意識希薄

荒れた天気の土曜日です。天気が悪いということは、傘をさすわけですから、交通事故には気をつけなくてはなりません。特にお年寄りは要注意です。こんなデータがあります。それはお年寄りの3分1が横断違反をしているというものです。横断違反には横断歩道を通らずに道路を渡ることや、赤信号になりかかっていても渡ってしまうなどがあります。傘をさしていたら、余計にこうした場合に信号や車が見えにくくなりますから、危険です。運転手が特に気をつける必要があります。
ところでお年寄りの意識の中には、自分の歩く速度が衰えたとは思っていないことがあります。ですから横断歩道を渡る時間がかかりすぎる実感がないのです。このように歳をとって身体の機能の少しずつ衰えていることを実感しないお年寄りは多いですね。ですから、どうしてもお年寄りの事故がいろんなところで多くなります。自分が歳をとったことを認めないのがお年寄りの習性です。この自覚があれば何かと事故が減るのでしょうがね。
ただ余り自分が年寄りだと思うとかえって老け込むので難しいもんです（笑）。