麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

仮名手本立体化傳、其乃零

2016年07月02日 | 制作公演関連
遊戯空間(主宰篠本賢一)の
演劇創造の、今では太い柱となった
全段通し『仮名手本忠臣蔵』。
四年前の初演からリーディングで続けて、
浅草木馬亭の風物詩のひとつに迄
成長させて戴いたのはひとえに
お客様から賜ったものだと素直に思う。

毎年欠かさず師走に届けてきて、
歳としての本年はお休みになる、
けれども「二〇一六年度」
で謂うなら、明けて二月、
吉良邸に程近い両国の小屋に
舞台を遷して、容(かたち)も
新たに芝居でこしらえる。

芝居の要素は大いに盛り込んで
これまでも出し物にしてきたが、
満を持して立体化に挑むことになる。

ついてはまず出演者が大幅に増す。
これまで一人が数役を兼ねていたが、
基本一人一役での配役を練っている。

これまで休まず出続けた、
或いは複数回参加した、
さらには昨年初めて縁を得た、
そんな役者たちに加えて
更なる新味を、と動き出していて、
実は月末も、とある老舗劇団の
中堅に声掛けし、演出と会わせた。

まずは話がまとまった。
まだまだ何人か候補を準備している。

制作として配役にも携わるのは
いと楽しいこと。
今日もこれから、今度は
声優畑ながら最近板の上に
俄然興味を示す男を、
これから篠本に紹介する。

さて、いかに。
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