天然酵母パン ざぱん

『 the pan 』という名前は・・シンプルな素材選びから

胚芽くるみというパン

2016-02-16 | 素材のはなし

ざぱんの「胚芽くるみ」パンに使っているオーガニックのくるみ。パン屋さんでは一日のパンを焼き上げた後、オーブンの予熱でくるみをローストすると聞いたことがあります。私は、140℃で20分オーブンでロースト。くるみが冷めたら一度お湯に漬けて・・・くるみの真ん中あたりにある渋皮の色の濃い部分を取り除きます。そこに少しエグミを感じるような気がしてます。(個人的?笑)また、くるみの生長の環境によって時々できるという、フチにできた渋皮の固まり部分もここでチェックして・・・あった場合は除きます。くるみの美味しいパンが焼けるように・・・試行錯誤の前処理です。

素材ひとつひとつ、自分で選んでパンを焼いてきましたが、その意思とは関係なく、変更を余儀なくされるものもあります。自然の恵みですから仕方ない。入手可能な素材から選択していくしか方法はありません。「小麦胚芽」もそのひとつでした。何度と変更しました。納得のいく「胚芽くるみ」パンを目指して!以前そんな相談したら、美味しい小麦胚芽をかぎろひさんに見つけていただきました。日本胚芽本舗さんのローストされた小麦胚芽。このままでも十分、甘味・香味があって美味しい胚芽です。小麦の発芽する部分が胚芽ですから、小麦の生命力に必要な栄養が豊富です。安心して使っていける素材です。


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