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趣味の話など

新津鉄道資料館

2019-12-29 | 一寸お出かけ
劇伴を中心とした作曲家・吉俣良のコンサートが新潟で行われ、そのついで
に新津鉄道資料館に寄ってきました。
学校のような建物ですが、まさに「新潟鉄道学園」跡を旧新津市が買収し
転用したものです。



エントランス近くにあった昔の自動券売機。
すっかり忘れていましたが、そうそうこんな形でした。使えるのは硬貨だけ
で、最大640円の区間まで。子供用切符のボタンには蓋がついているのが、
今にして見れば不思議です。さらに、今や券売機の分かりにくい片隅に追い
やられた入場券の専用券売機があったり、初乗り運賃が今とほぼ変わらぬ
140円(現在は特定区間外で150円。今回初めて消費税による初乗り運賃改定)
であるなど感慨深いものもあります。



室内の展示。
車両用の部品や信号設備、個人の鉄道関連収集物などの展示が系統だてて
ありました。写真の主機関や主電動機は、いずれも国鉄時代の標準形式
だったものです。



シミュレータまでありました。201系時代の中央線です。
一駅毎に交代という注意書きもありましたが、タイミングを見計らって
順番待ちもすることもなく、何駅か運転することができました。



上階には鉄道模型のジオラマがありましたが、残念ながら走行はして
いませんでした。
エントランスにも、演出用なのか鉄道模型が敷かれていて、こちらは
常時走り回っていました。115系は新潟色ですね。



資料館に隣接して屋外には、200系新幹線とC57が展示されていました。
新潟ゆかりの車両です。



離れには後で増設されたのか、さらに大きな屋根付きの車両展示場が
ありました。



最近引退したばかりの新潟ゆかりの車両が、いくつか展示されています。



個人的には特急電車といえばこれ、つい数年前まで現役だった、485系の
展示が感慨深いです。(つい数年前ということではE4系もそうで、115系
に至っては未だ現役です)

アクセスが車以外絶望的なのが難点ですが、「市立」としては異例と思える
保存車両の多さで、一見の価値があります。屋根付きなので、今後も良好な
状態が続くことが期待できます。
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