フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

外国人の身体のバネ

2012-01-08 19:31:39 | Weblog
今日から今年の大相撲が始まりました。今年こそ日本人力士の優勝が見られるでしょうか?昨日のニュースで東京両国の国技館の優勝額で日本人力士の優勝額が消えてしまったそうですが、2006年の初場所優勝の栃東以来優勝が無いのですね。そういえば、朝青龍と白鵬の間に入った優勝力士はやはり外国人力士だったのでしょう。
元々国技だといっていた相撲界に外国人が入門してきたのはあの高見山が有名なところで最初だったでしょう。当時は健闘するも優勝まではという時代を経て徐々に外国人が実力を発揮して現状を迎えてしまいました。この現実を見るとやはり身体の根本的な違いだと思えて来ます。その代表はやはり外国人のバネの凄さでしょう。相撲だけではなく、あらゆるスポーツで基礎的な体力の違いを見せつけられています。とくに陸上のバネによる瞬発力は真似をしようとしても出来るわけはありませんね。
こうした体力的なハンディキャップを埋めるには、どうしても稽古しかありません。よく記者の取材による発言に「一番強い人が一番練習する」がありますが、この言葉を聞くにつれ残念に思えて仕方ありません。
さあ、稽古を積んで日本人力士の優勝を!相撲界全体がそう思ってほしいです。あっ!白鵬が嫌いということでは無いですよ。