時差

先月の31日にイギリスやフランスなどのほとんどのヨーロッパ諸国が夏時間になりました。10月27日までですが、これで日本との時差が1時間縮まったわけです。夏時間になると日本との時差はイギリスが8時間、フランスやドイツなどが7時間になります。クイズ番組に出そうですね（笑）。
さて今日のようにちょっと肌寒い北風が吹くと夏時間と言われてもピンときませんね。あらゆる情報手段が発達、普及して世界は近くなりました。しかし自然と言いますか、気候の差だけは、どうしても埋めることができません。それだけに自然の中で生まれた考え方は、国によって必然的に違って来ます。それをお互いに理解して付き合わないと、国同士の話し合いは上手くいかないことが多くなります。安倍総理が宣言した、ＴＴＰ交渉の参加問題もこうしたそれぞれの国が持つ背景を理解していないと単にぶつかり合うだけの交渉になってしまいます。
グローバル意識はこんなところが一番大切なところです。相手を思いやるというのは、政治的分野でも、一般社会でも同じですよ。