フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

泣くこと

2013-04-30 18:30:57 | Weblog
「健康とは大きな声で泣くことと見つけたり」昨日、東京の台東区、浅草寺で赤ちゃんの「泣き相撲」が行われ土俵上で泣き声の大きさを競いました。幼児の健康な成長を祈るイベントです。そのニュースの映像を見ていて、あれほどの泣き喚く経験は、もう何十年もしていないなあと思ったものです(笑)。あれだけ泣けたらかえって気持ちいいでしょうね。
そういえば新しい子供が授かった場合にまず、赤ちゃんの泣き声を確かめて安心しますよね。それ以降の育児の中で、親達は泣くんじゃない、泣くんじゃないとしつけて来ました。不思議ですよね。特に男は人生の中で泣くのは、親が亡くなった時だけだとしつこく言われました。ですから赤ちゃんのようにあんなに泣けたら気持ちいいだろうと思うのです。
まあ最近は多少涙腺が弱くなり、テレビのドラマ等では結構涙がつきものになっています。これなど自室ならともかく映画館等では思わず隠そうとしてしまいます。ちょっと恥ずかしいと感じるのが習性なのですよね。思い切り泣いたら気持ちいいだろうと改めて思いながら。