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北朝鮮の核施設が稼働――IAEA報告書

2021年09月01日 | 国際・政治
国際原子力機関(IAEA)はこのほど、北朝鮮の核活動についての報告書をまとめました。2021年8月28日配信「共同通信社」、さらに6月11日配信「中央日報」から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)


※以下、転載はじめ↓


<北が核施設で蒸気プラント稼働――IAEA報告書>

国際原子力機関(IAEA)は(8月)27日、北朝鮮の核活動についての報告書をまとめた。寧辺の核施設で2021年2月中旬から7月初旬まで約5カ月間、蒸気プラントが稼働したと指摘した。これは、原子炉からの放射線を浴びた燃料を再処理するのに必要な期間と一致するという。北朝鮮の核活動は「重大な懸念の材料」であり続けると強調した。

また7月初旬から、冷却水排出を含む、原子炉の稼働と一致する兆候がみられたという。建設中の軽水炉に関しては、建物内での作業が続いているとみられるものの、稼働した兆候は確認されていないとした。


【出典】2021年8月28日配信「共同通信社」

※上記まで、「原発を考える戸田市民の会」ブログと同文


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※なお、2021年6月11日配信「中央日報」の記事ではありますが、北朝鮮が核兵器のための物質の生産を継続しているとの記事がありましたので、掲載させていただき、紹介します。(サイト管理者)


<米高官「北朝鮮は核兵器物質の生産を継続…米韓日が協力すべき」>

米国防総省の高官が中国と北朝鮮の脅威に対応するための韓日米の協力を改めて強調した。

メリッサ・ダルトン国防次官補代行(戦略・企画・力量担当)は米下院軍事委員会の公聴会(現地時間10日)の書面答弁で、「アジアで韓国・日本との関係は地域の安全保障と安定に重要であり、北朝鮮と中国の脅威に対して重要な抑止力を提供する」とし、このように明らかにした。

続いて「米国は韓国・日本と長く拡大抑止の対話をしてきた」とし「域内抑止力の原則とさらに広範囲な脅威に対する共同の観点のために努力している」と述べた。

強まる北朝鮮の核の脅威にも懸念を表した。ダルトン代行は「北朝鮮は武器用の核分裂物質をずっと生産している」とし「北朝鮮の持続的な核兵器開発と配備は周辺国と米国に脅威となっている」と評価した。

また「北朝鮮の核能力は私たち同盟にとって重大であり、ますます強まっている」とし「北朝鮮が実験した大陸間弾道ミサイル(ICBM)は米本土のどこでも打撃できるよう設計された」と強調した。

一方、前日(9日)の公聴会に証人として出席したグ米北方軍のグレン・バンハーク司令官は「北朝鮮のミサイルの力量は進化を続けている」とし「Left of Launch」戦略の重要性に言及した。この戦略は北朝鮮の核・ミサイル戦力を事前に無力化する概念で、サイバー戦・電子戦を通じた事前発射遮断だけでなく、オバマ政権末期に検討した先制打撃までも含む。

これに先立ちジョン・ハイテン統合参謀本部副議長も2月、米戦略国際問題研究所(CSIS)主催のテレビ会議でこうした議論を触発した。当時、ハイテン副議長は「迎撃に焦点を合わせた従来の防御戦略は(THAAD・パトリオットなど)迎撃体系の数量を考慮すると限界があるのは明らか」とし「ミサイルが発射される前に遮断するLeft of Launchに焦点を合わせた総合的な防御戦略を推進する必要がある」と述べた。

このように米軍関係者が「Left of Launch」戦略に繰り返し言及していることについて、専門家の間ではバイデン大統領の段階的な北朝鮮接近方式と関係があるという分析が出ている。北朝鮮との「外交的対話」が失敗する場合に対応したいくつかの可能性を念頭に置いているという解釈だ。


【出典】2021年6月11日配信「中央日報」


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