フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

同じを探す

2012-01-09 22:56:01 | Weblog
俳優の二谷英明さんが81才で亡くなられたと報道されました。私の好きな石原裕次郎さんとの共演が多かったせいか大変身近に感じる俳優さんでした。より身近に感じたのは他にも理由があります。それは同志社大学の先輩でもあり、また俳優になる前はアナウンサーでいらっしゃった経歴があるからです。
我々は新しい出会いがあるとき、一気に親近感を持つのは、何かが同じであることがわかった時です。干支であったり血液型だったり出身県や故郷はもちろん、とくに学校が一緒と聞くとぐーんと距離が近くなりますね。不思議なものです。もうひとつ共通の知人がいれば盛り上がりは凄くなります。
したがって初対面後の会話はそうした共通点をまず探しますね。そこで一つでも見付かればそこから話を拡げてゆきます。ですから名刺交換したあとには、その名刺にその人の情報をどれだけ書き込むことが出来るかで繋がりが濃くなっていくのです。
ただここで考えておかなくてはいけないのは、同じで知りあった後は違いを大切にする気持ちを持たなくてはいけません。その違いが自分の幅を拡げてくれます。今年も沢山の人と出会いたいですね。