結局のところ、ロレックスの白文字盤人気は3~5年は続くだろう。
手巻きのデイトナもシルバー、黒、時代によって人気が変わってきた経緯がある。
思うに…
若い人、初心者は傾向として、黒、を選ぶ。
中堅者は、迷って二本買う。
エキスパートはどれも所持せず、所有した過去の郷愁に浸る。
といった感じだろう。
私がそうだ。
ステンレススチールはパテックにしてもアンティークにしても、10年前からコレクションの数には入れていない。
なぜか。
ロレックス貯金なんて、セコイことは考えてはいないが、
金無垢、キラキラ、ビカビカロレックスが好きな私にとって、
ステンレスのスポロレをそれらの購入のプレミアム支援金となりうる大切なモノ、として利用しているに過ぎない。
メーカーにとって、結局還元されているので、消費者、販売店、メーカーの三方よし(「買い手よし、売り手よし、世間よし」)、
の考え方にも当てはまる。
ただ、転売品購入者は、高額でも、価格に納得して意識して買っているので世間よし、ともいえる。
私にとってステンレスのデイトナやコンビを買ったからと言って、プラチナや無垢のデイトナを売らない、とはならない。
一番の心配は、アフターコロナ後の中国人のロレ漁り、だが、心配ご無用。
中国政府は海外持ち込み品の国内転売の禁止を強化しているので、そういう類の金を日本に落とすことは少ないだろう。
中国人は積極的なコレクションとしてロレックスを買っているのではなくて、地元で転売の利ザヤをその目的として
日本へ来ているのだから、そこんところ間違ってはいけない。
報道で、米国富裕層は見合った納税をしていないと記事にあるが、合法的な節税なんだろうけれど、はたして、
日本の確定申告のように馬鹿みたいに律義に申請して、何割も支払う土壌を自ら行っている国民性ではない
米国人を、日本人は、政治に見向きもしなくても、政治からは逃れられないことを考えれば、もっと積極的に行政に対して
面倒な課題をアタックし続ける姿勢は米国人を見習うべきだろう。
郷里の友人曰く、確定申告をなぜしなければいけないのか、を中学生の頃教わったけれども、税務署や国税のセコイ徴収方法や
えげつない延滞金の取り立てを知って以来、徹底的な節税を心掛けている。そうだ。
そういう資産家は大変そうだ。
確かに、いまや、相続税は基礎控除3000万円、600万円×相続人、で構成される。
すると都内で亡くなるたびに、連日、がっぽり国に入る。
かつての相続税からハードルを低くしたことは、日本経済が破綻している証拠だ。
もはや余裕がないのだ。
日本の国庫はスッカラカンのキリキリで、幕末の江戸幕府の財政状況に似ていると言える。
日本人は元来バサラなのだから、こんな官僚が中小企業の社長よりも多額の所得を無理やり維持している国は
見捨ててシンガポールや台湾に移住し流出していることは至極納得するところだ。
これが、不必要な箱モノを作り建築関係の会社や政府系〇〇会社などや外国の支援金に入る。
まるで、無限のはらぺこ青虫のごとく。
使途は、ハッキリ、くっきり、公平に配布してこそ、累進課税の意味がある。
それにしても、この116400、白はランダム極上白タグ付きはあっという間にこの一年間で85万円→140万円近くまで
急上昇した。
日本が買い負けているというのではない、海外所得が上がって、日本が沈没しているのだ。
人気だけではない。
日本が相対的な沈没経済なのだ。
こんな国にだれがしたのか。
我々だ。
豊かになればなるほどハングリーさは失われる。
今の中国社会も、出産3人まで認めてきているのはこんな状況だからだろう。
確かに、トロピカルマンゴーは221470のエクスプローラーⅠよりもかなり生産本数は少ない。とすれば、
ランダム白タグ付きの極上116400は3年以内に1年前のジュビリーペプシと肩を並べる試算をしているが、
どうだろうか。