フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

だるま

2012-01-06 22:24:40 | Weblog
今日は群馬県の高崎だるま市です。かつては正月用品の一つとして必ずだるまを用意しましたが、今年は昨年のだるまが幅をきかせています(笑)。
だるまは七転び八起きからでしょうか、縁起だるまとして人気ですが、元々は禅宗開祖の達磨禅師の座禅姿を模したものです。よく「だるまさんのように手も足もでない」と言いますが手足は衣の下に隠しているのです。手も足もでないのではなく、災難や失敗に手を出さず、損失に足を出さない意味があるそうです。
ああした姿になっているのはルーツが起き上がり小法師だからだそうです。心願成就をはじめ様々な願いをだるまさんに托すのです。まず片目を入れて願い、成就すればもうひとつの目をいれて寺社に奉納するのです。しかし私はまだ両目を入れて奉納した経験がありません。なにも成就していないか、願い事が多過ぎるからではないでしょうかね(笑)。願い事を一点に絞った方がいいのでしょうね。しかし絞るとなるとさあ大変です。むしろこちらで手も足も出なくなっちゃうのです。