フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

昭和

2013-04-29 20:54:03 | Weblog
今日は昭和の日です。昨日の放送の「SKE」のコーナーで昭和を語りました。平成生まれの彼女達にとって想像も出来ないことが日常でした。平成では携帯電話をはじめ電話の進歩は著しいものがありますが、昭和の30年代では、各家庭には、電話がある家はそんなに多くありませんでした。しかし気持ちの交流は向こう三軒両隣というくらい濃いものがありました。ですから、隣の家の電話を借りることが多かったのです。極端にいえば、自分の名刺に(呼)と書いて隣の家の電話番号を書き入れることも許されるくらいでした。隣といえば、お風呂の貰い湯さえOKでしたよ。今では考えられませんね。
それから今日の祝日には必ず国旗を出しました。なんと最近は国旗をほとんど出す家はないですね。サッカーのスタンドではあれだけ国旗が揺れるのにこれも七不思議です。そうそう正月の元日には学校へ出校して新年を祝って「紅白まんじゅう」を貰って帰るのです。この風習もなくなりました。
昭和と平成の違いはまだまだありますが、人の絆は正直言って昭和のほうがしっかり結ばれていましたね。