フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

ひまわり

2012-01-17 23:25:34 | Weblog
17年前の今日、阪神淡路大震災が起きました。誰もが忘れられない一日です。この日になると、ひまわりを思い出します。それは「はるかのひまわり」といって、小学生6年生だったはるかちゃんという女の子が地震で亡くなりましたが、その家の跡地から、その年の夏にひまわりが咲きました。以来種を絶やさず毎年、花を咲かせているのです。その種は東日本で被災した人にも届けられ、ひまわりが復興のシンボルとなっています。
ひまわりの花は決して可憐な花ではなく、元気一杯の姿を感じさせますね。平時にはあまり人気が無いかも知れませんが、不安感のある現在では、前に進むのにピッタリの花ですね。
前に進むといえば、昨日インタビューした小金沢昇司さんの子育て論をご紹介しましょう。それは「三日坊主でいい」です。二人の男の子にいつも言っている言葉です。普通、三日坊主は余り良くないと思うのですが、この言葉は何でもチャレンジして、三日坊主でもいいから、自分にフィットするものを見つけてほしいとの意味です。三日坊主で止めてしまうのでなくて、また次に向かう積極性を持てということですね。自分の天職を太陽に例えれば、ひまわりはいつも太陽に向いていますから、まさにひまわりになれといっているのです。