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「自民党政治を終わらせよう」――13回目のオール埼玉総行動に6500人

2024年06月03日 | 国際・政治
■6500人が「9条こわすな!戦争させない!」と決起

6月2日(日)午前10時より北浦和公園にて、集団的自衛権行使容認「閣議決定」撤回を、9条こわすな戦争させない!立憲主義を取り戻す「第13回 2024年6・2オール埼玉総行動」が開かれ、6500人(主催者発表)が参加しました。


▲15区市民の会、立憲野党の共闘を進める戸田市民の会の旗を掲げて


集会では、小出重義実行委員長が「私たちの子や孫、若者たちに平和を引き継ぐため、みんなが力を合わせて頑張ろう」と主催者を代表してあいさつ、オール埼玉の特筆すべきこととして連合埼玉と埼労連の2つの労働組合ナショナルセンターと埼玉弁護士会が後援団体となっていますが、その3者代表があいさつしました。


■清水雅彦さん(日本体育大学教授)がゲストスピーチ

今集会ではゲストスピーカーとして日本体育大学教授の清水雅彦さんがスピーチ。「総選挙で、統一協会と裏金まみれの自民党を減らさなければならない。日本維新の会も減らさなければ憲法審査会で野党第一党になって改憲がされてしまう。埼玉、全国で労組と市民と野党の共闘を強め、政権交代をめざそう」と呼び掛けました。


■立憲野党の代表が連帯のあいさつ

政党あいさつとして、立憲民主党(小宮山泰子衆院議員)、日本共産党(塩川鉄也衆院議員)、社会民主党(佐藤征治郎さいたま市議)、新社会党(村田文一埼玉県本部委員長)があいさつしました。

集会は、教員、医療や介護従事者、学生など青年によるリレーアピールも行われ、最後に「アピール」(下記)を読み上げ、拍手で採択し、浦和駅までパレードしました。



▲「9条こわすな」「戦争させない」のプラカードを掲げて


■パレード前に会場で、15区市民の会が小集会

パレードに出発する前の時間を使って、15区市民の会(さいたま市桜区・南区、蕨市、戸田市)は会場で小集会を開き、代表して「立憲野党の共闘を進める戸田の会」の共同代表・花井正幸さんが、都知事選で立憲民主党の蓮舫参院議員が立候補を表明し、宇都宮健児さんや前川喜平さんら市民と野党の候補者選定委員会が擁立を決定したことに触れ、埼玉でも市民と野党の共同・共闘を進める運動を進めようと訴えました。ここでも15区の立憲民主党と日本共産党の代表が挨拶しました。



▲集会後、パレードの前に会場で開いた15区市民の会の小集会


※「6・2オール埼玉総行動」で採択された「アピール」を下記に掲載します。

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<立憲主義を取り戻す!戦争させない!9条こわすな! 6・2オール埼玉総行動アピール>

 本日、私たちは、県民の平和への願いを結集し、埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連の後援を得て、北浦和公園にて13回目の「埼玉総行動」を開催し、戦争準備ではなく、平和への道を歩み続ける決意を固め合いました。

 10年前の2014年7月、当時の安倍政権が、国民の意見を聞くこともなく、それまでの憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行いました。2015年9月には、国民の大きな反対の声が広がるなかで、日本の自衛隊がアメリカとともに軍事行動ができるようにするという、憲法違反の安保法制が成立しました。この閣議決定の撤回と安保法制廃止を求めて私たちは10年間たたかい続けてきました。そして2022年12月、政府は「国家安全保障戦略」などの安保関連3文書を閣議決定し、5年間で43兆円もの軍事費の確保、沖縄でのミサイル基地の整備など、「戦争をする国」への準備が具体的に進められ、9条をはじめとした日本国憲法の平和主義との矛盾をいっそう深めています。いま、国民的な怒りが集中している裏金事件の当事者たちは、こうした動きの推進役でもありました。

 いま、異常な物価上昇のもとで、実質賃金は低下し続け、暮らしの困難が広がっています。それでも、政府は医療や介護、福祉の予算を削りながら、軍事費の増大を聖域化し、戦争国家づくりを進めています。国民一人ひとりの暮らしを支えることを忘れて、戦争への道を突き進むことに未来はありません。

 憲法13条は「すべて国民は個人として尊重され、生命、自由、幸福追求に対する国民の権利」は「国政において最大の尊重を必要とする」とし、25条で生存権を保障し、9条で戦争を放棄しています。私たちは、ウクライナ、ガザの悲劇を対岸の火事とせず、平和国家としての歩みをすすめ、国際的な役割を果たしていくことこそ、希望ある未来への道と確信します。

 憲法前文に「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」とあります。あらためて、この不戦への決意を確認し合い、「9条こわすな」「戦争させない」「立憲主義を取り戻そう」との声を広げ、平和への未来を切りひらいていきましょう。

2024年6月2日
立憲主義を取り戻す!戦争させない!9条こわすな!        
6・2オール埼玉総行動参加者一同

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※パレスチナに平和を!イスラエルはガザへの軍事攻撃を止めろ!
『イスラエルはガザ虐殺をやめろ!6・7イスラエル大使館前行動』


日時:6月7日(金)18:30~19:30
場所:イスラエル大使館前(東京都千代田区二番町3番地)
(有楽町線 麹町駅 6番出口 改札外)
(JR市ヶ谷駅からだと徒歩10分)
#パレスチナに平和を緊急行動
#FreePalestine #CEASEFIRE_NOW
呼びかけ:パレスチナに平和を!緊急行動(総がかり行動、市民アクションも、この行動に参加しています)


※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ!



※平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡・大増税に反対しよう!
■署名用紙は下記「憲法共同センター」ホームページから
https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230123shomei.pdf


※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G



※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を

(9条改憲NO!全国市民アクション)http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名 
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙(プリントしてお使いください)
署名用紙はこちら


2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ!
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に! 
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を


※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール(「とだ九条の会」HPをご覧ください。)に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」HPに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
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