麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

イロイロヅキサル

2008年05月31日 | 東演
 タイトルは漢字で書くと「五色月、去る」。
 で読みが「いろいろづき、さる」です。
 今日で5月もおしまい。

 本日付けでバレーボールの「かおる姫」が引退。
 所属するJTマーヴェラスは、公式HPで「菅山かおる選手が勇退」と載せた。なかなか粋ですナ。それだけの貢献も十二分にしたし。
 解っていたこととはいえ、やはり寂しい
 引退とともにJTも去るので、すわビーチバレー転向、キャスターないしタレントへ…と、早くも去就が注目されているけれど、個人的には全部やればいいと思う。つか、可能でしょ、楽に

 なんか芽吹きの季節なのに、船場吉兆廃業に某アナウンサーの自殺など終焉のニュースが多いのも残念です。

        ※        ※        ※
 と。今日の天気みたいに低気温な話を続けても仕方ない!

 個人的には、今月10本芝居を観て、サーカスやコンサートを含めると13本。二日に一本に近い勢いで「勉強」しました。

 そして東演は、今日から『朗読劇/月光の夏』宮崎公演に向けた稽古を本格始動しております。

 6月7日(土)
 メディキット県民文化センター(宮崎市)16:00開演
 主催は「月光の夏」上演実行委員会(0985-62-0075)

 岸並、古田、能登、南保の4人。ピアノは佐賀から植田伸子さんをお招きします。僕も同行し、10月の第130回公演『空ゆく風のこいのぼり』の作家・藤井貴里彦さんとの打ち合わせも兼ねます。
 あの笑顔との再会は、まだ見ぬ『月光』の観客との出会いと同じくらい楽しみです。
            
        ※        ※        ※

 おっと。ようやく、話が前向きになってきましたネ。  
 そして、男子バレー“運命の”最終予選が開幕です。

 いろいろづきは終わっても、2008年、残り半年も、さらに色々あるんだろうなぁ~。。。 
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そんなことも知らないの?の考察

2008年05月30日 | 東演
「向こう正面に差し掛かったところで早くもトウエンテイオーが仕掛けてね」
「ムコウジョウメン?」
「え~と……競馬がスタートして、ちょうど反対側のストレートのさ、コースのことでね。で、そこで早くもトウエンテイオーが」
「それは馬の名前?」
「え?! そんな名前の日本人いないよね?」
「でもさっき外国の人も乗るって…」
「ああ騎手ね。まぁ、外国人騎手もそりゃいる場合もあるんだけどさ…。とにかく、そのトウエンテイオーってのは、かのサンデーサイレンスの血統で」
「3で3レース?」
「え、サンデーサイレンスも知らないの?」

                 【文中敬称略】

 実は僕自身競馬に明るくないので、電車内で小耳に挟んだ話を再現仕切れず、雰囲気で書いているのですが…
 要は、人によって当たり前のことが、関心のない人にとってはまるで解らないって話で。

 例えば。。。
 水木杏子、英洋子、真崎春望と聞いて、すぐピンと来る方と来ない方がいることでしょう。

 電車のとある中吊り広告にあった名前を拾ったのですが、その広告は“少女漫画ルネッサンス”と銘打って5月28日に発売された『ロマ×プリ』の誕生号。

 つまり、漫画家さん及び原作者の名前ってことですね

 水木杏子(みずき きょうこ)は、かの『キャンディ・キャンディ』の原作者で、他にも名木田恵子(なぎたけいこ)、加津綾子(かずあやこ)、香田あかね(こうだあかね)などのペンネームを持ち、漫画原作以外にも小説、エッセイ、詩なども手掛けられているそうです。
 英洋子(はなぶさようこ)はTBS系でアニメ放送された『レディレディ!!』の原作『レディ!!』の作者で、真崎春望(さなざきはるも)は『舞姫七変化』や『安部晴明』 で知られる漫画家。

 僕は不勉強で一人も知りませんでした。
 当然、少女漫画に詳しい…いや、詳しいまでもなく普通に知っている方々から「え、そんことも知らないの?」ときっと言われてしまうでしょう。
 その逆に。
 飯島早苗(いいじまさなえ)、泊篤志(とまりあつし)、倉持裕(くらもちゆたか)の名前を僕は全て知っているけれど、果たしてこのブログをお読みの方の認知度はどうだろう?

 3人とも劇作家で、順に「自転車キンクリート」「飛ぶ劇場」「ペンギンプルペイルパイルズ」という劇団に所属しています。泊、倉持は俳優であったりするもします。

 何故この3人の名前を挙げたかといえば、(社)日本劇団協議会主催の「次世代を担う演劇人育成公演」の一環である『3on3~喫茶店で起こる3つの物語』のオムニバス3本を担当する3人であり、作品を制作するのは劇団青年座で、倉持作品(タイトルは『鰻屋全焼水道管破裂』)の演出を、東演の第130回公演『空ゆく風のこいのぼり』でもお世話になる磯村純が務めるからである。
 他の2本を担当する演出も、東演とは浅からぬ縁のある千田恵子、須藤黄英というわけでして・・・。
 公演は6/22~

 おっと 選考理由の話ではありません。
 自分たちの常識が、他では違うこと。解っているつもりで、ついつい忘れがち。。。特に演劇界なんて狭い世界にいるとネって、自戒のブログでした。
自戒というか・・・まあ、これ以上は長くなるので、また今度。

 末筆ながら、サンデーサイレンスはアメリカのサラブレッドで、89年のケンタッキーダービー等を制した青鹿毛宇馬。引退後、日本に輸入され、種牡馬となり02年8月に16歳で没っするまで、否、今も尚、この血統から数々の名馬が誕生しております。
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2008年05月29日 | 東演
 東京5社ラジオ強化委員会の顔は、TBSラジオ=爆笑問題、文化放送=大竹まこと、ニッポン放送=中川翔子、TOKYO FM=八代英輝、J-wave=木村カエラ。
                            【文中敬称略】

 なるほどなような、他にいなかったのかい!なような…。

 価値の多様化している今、誰もが納得する“各局の顔”を選ぶのは難しいのかも…。
 その意味でいえば、しょうこたん~カエラの支持層の幅は「なるほど」な感はあるし、爆笑と大竹の、ただのお笑いではなく「政治にもモノ申す」がナンパなテレビではない、硬派なラジオ的選択と言えば云えなくもないよーな気はする。

 03年5月、TBSR&C、文化放送、ニッポン放送、エフエム東京、J―WAVEの在京民放ラジオ5社によって設立されたのが「東京5社ラジオ強化委員会」・・・歴代の「顔」を調べたくなる気分だが…今回は止めておこう。

                

 それより。では、東演の顔って?

 今、このブログを読んでいる。。。しかもタマサカ迷い込んだ人は置いて、東演を結構ご覧いただいている。。。方は、さて、どの顔を思い浮かべるだのでしょうか…?

 次回公演『ピアノ・ソナタ「月光」による朗読劇/月光の夏』(北沢タウンホール)の“顔=配役”は以下の通り。。。
                 
 8/13(19:00開演)
  岸並万里子、古田美奈子、能登剛、南保大樹
  ピアノ=根岸弥生さん
 8/14(14:00開演)
  矢野泰子、安田扶二子、小高三良、南保大樹
  ピアノ=仲道祐子さん
 8/15(正午開演)
  山田珠真子、小池友理香、小高三良、能登剛
  ピアノ=仲道祐子

今年も心を込めてお届けします。
 ピアニストとして根岸さんが初めてタウンホールに登場!
 俳優陣では小池が「月光」に初参戦です。

今日は雨模様で涼しいけれど、ここ数日は夏のような暑さ。
 けれども、東演としては『月光の夏』に触れると・・・ああ、夏が来たな!と思います。

 その意味では、東演の“夏の顔”が『月光の夏』と言えるでしょう。
 夏。。。東京以外でも公演がございます。
 詳しくは劇団HPにて

 http://www.t-toen.com/gekko/gekou-tiho08.htm


 
 
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田中さんの青空/つづき

2008年05月28日 | 鑑賞
                         【文中敬称略】
 5/15(木)~25(日) 於:ステージ円  
 演劇集団円『田中さんの青空』
 (作/土屋理敬、演出/森新太郎)
 
 とても楽しく観て、恐らく現時点で今年のNo.1
 そうして最終的には2番手を死守するだろうと思われる舞台でした。ので、昨日一日では語りきれなかった分を書かせていただきます。。。
 と、その前に、何故2位に後退するかといえば、秋に東演の『空ゆく風のこいのぼり』(作/藤井貴里彦、演出/磯村純、制作/高橋俊也)が控えているからです

 さて。個人的な意気込みはさておき。

 演出も大変良かったです
 『ロンサム・ウエスト』(06年10月)でも、その才能をいかんなく発揮した森新太郎が、今回も切れ味バツグンでした。
 色んなブログを見ていても、ホンを書いた土屋理敬は勿論、モリシンへの期待の高さが伺え、嗚呼、やはり力のある人物には、すぐ注目が集まるのだな~と、改めて思いました。

 役者も、皆、役に見事にハマッていました。
 これまた多くのブログでも散見されますが、山乃廣美が魅せます。配役の代わった馬渡亜樹も、結果オーライでした。林真里花とはタイプの違う友達同士が「あり」だったし、何より山乃-馬渡ラインにリアリティがあった。

 昨日も少し触れたけれど、バラバラの、一つひとつは奇妙な形をしたピースが、どんどんと組み合わさって行って、パズルが完成に向かう芝居。。。

 万引きした初老の婦人(山乃廣美)の若い頃が、産婦人科で診察を受ける女性(馬渡亜樹)で、その親友がデパートのママ(林真里花)で、彼女の娘が大きくなった姿が痴漢を捕まえる女性(乙倉遙)であり、そんな4人が口にする「田中さん」はカラオケで『魅せられて』や『精霊流し』を熱唱している(片岡静香)

 。。。と5人は一つの輪になってゆく

 関係はつながるけれど、同時に、観る側が勝手に「同じ時間軸」だと思っていた世界観は粉砕される。

 さらには、一人芝居が重なる中、アクセントのように挿入される一人目の男(大竹周作)と二人目の男(上杉陽一)の会話までが、な、な、なんと、別の電話に、あるいは別のゴルフ練習場で、観客には見えない誰かと会話していた・・・そう、ここも一人芝居ってカラクリだったりするのである。

 当然、その男達が本編に関係ないわけがなく、大竹は山乃、馬渡の夫で、かつ林の不倫相手であり、乙倉に捕まり職を失ったのが上杉で、ようやく見つけたバイト先で歌っていたのが片岡。。。
 
 こんな風に構造を書いても、まるで面白くないのは解っているが、書かずにはいられなかった。

 最後に。
 「葡萄」もキーワードになっていて、それを膨らませる為なのだろう、グレープだの、精霊流しだの、さだまさしだのを、そこここに撒き散らして笑いをとっておいて(?)、終盤、不倫を苦に自殺した親友の姿を見たあとに「葡萄みたい」と言わせるセンス、個人的にとても好きです

 で。本日、奇しくも僕は知人に誘われて、まっさんのコンサートに行く。
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田中さんの青空

2008年05月27日 | 鑑賞
 25日に幕を降ろした演劇集団円の『田中さんの青空』がメチャクチャ面白かった。
 僕が観たのは19日(月)。
                        【文中敬称略】

 土屋理敬のホンには大いに期待していた。
 期待のバーを走り高跳びの世界記録2M45に置いて観たが、軽々と超えてくれた。大袈裟でなく、6M14(棒高跳びの世界記録)をも、ポールを使わず背面跳びでひらりと超えたくらいのすごい舞台でした。


 実は助走の入り……芝居の冒頭は少々ココロモトナカッタのだが、スパイクが扇形の助走路を掴み始めると、ぐんぐんリズムに乗って、いわゆる起承転結の“承から転”にあたる、力強い踏切から、鮮やかな弧を描く空中姿勢は、一幅の絵画のような美しさで、心を釘付けにされたほどだ。

 普通に、演劇的に言えば、女優の一人芝居が重ねられ、それが最終的には収束する筋立てなのだが、その仕掛けが実に、実に、見事だった。
 しかも“演劇”だからこそ成立する仕掛けに脱帽ダ

 公演が終わったのでもっと突っ込んで書くと。。。
 舞台は、電車で痴漢を捕まえる女性(乙倉遙)の一人芝居から始まる。
 万引きして事務室に連れて来られた初老の婦人(山乃廣美)は、不在の店長のかわりに店を仕切るインド人ととぼけた会話をし、デパートの食堂にやって来たママ(林真里花)は、自分の子供を叱りつつ、ママ友達とも会話をし、さらには大声で店員を呼ぶ。産婦人科で診察を受ける女性(馬渡亜樹)は生まれてくる子供の名前を医師に相談。カラオケのパーティールームで、ぺこちゃんや田中さん達と楽しく談笑する女性(片桐静香)は、結果的には自分ばかり歌っている。

 そんな5人の女性のエピソードには必ず「田中さん」が登場する。まあ登場と言っても、一人芝居だから言葉として語られるわけダ。

 サクっと言い切ってしまえば、片岡演じるカラオケルームの女性がタイトルロール「田中さん」だと最後に判明する。
 さらには彼女だけは、まさにたった一人、寂しくパーティールームを借りて、本当の「一人芝居」を演じていたことが後半に明かされるのだが、これこそ“演劇ならでは”の、まずは一つの仕掛けであろう。

 さて、その他にも沢山たくさんトラップが仕掛けられている。
 例えば、カラオケのシークエンスでは、彼女が田中さんと呼びかけていた不在の人物こそが、学生の頃に親しく会話していた片腕のマネキンであり、そのカラクリの判明するまで、そっちの田中さん(=不在の田中さん)が、皆が話題にしている「田中さん」だと思わせる。。。なんてのが、全編に張り巡らされているのダ。
あ。長くなりすぎたので、明日に続きます
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品格

2008年05月26日 | 東演
 今日と明日、東演では、秋の本公演『空ゆく風のこいのぼり』(作/藤井貴里彦)のキャスティング・オーディションを兼ねたワークショップを開催いたします。
 演出を務める磯村純氏は、現在所属する青年座の『鰻屋全焼水道管破裂』(作/倉持裕)の稽古も手掛ける忙しい中の来団。

                

 さて。話は変わりますが、スポーツ新聞の一面に、横綱が土俵上でケンカ!みたいなのが載ったとか載らないとか…。
 まあ琴欧州が千秋楽を前に優勝決めちゃったとはいえ、何だかなぁ~
同じ意味で、F1モナコGPのキミ・ライコネン(フェラーリ)の走りもちょっとね…。レース後半の、あの場面でのあの強引な仕掛けは・・・まだポイント取ったことのない若いレーサーならいざしらず、前年のチャンピオンとしてはサ。
 エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が可哀想だった…。
 ちなみに、モナコを制し、現時点でドライバーズランキングでトップに立ったルイス・ハミルトンとスーティルはF3時代同じチームに所属していた。
天候もレースも荒れたモンテカルロ市街地での公道レース、日本の中嶋一貴(ウィリアムズTOYOTA)は7位に入賞し、見事2ポイントをゲット
。。。前述のアクシデントの影響もあったりするのですが、これを機に更なる飛躍を期待します!

                

 話を戻します。。。
 WSは、東演で演出するのは3本目(自主公演も含めると4本目)となる磯村氏なので、最近入った準劇団員が中心となります。

 役をゲットすべく、グイグイとアピールして欲しいものですが、是非、品格は保って力を発揮して欲しいと願うものであります。

【レースの記述部分敬称略】

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メグカナとナベQとハマのおじさん

2008年05月24日 | 身辺雑記
 女子バレーボールが北京オリンピック出場を決めました

【文中敬称略】

 プリンセス・メグこと栗原恵が、ついに本領発揮
 24歳。高校生の頃から注目されながら、なかなか結果を残し切れなかったエースが、ようやく最終予選で、盟友カナの分まで頑張って五輪切符を掴んだ、というところか……。

 そうそう。
 腰痛で欠場のパワフル・カナこと大山加奈と二人を「メグカナ」と称しているけれど、揃って活躍することのできない二人を見ていると、現在プロ野球パ・リーグで首位を走る埼玉西武監督・渡辺久信と、今なお現役で頑張る工藤公康の二人を思い出す。。。

 二人は西武の黄金時代の中心となった左右のエースピッチャーで、1986年こそ以下のような両輪の活躍を見せるが、翌年からはチグハグな数字となる。

 86年・・・レギュラーシーズンで渡辺が16勝6敗で最多勝、最多奪三振の二冠に輝けば、11勝の工藤は、3敗1分けで迎えた日本シリーズ第5戦でサヨナラヒットを放って流れを変え、チームを逆転日本一に導くとともに、自らも1勝2SでシリーズMVP獲得。

 以下、チグハグ時代(?)

 87年、工藤の15勝4敗に対して渡辺は3勝8敗。
(工藤は日本シリーズでも好調を保ち、2年連続のMVPに!)
 88年からは渡辺が奮起! 15勝7敗*、15勝11敗、18勝10敗*とコンスタントな数字を残す(*印は最多勝)も、工藤は10勝、8勝、9勝とエースにしては物足りない勝ち星に終わる。
 91年、今度は工藤が3年ぶりの15勝超えとなる16勝3敗を挙げたが、渡辺は7勝に終わっている。

 。。。ってな感じッス。
 ま、西武にはこの時代、東尾や郭や潮崎など他にも好投手がウジャウジャいて、野手も石毛、辻、秋山に清原・・・と強烈で、85-88年(4年連続)、90-94年(5年連続)のリーグ優勝と、86-88年、90-92年の6度の日本一という「常勝球団」だったわけで、二人が揃って活躍する必要はなかったのだけれど

 さて。実はバレーボールの話で始まったのでした、今日は。

 間もなく男子も開幕しますが、北京行きは僕が言うまでもなく厳しいわけです。が、諦めてはいけない!
5勝2敗。星の潰し合いで全勝がなく、6勝1敗が1チーム、5-2が日本含めて3チームいてセット率で2位に食い込む・・・なんて都合良く行けばなあ。
R25(フリーペーパー)に「バレーはかつて日本のお家芸だった」という記事があったが…そんなこと書かれないよーにサ。
 
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エビナ日和

2008年05月22日 | 東演
 『満州の星くずと散った子供たち』の舞台稽古は、短い時間の中で有意義な成果を残すことができました。
 出演(朗読)する南保は午前から海老名市文化会館に向かったが、僕は通しを見るだけなので一時半入り。
 
 少し早めに海老名について、会館とは反対側にある、2002年のオープン時には大いに話題になったビナウォークを少し歩いた。
 海老名中央公園を取り囲むように6つのビルからなる巨大複合商業施設だ。
 丸井(3番館)やシネコン(6番館)、ザ・ショップTKタケオキクチ等のファッションフロア(5番館)、4番館には医療機関や託児所もある。
ぽかぽか陽気もあって、七重塔のある中央公園のベンチには小さな子供といる若いお母さんの姿が目立った。
 平日だがカップルもけっこう多かった

 前述したように、テナントは都心とまるで変わらないブランドが並ぶ。我々には味気ないが、海老名及び周辺で暮らす人々にとっては堪らない魅力だろう…。

 このビナウォークを東に少し行くと「海老名演劇鑑賞会」の事務所がある。

 僕のブログに度々登場する「演劇鑑賞団体」のひとつ。
 いわゆる演鑑も巨大なショッピングモールも、“地元で中央と同じものを享受する”点では同じである。
 1時間2時間かけて新宿や渋谷や銀座に出掛けなくても、良質の芝居が楽しめる。
 ただ片や大手資本(ビナウォークは小田急電鉄の直営)が利益のために出店しているのに対して、演鑑は、会員一人ひとりが運営する非営利の市民団体であるってこと。

 ここで、話を強引に引きずり戻しますが、そんな海老名の街で、朗読と歌でつづる『満州の~』を上演するのは、昨日も書いたように6/22。ちょうど1ヶ月後です。
 8/19には横浜みなとみらいホールでも上演します。

 2日続けての宣伝でした
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『満州の星くず』のゲネプロ

2008年05月21日 | 東演
 弊団の南保大樹が客演する『満州の星くずと散った子供たち』のGPがあるので、今日はこれから海老名に参ります。

 モノオペラ『尼の泣き水』でもお呼びいただいた海老名芸術プロジェクトの新作に、今回もお声掛けいただき。。。

 6月22日(日)海老名市文化会館小ホール
 8月19日(火)横浜みなとみらい小ホール
 開演はともに13:30。入場料:一般3000円 高校生以下2000円
 全席自由
         劇団でも取り扱っております。

。。。に出演いたします。
 GPは舞台稽古のこと、それを本日行います。
 本番前日に行うのが普通の演劇界とは少々異なるスケジュールです。

 それはさておき。
 歌と朗読でつづる小さな命のものがたり
 と銘打って、作曲・構成・ソプラノ独唱/甘利真美、ピアノ/多賀ひとみ、そして朗読を南保という『尼~』と同じメンバーでの公演となります。

 南保は、増田昭一作『満州の星くずと散った子供たちの遺書』(夢工房刊)を朗読します。

           

 3月の『紅い荒野に洗濯機』に続く満州。
 もっといえば、前年10~11月の訪中公演で、大連と長春の地を踏んでいる南保にとっては、長く続く「満州」との縁となる。

 物語の舞台の新京。…現在の長春。
 その新京敷島地区収容所で実際あった孤児たちの早逝の物語です。
 
 今年の夏も『月光の夏』を上演する東演。

 決して忘れてはいけない戦争。特攻や満州に限らず、失われた一つひとつの命、あるいは失われなかった命も含めて、語り継がなければ・・・。

 今では東演の劇団員の多くが、戦争を知らない世代だけれど、だからこそバトンを大切に繋がなければと思っています。

 柄にもない話になりました。
 では、行ってきます。
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サーカスのすすめ

2008年05月20日 | 身辺雑記
 台風の影響で、日本列島に様々な影響が出ているようですが、皆様はご無事でしょうか?

 僕の通勤時間は雨も弱く、ただやはり風は強くて、町内会の掲示板のお知らせやチラシは全て吹き飛んで、画鋲だけがやたら几帳面な星座よろしく緑の中で光っていました。
 それから地下鉄入口に差し掛かると、地下の改札以外には進ませないぞ!の勢いで、そう、まるで力士に背中を押されるようなすごい風圧に、転げ落ちぬように歩くのが大変でした(-_-;)

 さて、そんな今日の荒天が既に予想されていた昨日、僕はサーカスを観ました。
 実に久しぶりのサーカス
 一輪車などは登場せず、かわりにイリュージョン・・・今風なマジック(?)がいくつかありました。主に外国籍の方が行っていましたが、他にも動物芸や「Wheel of Death」というバランス芸の一種、体操の鉄棒や新体操のリボンやこん棒をアレンジしたパフォーマンスにもと、助っ人外国人(?)の活躍する出し物が非常に多かったです。

 サーカスは今やインターナショナルなのだ

 前述の「Wheel of Death」は読んで字のごとし「死の車輪」。。。鉄製の円形の大きな車輪を二つ、シーソーみたいにつないで、それを宙づりにし360度回転するように設置。その車輪の中にはプレイヤーがいて・・・う~む、説明が困難だなあ。
 興味のある方はHPをご覧くださいませ。
 http://www.kinoshita-circus.co.jp/index.htm
 閑話休題。

 もちろん、球形の檻(?)の中で2台のバイクが縦横無尽に走る「オートバイショー」や、目隠しや紙破りなどの大技もある「空中ブランコ」等々、花形演目は木下の精鋭……あっと、ご紹介が遅くなりましたが、昨日は世界三大サーカスのひとつ「木下大サーカス」立川公演を拝見たのでしたm(__)m

 とにかく飽きさせないし、手に汗握ったあとはクラウンや、あるいはゆっくり歩いて、お客様の手にある餌を長~い首を折ってただ食べるだけのキリンなどで、一息つかせる構成も見事でした。
 あの“緩急”は、演劇にも大いに勉強になる

 また、平日1時40分スタートの回がほぼ満席! 入れ替えで11時の部の方々が帰る姿も見ましたが、これまたすごい数でした。
制作としては、そのあたりにも感心しました。

 ちなみに立川公演は今日で終了。
 近隣では、6/7~千葉公演(8/27まで)が始めるそうです。
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