ≫

中央でもそうでしたが、熊本での将棋の地位なんて酷いモンでした。
特に、囲碁と比較しては、ヤクザ者と銀行員ぐらいの格差がありました。
熊本での将棋を指す環境といったら、そう ・・・ “鉄火場”をイメージして貰うと解りやすい。
将棋会所は、閉め切った喫煙所並みにモウモウとしている。
盤横のアルミ製の灰皿には、吸い殻が今にもこぼれ落ちンと。
とても、女性や小学生が、入れる雰囲気ではありませんでした。
将棋道場では、一升瓶と湯呑が転がり、時折、札が盤上を行き交う。
そんな時代、熊本での高校生ヒゲは、決して「将棋が趣味です。」なんて言い出せませんでした。
まるで、チンピラ者か詐欺師か?と、思われるのがイヤだからです。
今は、女性でも「将棋が趣味です!」と堂々と言える雰囲気に、ジェラシーのヒゲです。
                          
                                    ~~~ つづく ~~~ 
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