高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2012/04/29 新入会員歓迎登山 高尾山内

2012-05-01 23:50:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

本日4月29日は、5月6日までの6号路上り一方通行の初日である。ここ最近は週末になると天候が怪しくなるというすっきりしない日が続いていた。このため、快晴の今日は高尾山口駅に電車がつくたびに多くの行楽客がどっと吐き出され、清滝前広場までの通路は溢れんばかりの人出だ。

青空と新緑、桜やスミレをはじめ高尾山の自然が多くの利用者を惹きつけるのだろう。

今日は委員会主催の新会員歓迎登山。16名という多数の参加者があったので複数の班に編成して活動に入る。先ず山頂6号路下山口へ急ぐ先発班、1号路班、琵琶滝道3号路班、6号路班、稲荷山コース班の各班に分かれて山頂を目指した。山頂では既にパークボランティアの皆さんが案内活動に入っていた。急遽パークボランティア会と相談して、サポレン会は昼食後12時30分から次のポイントで案内することとした。1・5号路交点(山頂下トイレ付近)、6号路下山口、富士道と3号路の交点、山頂西石段の手前及びもみじ台下で15時まで案内活動を行った。この間、14時頃はトイレ前の1号路が一時ストップするほどの混雑だった。同様に山頂も立錐の余地がないくらい大勢の人で賑わっていた。15時過ぎには案内を終え3号路~琵琶滝道を経て下山し本日の活動を終了した。みなさん一日大変お疲れさまでした。(HI)

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「日影沢 モニタリング研修」 2012

2012-05-01 23:37:59 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2012/4/23(月)  日影沢モニタリング研修

■目的 : ・植生回復を優先した調査方法の検討  

      ・植物の数量把握方法、データーの整理、発信方法

■日時 :  2012.4.23 13:00~16:00

■場所 :  日影沢植生保護地

■講師 :  首都大学東京大学院理工学研究科 加藤英寿先

        (専門は植物系統学、 伊豆・小笠原諸島の生物多様性に関する研究)

■参加者 : 奥多摩R 4名、奥多摩管理C 1名、 高尾R 3名、高尾SR 7名

1. 都レンジャー モニタリング 実演紹介

  小ぬか雨降る日影沢ではじまりました。

 予め設定してあるコドラートにメッシュ(1m×2m/ 10㎝角 200個)を使用し、

植生の有無の調査や、 土壌硬度を測定。

2.高尾サポートレンジャー モニタリング 実演紹介

 予め設定したコドラート1m角を紐で4等分し、植物名、個体数をカウント。

 左手前は道路の上から観察、話しかけられる加藤先生。

★ それぞれの実演中にコメントがあり、ポイントを列挙してみました。

 <ポイント>

▲調査方法  ・調査目的多すぎないか? 何を見て何を比較する? 的を絞る。

          ・限られた時間内で知りたい事をやる。

          ・メッシュ方式、ベルト方式(ライン上)もある。

          ・一貫した方法で、機械的に誰でもできる方法で、バラツキをすくなくする。

          ・アウトプットをにらんでアプローチするのもひとつの方法。

          ・場所の設定上、道路際は砂利が落ち、結果に影響をきたす。

          踏み跡を作るのが問題。極力入らないで行う方法を考える。   

           ex.  飛び石、 ワラジ履き、人数制限、入場回数の低減、入場ルートを固定

              木道(50㎝高さ)を作るか

▲情報発信方法  ・ホームページも良いが、ニュースレター、印刷物などの残るものにする。

            ・神代植物公園に開設した「植物多様性センター」★ のような所を

             利用しバックアップするのも良い。  (★ 2012.4.28オープン)

   ★今日の研修を踏まえ

    効果性、実現性等 既取得データーとの整合性を考慮し

    今後の調査に生かして行く必要あり。

         中でも、情報発信方法(印刷物など)は収穫でした。

   雨中3時間お疲れさまでした。加藤先生ありがとうございました!。

 保護地にあるこの掲示板---

  

   「踏まれて消えた花」   いつの日か 逢えること願って!!

                     TSR  sige

 

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