先週予告しましたように、美容皮膚科の予約は本日よりネットでも可能になりました。
携帯からでもスマートフォンからでも、コンピューターからでも、
そして今まで通り電話での予約も可能です。
再診の方には使い方を直接お教えしだしました。
初診の方はどの施術を受ければいいのか難しいでしょうから、電話での予約で構いません。
月曜日は祝日が多いので、2週間跳んでしまいました。
最近日経の記事を読んでいて、トイレの話が有りました。
イスラエルの研究者によると、和式トイレで排便をした場合に比べて、
様式トイレでは2倍以上もトイレに時間を費やすそうです。
それだけヤンキー座りでは楽に用を足せるとも言えます。
しかも痔で悩む人はたいてい様式トイレを使用する人だそうですよ。
もちろん長くいきむからです。
それではトイレとウォーターベッドの関係は?
普通の病院では分娩台という椅子のようなベッドで産みます。
たいてい膝の下を支えるような補助脚がついています。
でもメーカーに注文すれば、膝の下でなく、足の裏で踏ん張る型の補助具も有るのです。
私は兵庫県立塚口病院に勤務した時に、これに変えてしまいました。
それはこの方が産婦さんが踏ん張りやすいと考えたからです。
これを思いついたのは、「分娩体位考」という本が当時日本でも刊行されたからです。
これには世界中の長いお産の歴史が載っています。とくにお産をどんな体位でするかという。
日本の項では、やはりしゃがんで産んでいたのですよ。和式トイレのポーズですね。
江戸時代はお布団で仰向けになって産むことが多くなっていったようです。
これはやはり介助する人が介助しやすいようにだったのでしょうね。
ちなみに産婆さんは明治以降女性のイメージが強いでしょうが、主に男性の職業でした。
ところでタマル産では世界で唯一、ウォーターベッドでお産をしています。
これにはもちろん理由が有るのです。
フランスのミシェル・オダーンという先生が、「バースリボーン」という著書で、
水中出産の体験を描かれているのです。これが世界のお産に衝撃を与えたのです。
だってお産は帝王切開で計画通りに産むのが主流となるところだったからです。
もしバースリボーンという本が無ければ、今頃女性は産むことを忘れていたかもしれません。
私もこれに触発されて、フランスからウォーターバース用のプールを導入したのです。
もちろんこれはタマル産が日本で初めてです。
それまでにも普通のお風呂などを使用した例は有りましたが。
でもちょっと水中出産はメリットは有ったのですが、介助する方に苦労が有りました。
これでは世界にすべての妊婦さんに普及することは困難かな、と感じたのです。
同時進行的に、水の浮力を利用するウォーターベッドを思いついたのです。
これを現在まで14年続けています。
このウォーターベッドはソフロロジー式分娩教育と併用することによって、
陣痛を楽に乗り越えさせようとする方法なのです。
ただしお産の時はむしろ洋式トイレみたいなものですね。
あまりいきまないように、時間をかけて産みます。
そうは言っても、初めての出産ではいきむ必要が有るとお思いでしょう。
それでも疲れれば、そのまま寝て休むこともできるので、
陣痛に体力を消耗しなくて済むようになっているのですよ。
中には赤ちゃんが大きすぎたりして難産の方も居られるで、
赤ちゃんを産む時だけは、普通の病院のように分娩台に登っていただくこともあります。
分娩台にもメリットが有って、最後のいきむ時だけはいきみやすいということです。
ですがこの場合も胎児に心音の低下がなければ、ウォーターベッドの上で、
しゃがんで産むという方法も有ります。
最後に洋式トイレとの比較で言えば、
まあ1人、2人のことではウォーターベッドが気持ちよすぎて、
痔になるなんてことは有りませんから心配ご無用。
それは長年の習慣で、ということだからです。
よくニュースなんかで、トイレで産み落とした、などと書かれますが、
こんな産婦さんこそ、ウォータベッドで横になって産めれば、さぞ楽なことでしょう。
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言葉には不思議な力があります。
愛と思いやりをもって語れば
人を励まし勇気づけることができます。
妬みや嫉妬の思いで語れば
その言葉は
人を傷つける凶器にもなります。
私が語る言葉が
神様を喜ばせ
多くの人々を力づけるものであるか
いつも反省しなければなりません。
レバレンド・ムーン