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「浜岡原発の永久停止・ 廃炉を求める静岡県大集会」(ひまわり集会)開かれる

2011年07月26日 | 国際・政治

20110723shizuoka 浜岡原発廃炉の一点で力を合わせようと7月23日、「浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会(ひまわり集会)」が静岡市の駿府公園で約5000人の参加で開かれました。

集会には、来賓として三上元・湖西市長が参加したほか、清水泰・焼津市長がメッセージを寄せ、若林洋平・御殿場市長、大橋俊二・裾野市長、杉山羌央・伊豆市議会議長、勝又嶋夫・御殿場市議会議長など自治体関係者の賛同が相次ぎました。

6人の集会よびかけ人を代表して林克・静岡県労働組合評議会議長が「福島原発の悲惨な事故は人ごとではない。浜岡原発で事故が起きれば、静岡はもとより首都圏にも被害が及ぶ。集会を成功させ、原発廃炉に向けた太く強い世論をつくろう」と訴えました。

来賓あいさつした日本共産党の志位和夫委員長は、浜岡原発について、「三つの大問題」を指摘。
(1)想定される東海地震の震源域の真上にあること、
(2)「想定地震はマグニチュード(M)8・4」は成り立たなくなったこと、
(3)浜岡原発は出力日本一の超巨大原発であること、
―の3点。志位氏は「原発を造ったこと自体が間違いだった。原発ゼロの声を静岡から世界へ広げよう」と呼びかけました。

三上湖西市長は「世論が二つに分かれたときが、政治家の出番です。浜岡原発は直下型地震の襲う所にある。廃炉にしろと声を大にして叫びましょう」と力強く訴え、福島県農民連の根本敬事務局長は原発被害の恐ろしさを生々しく伝え、決意表明。青年、女性、医師、農民ら6人がリレートーク後、
(1)浜岡原発廃炉を求める「会」を無数につくること、
(2)署名を広げること、
―などを確認した集会宣言を採択し、3コースに分かれて静岡市内をパレードしました。

<共産党の「原発撤退提言」をめぐる各界懇談会を実施>

また、同日、日本共産党の志位和夫委員長は同党の“原発撤退提言”-「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を」をめぐる各界懇談会を実施。
その中で、志位氏は「提言」をつくるにあたり、福島原発事故から次の3つの教訓を引き出したと説明しました。
(1)世界でも異常な「安全神話」を今度こそ根絶する必要があること、
(2)「死の灰」を生む原発は社会的に許容されない技術であること、
(3)原発撤退のたたかいは日本の社会のあり方を変えるたたかいであること、
の3点です。
そして、志位氏は、原発を推進してきた財界中心の「原発利益共同体」を告発し、この勢力の抵抗を打ち破って、「原発ゼロの日本」への道を開こうと呼びかけ、原発の燃料・技術がアメリカ頼みである実態を語り、エネルギーの対米従属を打破していくことの重要性を強調しました。

【出典参考】2011年7月24日付け)「しんぶん赤旗」

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