麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ハロウィン

2012年10月31日 | 身辺雑記
Hallo-weenですね

個人的にはまるで興味がなく、
日本に本当に根付いてるのかな?
と思っていたのですが
フェイスブックなど見ると
思ったより皆楽しんでいるよう。

興味がないから、無知でもあり、
秋口になると色んなお店が
オレンジと黒で彩られるけれど
果たして本当のハロウィンは
何時なのかも知らなかった。

ケルト人の1年の終りの今日、
10月31日が「本番」とのこと。

かぼちゃくり抜いたやつ、
ジャックランタンって言うの、
これって常識なのかしら?
僕は今日調べて知ったけれど、
どこかで聞いた記憶もなく
人生初めて目にした単語だ。
それから。
てっきりキリスト教の行事と
思い込んでいたけど、
これまた違った

僕にとっての10月31日は、
「Vマーク感謝フェア」の
応募締切日だ。

Vマークとは私鉄系スーパー
(小田急商事、京王ストア、
京成ストア、京急ストア、
相鉄ローゼン、東急ストア、
東武ストア、アップルランド])
のPB商品のこと。

ま、定期的に催されてるんで、
今日限定じゃないんだけどね。

とにもかくにも
応募マークを用紙に貼って、
レジの後ろの箱に入れなきゃ。
なんたって総額1000万円
……分の商品券(2000円)が
5000名に当たるらしいっす。






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中野な一日

2012年10月29日 | 制作公演関連
中野な一日。。。
日本語として正しいのは、
《中野での一日》
だろうけれど
。。。いずれにせよ
中野区は新井薬師近くの
劇場で観劇し、
同区弥生の地域センターの
稽古に顔を出した
雨の日曜日でした

観たのは。
LAVINIAプロデュース
tant-tanz with LAVINIA
『OTO~音~』
(構成・演出/
柳下久美子・高円寺圭子)

冠からも解るように。
今回はラヴィニアの
コアメンバー・橋本千佳子と
宮内彩地が歌い演じ舞う
スタイルを封印し、
コーラスに専念。
(彦坂有美がゲストコーラス)

柳下久美子主宰・tant-tanzの
コンテンポラリーダンスが
全体の動力を担い、
どちらもラヴィニア常連の
田中龍と斎木亨子が
その中に登場する人物となり
物語を明確化する役割。
この二人の俳優に台詞はない。

思えば。
当初はマイムとダンスとコーラス、
つまり舞台上に台詞を乗せない
スタイルでラヴィニアは
公演を続けていた。
Lavinia's-Liveと冠して。
それが最近、
エッセイを台詞化するなど
新たな地平に挑んでいて……、
謂わば、この『OTO~音』は
原点回帰といえる構成であった。

ただ。
笑い……それも「くだらない笑い」と
涙……こちらは深く抉り込むように
心を衝く涙を、台詞の有無に関わらず
これまで変わらず舞台に乗せてきた
ラヴィニアの「核」が、
今回不在だったことが「ライブ」と
「プロデュース」の大きな差異であった。

於/ウエストエンドスタジオ
時/2012年10月26日~28日

さて『赤い羽毛』。
ちょいと小ぶりの音楽室につき
人口密度の高い稽古場では
内容も濃密に。……濃密?

役者たちはほぼ台詞を入れて、
だが一部曖昧な部分は残念ながらあり、
そこで炸裂するアドリブが
稽古場をどっと沸かせます。
そこから新たな発見が現れることも

シーンに当てる音楽も徐々に固まって、
演出・難波善明の駄目出しはより細かく。

真っ赤なワンピースに身を包み、
赤い羽根を集める千鳥という女と
それを追う水口という男・・・
風来坊・三十郎は何者か???

アングラな香りの舞台は
益々妖しげな作品になってきています。

於/中野スタジオあくとれ
時/2012年11月15日~18日
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べトナムコーヒー

2012年10月28日 | 身辺雑記

写真の主役は右下の銀の袋です。
『ROSE』の企画製作・主演
志賀さんがベトナムのお友達から
いただいた珈琲
お裾分けしてもらったのだ。

非常に強い甘い香り。
けれども味はそれほど癖がなく
喉ごしがいい。

ダイドードリンコが
役所広司さんをCMに起用した
缶珈琲でもブラジル、グァテマラ、
コロンビア、タンザニアという
世界に冠たる「産地」とともに
選んでいる「ベトナム」。

余りイメージないけれど、
生産量でいえばブラジルに次ぎ
世界二位だったりするのだ。

Viet Nam凄いな


落とした珈琲は左のカップの中。
勿論、キリン柄です。
僕はキリン好きで
収集家でもあるのだ)
解りづらいけどスプーンもキリン。

ちなみに左上の謎の物体、
目玉焼きにも見えるそれは、
チンした馬鈴薯の上に
とろけるチーズが乗ってます。
実はこのじゃがいもも頂き物。
アンサンブルの役者・竹口さんが
精魂込めて作ったお芋さん。

気づけば『ROSE』初日まで
10日となりました。
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一人芝居と三人姉妹

2012年10月27日 | 制作公演関連
W・ローズ公演『ROSE』
本日は大道具の仕上げと客席作り。
東京演劇アンサンブルの有志に
手伝っていただきながら、
彼らのアトリエが劇場に変貌する。

一人芝居なので、観客には
彼女の演技を約二時間にわたり
ご覧いただくわけだが。
美術に照明に音響に衣装といった
スタッフワークのほか、
このような力が支えているのが
「演劇」なのだ!

さて「一人芝居」に似た言葉に
「三人姉妹」ってのがある。
白岩知明率いるグルッポテアトロの
『三人姉妹』に制作で関わったのは
ちょうど一年前の今頃。
世田谷区民上演グループAの
同作品を手掛けたのは更に一年前
2010年2月だった。

かのチェーホフ先生の代表作の一編は
ただいま演劇集団円がアトリエで
絶賛上演中で。。。その制作責任を
宮本良太が務めている。

昔「若手制作者」だった我々世代が
もう若手じゃなくなった後、
次の世代の「若手制作者」を
リードオフしている宮本の、
円での記念すべき「制作チーフ」
デビュー作品でもある。

感想は改めて書くことにして、
話を『ROSE』というか
ブレヒトの芝居小屋に戻すと……。

普段は稽古場で、何もない
ブラックボックスなわけである。
それを所謂通常の劇場と同じ
一方からの雛段にしつらえたり
真ん中を舞台に、観客は対面する形
等々。。。作品ごと自由に造る。

今回はシンプル。
いやシンプルにも程があって
逆に吃驚するのじゃないかしら?
これ以上は観てのお楽しみ

チケット絶賛発売中
えと、ぬ企画『赤い羽毛』もね。

【文中敬称略】







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火曜定休?

2012年10月25日 | 身辺雑記
ふと気づいたのだが今月は
火曜日にブログを書いてない。

まるで意識なし。火曜だけ
格段忙しかったわけでもない。
先月と先々月を振り返れば
三回ずつ書いている。

どーでもいい事なんだが、
少~し気になって調べてみた。
ついでなのでメモしちゃうと

月)4、4、4、3、2、3
火)0、3、3、2、3、4
水)4、2、4、2、2、3
木)1、1、5、1、3、4
金)3、3、2、2、3、3
土)3、2、3、2、3、2
日)2、3、2、2、1、2

過去半年を振り返ったら、
火曜日はむしろ頑張ってて、
相対的に日曜日がさぼりがち。

なるほど。ただ僅か半年。
ロングスパンで統計を採れば、
別の結果が現出するかもしれない。

     

コンスタントに手を抜いて
さぼってない風に見られる型
(今回でいえば日曜)と
ずっとちゃんとやってたのに
大きく目立つポカをする型
(に対して火曜)とあり。

それは大概は巡り合せで、
個々人のちょっとした
心の隙に魔が差した時に
起きるのが一般的だ。

が。中には意識的に
前者で生きる強者……
いや、この手を「つわもの」
と呼んで良いのか疑問だが

ここで話が逸れるけれど。
そもそも「つわもの」は「兵」で
「強者」は最近使われ始め、
かつ定着しつつあるものらしい。

その流れで言えば・・・
「一所懸命」がそうだ。
僕の携帯では出てこない。
仮名で「いっしょ」まで入れた
時点で「一緒」などとともに
「一生懸命」が表示される。

確かに今や「一所懸命」を使う人は
ほとんどいないだろうし、
一所懸命が一生懸命に転じた、
そのこと自体知る人も少ないのか?

街は秋。
季節が移ろうように、
今日はブログの定休から
話が移ろったまま、おしまい。

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ぬ企画その10守備陣

2012年10月24日 | 制作公演関連
スタジオあくとれ(中野)にて
11月15日(木)開幕する
ぬ企画その10『赤い羽毛』
(原作/非公開、
脚色・潤色/しはかたしなの、
脚本協力/小松豊、
演出/難波善明)を
サッカーに見立てて一昨日、
前線の構成を書いたので、
今日はディフェンス陣を紹介。

赤い羽毛協力募金の面々
(岩井正宣、入船魔子、小木敦子)
三十郎に翻弄される人々
(大前洋子、高橋敏之)
千鳥の幼馴染と、その娘の先輩
(菜々瀬祥世、山崎千佳子)
そして探偵(高山奨太)。

彼らのポジションは。。。
まず「募金」の面々が左サイド。
支部長(岩井)、よしこ(入船)、
さなえ(小木)の経験豊かな三人が
アグレッシヴなオーバーラップを
果敢に仕掛けゲームにメリハリを作る。

右サイドのフレッシュな二人・
幼馴染のモモエ(菜々瀬)と
その先輩アキコ(山崎)は
堅実なバックアップでチームに貢献。

そして真ん中。。。探偵はリベロ。
昨日紹介のテルオ、後述する煎餅屋と
連係を取りながらも
自由にフィールドを駆け回る。

最後方でチームの舵を取るのは
煎餅屋の婆さん(大前)と
おかまのせつ子(高橋)の
安定感抜群のストッパー。
守備だけでなく好機には攻め上がり
敵の脅威となる。



昨日、二度目となる公演会場
スタジオあくとれでの稽古。
スタッフさんも参集して、
サッカーに例えたついでに
全体を学校に例えるなら。。。
行事盛り沢山の二学期ってところ。
    
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ぬ企画その10攻撃陣

2012年10月22日 | 制作公演関連
野方に久方ぶりに降り立った
駅舎は高架になっていたけれど
商店街は変わらず「ノカタルジック」
いやいやノスタルジックなムード満点。

5分程度で商店街は切れ、住宅街に。
稽古場まで、さらに10分弱歩く。
風情のある八幡様の近くにある
中野区立大和地域センター着。

ぬ企画その10『赤い羽毛(はね)』も
ノスタルジックな空気漂う舞台だ。

時代設定は観客に明示しないけれど
元の戯曲は98年に書かれていて、
高架下のゴミ置場で展開するという
アンダーグラウンドな匂いの強い
なんとも昭和テイストな作品。
それを脚潤色し今回上演する)

ぼちぼち衣裳にも着手
野方と高円寺の中間点って地の利を生かし
昼と夜の休憩に古着屋を巡ったりも。

○写真1

右端が演出の難波善明(劇団じゃけん)

しはかたしなの(写真2右奥)演じる
水口の目を通して観客は物語に触れる。

○写真2


すっかり恒例(?)
サッカーに例えるなら
中盤でゲームコントロールするのが水口。

寺本匡利演じる三十郎(写真2左手間)
と、柳瀬英利子の千鳥(写真1左端)
二人の2トップには、演出から
「ボールを貰おう貰おうと
動きたいのは解るけど、
もっと中央でしっかり張れ!
動くのはむしろ周り。
二人が周りを動かせ!!!」
と指示が飛ぶ。

写真2中央はテルオ役の田谷淳。
シャドウストライカーとして
ニ列目からゴール前に飛び込んでくる。
その狂気の演技は、稽古場の共演者に
「怖すぎる」と言わしめる。

チケットはこりっち、
もしくはカンフェティにて。

前者は予約・当日精算。
後者はセブンイレブンでの
事前発券が可能(手数料かかります)

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田無に用有

2012年10月21日 | 鑑賞

今日、田無で劇団銀河ラボの
『十二夜』を観劇。
(第12回西東京市民文化祭・
演劇の部参加。
会場=コール田無)



西東京市の中核・田無に
はすいけタイムス+
オーガニックシアター
提携公演『BENT』の稽古に
日参したのは昨年の春だった。
本番は高円寺だったが、
御蔭様で好評いただき
声が掛かって、所沢でも1ステ。
その秋から約一年が経つ。

先月、同じくコール田無で
合唱や語り芝居を鑑賞していて
まったく縁のなかった街に
随分お邪魔するようになった。

その日は早めに会場に行き
『ROSE』のチラシを折り込んだ。
催し物の開演まで時間が空いたから
食事をし床屋に行って髪まで切った。

   

銀河ラボは、僕が今制作で
携わっている『ROSE』の
企画・製作・主演の志賀さんが
指導に当たっている、
いわゆるアマチュア劇団だ。

市主催の演劇ワークショップから
生まれた有志のグループで
その頃から志賀さんはじめ
東京演劇アンサンブルが
面倒を見てきたという。

まだまだ初々しくて、
伸びしろを大いに感じる面々が、
難しい曲調の歌にも挑みながら
シェイクスピアの代表作と
真っ向勝負する姿は清々しかった。

市が稽古場などバックアップ体制を
しっかりしているのも地域演劇の
育成に果たす力は大きい。

世田谷区主催の下北沢演劇祭の
区民上演グループや、
そこから派生したフォーサムや
サードニクス等々の劇団が
一つの例と言えるが、地域演劇は
各地で盛んに展開されているものの
個々の交流が皆無なのは
もったいないところだ。

その面でも銀河ラボには
積極的になって欲しいと思う。

      

夜は、西武新宿線を野方で
途中下車し『赤い羽毛』の
稽古に顔を出した。

そんな日曜日でした。

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黒豹、その後

2012年10月20日 | 制作公演関連
9/22付弊ブログに書いた
「黒豹」氏は、『シベリア』
(脚本・演出/福田善之)の舞台を
終えたあと休む間もなく
自ら主宰する集団の稽古へ。

「ラヴィニアでは縦横無尽に
好き勝手にフィールドを駆ける
橋本だが、外部出演では献身的に
スペースを消す役回りに徹する」
みたいなことをその時は書いた。
が、今回は少々違うらしい。

ラヴィニアに何度も出演している
「クーコさん」こと柳下久美子が
率いるダンスカンパニー
tant-tanzとのコラボ企画につき
コーラスに専念するという。

ダンスチームが舞い、演じ、
演劇集団LAVINIA。。。
集団といってもコアメンバーは
橋本千佳子と宮内彩地の二人だけ。
毎度客演が召集され、
今回はコーラスに彦坂有美、
アクターとして斎木亨子と
田中龍。。。が歌い、演じる。



LAVINIAプロデュース
『OTO~音』
(構成・演出/
柳下久美子・高円寺圭子)
10/26(金)~28(日)
ウエストエンドスタジオ

そうそう、いつもは
≪LAVINIA'S LIVE≫と銘打ち
公演を打っている。
今回はプロデュース
そのあたりに、今回の方向性が
如実に表れているのだろう。



上段、中段に並ぶのが
tant-tanz(一名客演)10名。
下段LAVIVIAが5名。
さて、どんな作品になるのか。
新たな地平へ・・・
ベールが解かれるのは一週間後。
【文中敬称略】






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いとえとおとよ

2012年10月19日 | 制作公演関連
ある戯曲。。。
出版されたものではなく、
ある公演の為の準備稿
。。。を読んでいたら
「もったえない」という綴りが。
キータッチの誤りだろうと
読み進めたらまた出てきた。
恐らくその作家は
そう覚えてしまったのだろう。

東北では、駅を「いき」、
息を「えき」と発音する。
それとこれとは関連しないが
「い」と「え」は近い音なのかな?

別のパターンで「お」と「よ」。
一応という言葉を「いちよう」と覚えて
手紙などに「一様」と書くのを
認めたのは一度や二度ではない。
「同じ様に揃っているさま」の意味で
「一様」って語は辞書に載っているから
余計に間違いやすいのかも。

と偉そうに書いたが。
なくて七癖、きっと僕にも勘違いして
覚えてしまっている事はある。

七癖といえば。
役者にも「演技の癖」があって、
自覚ありなし、いずれにしろ
そうそう解除出来るものではない。

それを稽古場で改善すべく
長い時間を費やすわけである。
勿論、それが目的ではなく
「役」に近づくための一作業だ。
一作業ながら、それは
筆舌に尽くし難い苦行である。

傍から見ててそう思うが、
役者は自らすすんで(?)
それを繰り返すわけだから
まんざら苦行ではないのかなあ。

例えば台詞を「物語って」しまう癖。
ん? これは少々説明が必要だな。
……でも長くなったので、改めて。

『ROSE』と『赤い羽毛(はね)』
二つの苦行、もとい稽古はいずれも
辛くも楽しく・・・進行中。
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