フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

金の切れ目が…

2012-01-07 23:53:30 | Weblog
どこの国も婚活は大変のようです。中国の恋愛はスタート時点でお金が基準になるようです。というのもこんなデータが発表されたのです。独身の中国人女性の8割が月収が4000元、日本円で5万円以上の男性とでないと恋愛出来ないと考えているというものです。ところが中国の一昨年の平均月収は3000元ですから、こりゃあ大変となるわけですね。中国政府の関連団体の調査ですから、本物のデータです。さらに7割の女性が結婚相手に持ち家を求めているのですから、データの分析も「中国の独身男性は結婚や恋愛に非常にお金がかかる」となっているのです。
また、中国ではスピード結婚も多いのですがスピード離婚も増えているそうです。月収4000元以上だから逃がさないで早めに結婚したのはいいけれど、後で性格が合わないなどの点がわかるのかも知れませんね。お金から恋愛にという方程式では、当然でしょう。
また、結婚をためらう理由として「離婚率が高い」とか「束縛されたくない」が回答されたそうですが、日本でも離婚については、大袈裟に考えなくなりましたが、それでも家族の絆の大切さが見直されています。儒教の大元の中国がと不思議な気さえします。