フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

金字塔

2013-04-19 12:21:13 | Weblog
中日の岩瀬投手が350セーブを記録してまさに、金字塔を打ち立てました。前日にもチャンスがあったのですが、同点に追いつかれて昨日になりました。インタビューするアナウンサーが前人未踏の大記録と連呼していましたが、この数字はものすごい数字ですね。勝利数も50を超えていますから、トータルすると中日の400勝以上に貢献しています。抑えに転向する前はセットアッパーとして活躍していましたから、登板数も800試合を超えています。この数字こそ偉大ですね。まだまだ岩瀬投手には記録を伸ばして、大魔神の佐々木投手の日米通算の記録を抜いて欲しいものです。
ところでこの金字塔という意味は四角錐状のピラミッドの事を言い、そこから後世まで長く残る優れた業績を言うようになりました。つまり、金の字の形をしたピラミッドのように雄大かつ揺るぎもしない業績の代名詞となったのです。こちらは字の形ですが、金そのものも、業績を讃える意味でオリンピックの金メダルとして使われるようになりました。そういえば、5月5日に授与される長嶋、松井両氏への国民栄誉賞の副賞は金のバットだそうですね。