敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

So ~ Get

2013年02月28日 | 身辺雑記
昔お世話になった劇団は、
その拠点で芝居を打つ時
下北沢の商店街を抜けた辺りから
会場である東演パラータまでを
ワンボックスで送迎していた。

歩くと15分ほど掛かるから、
観客にとっては有難いサービスだったろう。
……いやいや、現在も勿論
無料で継続中っすけどね。

今日、豊洲に野暮用で行った。
目的地は地下鉄の駅から少々ある。
歩くのは嫌いじゃないが……
と、バスロータリーの片隅に
小さなマイクロバスを発見。

あのあたりは倉庫も多いから、
社員やアルバイトの送迎かしらと
近づいてみたら、送迎は送迎でも
パチンコ屋さんのそれで、
「遊戯しない方もお気軽にどうぞ」
という太っ腹な態度なので甘えてみた。

お陰で歩く距離は三分の一になった。
最近は郊外の大型店も増えて
この手のサービスは増えているのだろう。
にしても、
普通は「そこ」を利用するってのが
建前じゃないかしらん。
実際このパチンコ屋さん
(豊洲と東雲の間くらいにあった)の
向かいの大型スーパーは「利用客」限定。
まあ走る距離もそちらは月島や有明等
広くカバーしてるからなぁ…(※)

ちなみに僕の乗った便には
僕以外若い女性。
この手の遊びとは縁が薄そう。
が到着したら、
疾風のように施設へ

なるほどバイトの送迎も兼ねてるのか。

※時系列でいうと、それはマイクロを
降りて一仕事終えてから、ちょいと寄り道。
夕刻に知ることになる事項です。

ごめんなさい
今回、格段落ちもないのです。
ただ近々開始するシリーズと
関係あるっちゃぁあるよ
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ハルメリ2013/つながり

2013年02月27日 | 制作公演関連
まるで意識してなかったけど
日曜に終幕した劇場のある
三軒茶屋から一本でつながってる
(路線的には東急から営団に乗り入れ)
水天宮のプロM稽古に合流。
こちらは来月、座・高円寺1での舞台。


写真は昨日バースデーの
みやなおこさんをお祝いするの図。



韓国現代戯曲ドラマリーディング
から『ハルメリ2013』へ。

前者は韓国を代表する劇作家の
代表作三作品であったが、
後者は2007年度の
日本劇作家協会新人戯曲賞を
史上初めて満票で戴冠した名作である。

そして前者三本同様《本邦初演》。

まぁ探せば共通点は出てくるのである。

そうそう繋がりで言えば。。。

大量のキャストで臨む『ハルメリ2013』は
役者をオーディションで選んでもいるが
制作スタッフなども公募して、
現在二人の「アシスタントプロデューサー」が
僕の留守中、プロM劇団員とともに
見事に現場を回してくれた。
さらに現役大学生の参戦が決まっている。

そして昨日は衣裳アシスタントで
この芝居に関わりたいという方が
「初めて」稽古場に顔を出した。

挨拶を交わしたが、まるで初めて感がなく
二人して、もどかしい「?」な時間あり

で、脳みその皺がまだまだ濃い彼女から
「あ、シアタートラムで日曜まで
制作されてましたよね?」と切り出して来た。
「はい」と答える僕。
「私トラムで受付スタッフやってるんです」

。。。嗚呼なんて世の中の狭いことよ。

線路同様繋がってる話から、
弊ブログでの『ハルメリ2013』編は
本格スタートしました。
(前にもちょいちょい書いてたけど

人と人とのつながりって?というのも
実は作品の大きな柱だったりするのです。
そのへんはおいおいと。
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三軒茶屋での長い夜

2013年02月25日 | 制作公演関連
韓国現代戯曲ドラマリーディングvol.6は
24日、『朝鮮刑事ホン・ユンシク』の
2ステージのあとシンポジウムを開催し
無事終幕いたしました。

『朝鮮~』は土曜夜の198枚に続き
186枚の盛況(当日券が約60枚と想定超え)
で嬉しい悲鳴を上げながらの受付でした。

そんな会場には、今年の三作品の作家は勿論、
前回vol.5で上演した『王の男』の作者
キム・テウン氏や松田正隆氏、坂手洋二氏、
畑澤聖悟氏、岡田利規氏、永井愛氏等々
日韓を代表する戯曲家が顔をみせ、
積み上げることで親密さを増した
《演劇交流》の成果も垣間見ることができた。

そして打ち上げ。キャストとスタッフ、
韓国からのゲストあわせて70名以上の
大宴会となりました\(^O^)/

既にチーム毎の打ち上げは済んでいるので
他班の役者同士が盃を酌み交わし、
またあるテーブルでは来年のソウル公演で
日本のどの作家を紹介しようか、
さらには再来年の日本開催は、二月上旬辺りか
といった打ち合せも繰り広げられた。

珍しく(?)一次会で引き上げた僕だが
恐らく多くの「クルー」が三軒茶屋での
長~い夜を堪能したことだろう。

韓国現代戯曲ドラマリーディングvol.6に
関わった「乗組員」の皆様、
本当にお疲れ様でした。
そしてご来場いただいた皆様には
改めてありがとうございます。
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満員御礼で千秋楽へ

2013年02月24日 | 制作公演関連

シアタートラムで絶賛上演中の
「韓国現代戯曲ドラマリーディングvol.6」
昨夜、夜の回『朝鮮刑事ホン・ユンシク』
(作/ソン・ギウン、翻訳/浮島わたる、
演出/広田淳一)はお陰様で満員御礼。



いやぁ~当日券が来るわ来るわ。
関係者は客席後方のバー
(クッション付きの腰掛できる
これ↓)

での観覧となりました。

そして本日は大千秋楽
2002年東京で始まった企画は、
翌年「現代日本戯曲リーディング」という
タイトルでソウルにて開催。
以後、隔年で両国の戯曲を紹介してきて
(舞台のほか戯曲も出版しています
2014年は韓国での上演となります。

おっとまもなく受付開始!
慌ただしく、送信させていただきます。






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白い桜桃から朝鮮刑事へ

2013年02月23日 | 制作公演関連
昨夜2ステージ目を終えた
『海霧』チームの役者達の
(演出および演助チーム含む)
晴れやかな顔が印象的だ。
   

不漁が続いた漁船が
選んだのは「密航」。
その苦渋の選択は
さらなる悲劇の航路を辿る。

役者達は「極限」を演じて
エネルギーを使いきり、
その「からっぽ」に
充足が注がれた
個々の表情だった。

韓国戯曲のリーディングは
今回六度目の開催となるけれど
初めて一つの作品を二公演とした。

そのせいか集客が伸びずに
劇場入りとなった。が、
直前で数字が増して
前半三つは八割の入り。

いただいた初日祝にも面目が
立ちました。

楽屋に並んだ出演俳優の
所属事務所からの差し入れと
ファンから届いた花。

楽屋といえば……
『白い桜桃』組は、
お茶葉に命をかけていて
その班より華やか(?)だ。


公演も進み、頂き物も増え、
お茶場も充実する週末の
シアタートラムである。

ちょうど今、その『桜桃』がはね、
アフタートークが始まったところ。

夜は満を持して(?)
『朝鮮刑事ホン・ユンシク』が
いよいよ登場である!
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韓国御一行様来日

2013年02月22日 | 制作公演関連
韓国現代戯曲ドラマリーディングvol.6
二作品が終わり、普通なら
今日三つ目の初日が開けるところですが
『海霧』の二回目、つまりは千秋楽が
本日22日19時よりシアタートラムにて。

昨日は朝から『白い桜桃』の
仕込みから始まり、場当たり、
ゲネ、本番という明神組の
長~い一日だったのです。

今日は広田組が場当たりを
只今絶賛(?)展開中で、
終わり次第、ゲネプロ。
夕刻、楽屋を鈴木組に譲り、
『海霧』ファイナルとゆ~流れ。

その頃には、韓日交流センターの
委員はじめ上演される三作品の
作家達も劇場に到着し、
開演前にはレセプション

そんな三日目
公演の折り返しでもございます。



2月20日(水)19:00『海霧』

21日(木)19:00『白い桜桃』

22日(金)19:00『海霧』

23日(土)14:00『白い桜桃』
同日19:00『朝鮮刑事ホン・ユンシク』

24日(日)14:00『同上』
同日17:00「日韓演劇交流の現在」*

*はシンポジウム。
各回の終演後にはアフタートークあり。
前売当日とも1500円
通し券3000円

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海霧から白い桜桃へ

2013年02月21日 | 制作公演関連
日韓演劇交流センター
韓日演劇交流センター
共同主催の公演、
「韓国現代戯曲
ドラマリーディングvol.6」
昨日初日をあけました。

三作品の交互上演。
まずは『海霧』
(作/キム・ミンジョン、
翻訳/宋美幸、演出/鈴木アツト)

漁船の中での人間模様。
劇中の人々に自然は味方してくれず
そこから物語は展開して行くのだが。

この公演自体は、
どうやら天に気に入られたようで。
初日、二日目とも晴天。

(劇場越しの青空)

さらには。
劇場入りした火曜日。
まるでここはソウル?
とでも錯覚する「ちらつく雪」。

そんな空の下でスタッフが仕込み。
そして三つのチームは、
劇場の稽古場他でそれぞれ追い込み。

これは仕込みの1シーン。





奈落から上がってきたスタッフ。

そして本日は『白い桜桃』
(作/ペ・サクシク、
翻訳/木村典子、演出/明神慈)

静かな山里の庭の隅に立つ
レンギョウの古木。
忘れ去られた作家と
その妻の舞台女優。
娘は高校生で……、
その家には作家の後輩で
地質学教授が、助教とともに
訪れている……。

そして、一匹の老犬。

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福のから

2013年02月17日 | 身辺雑記
女優陣が井戸端会議よろしく
アトリエの床にぺたっと座り
輪になって楽しくおしゃべり。
その傍らで、男優二人が
次の芝居の稽古をする。

そんな絵面が見られたのは
昨日の遊戯空間の「精算会」。
なんてこたぁない風景
だけれど、その「空気感」が
堪らなく良いのだ。
うまく説明できないけれど

ちなみに「精算会」とは
文字通り、立替の精算をしたり
出演料をお支払いしたり
主に「お金」に関する集まり、
ではあるなのだが……
文化祭の後夜祭的な風情もある。

劇団ではなく、その作品のため
集結した仲間で催す「祭」の
立ち上げから終焉までの表情は
まさに百様。

さて。上記の集いは中板橋の
アトリエそらで行われたのだが
その駅前に最近開店したのが
「福のから」。


『ROSE』という作品の稽古
及び本番で通った武蔵関で
初めてその存在を知った
「から揚げ」の前門店だが、
最近の増殖ぶりに驚いている。

精算会のあと移動した江古田。
演劇集団阿吽の打ち合わせ。
その駅下のテナントにもあり、
明後日劇場入りとなる、
シアタートラムのある
三軒茶屋では既に確認済み。
こちらは日韓演劇交流センター
「韓国現代戯曲ドラマリーディング」。

今日、かみさんと久しぶりに
買い物に出た椎名町にも
オープンしていた。
(ちなみに写真は椎名町店)

と。なんだか最近行く先々で
目にするのである。
HPを見たら東武沿線6店舗、
西武、JRに4店舗が目立つが、
他にも東急、小田急、京急に
営団、京王、相鉄と偏りなく(?)
チェーン展開しているようだ。

実は、
遊戯空間の精算会から
今関わる公演に話を拡げ、
プロデュース公演の面白さを
展開する予定が・・・
横道に逸れたまま
帰ってこれませんでした
コメント (2)
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バレンタイン・ライブ

2013年02月15日 | 鑑賞
昨夜はLAVlNIAのライブを堪能した。

※※※

日本では少ないが欧米では
シーズンで異なるスポーツ~
例えば水泳とサッカー、野球とアメフト
~にチャレンジすることは普通だという。

LAVlNIAは役者を募って「演劇する」のと
単体で「歌う」ステージの、
二足のわらじを履く集団だ。

……集団と言っても現在は
橋本千佳子と宮内彩地の、
たった二人なので、昨夜のライブも
バンド(ピアノ、ベース、ドラム)と
歌い手一名のサポートがあった。

でも。
ややこしいが、橋本と宮内プラス
彦坂有美の三人で「ラヴィニア」であり、
前述の芝居でいえば、出演者すべて
(含むスタッフと言ってもよいか?)が
「ラヴィニア」でもある。

※※※

昨夜は前半、サザンのナンバーを
コミカル&セクシー(?)に
後半は、これまでの舞台で
レパートリーとしたバラードをしっとりと
。。。おっと唯一のオリジナル曲『豆』等
二部の頭は華やかな構成だった。

曲の並びは、相変らず巧みである。
もちろん息の合ったコーラスが
LAVlNIA最大の武器であり、
今回もその完成度の高さは
門外漢が語るまでもない。

※※※

唐突に古い話になるが。
長島、王が抜けた巨人の三番四番、
あるいはファーストとサードは
誰が入っても物足りないもので…

辻奈緒子の抜けた穴は、そうそう埋まらない。
例えば今回の彦坂は実に美しく、
二部の聞かせる歌は流石だが
一部の「馬鹿馬鹿しさ」では
二人とフィットするまでにまだ
少々の時間が必要だ。
会場からは「辻復帰」を望む
ファンの声も聞こえたけれど、
舞台下手枠は、毎回バラエティーに富んだ
ゲストを招くってのも一案であろう。
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水天宮ピット

2013年02月13日 | 制作公演関連
都立高校だった建物を
稽古場にした水天宮前ピット。
正式名称は
「東京舞台芸術活動支援センター」。
運営は東京芸術劇場で、
大きさの異なる6つのスタジオ、
3つのスペースがある。

入口をはいると、ポップなまるい壁。
トイレだという。


館内は土禁で、履きかえる所に
施設利用の自動販売機あり。



廊下には平台や箱馬が置いてあり、
まさに「芝居の稽古する空間」
な空気感満々である。

さらには階段の踊り場に
演劇のチラシが額に飾られている。


ある階の中央には桟敷童子の
『軍鶏307』


余談だが昨夜飲んだ大学の後輩とは
この劇団に所属のKだった。

世の中と演劇するオフィス・
プロジェクトM
『ハルメリ2013』は
そんな稽古場から走り始めた。

稽古初日は月曜日。
祝日の夜。
駅を出ると真っ暗で
人通りもなかった。
昨夜は会社帰りの流れがあって、
それにに逆行しながら、
内心ほっともした。
店の灯りも11日よりはあった。
とはいえ、昼仕舞の店が多い
完全なオフィス街。
水天宮前…なのに。

勿論、子宝の神様は
別の出口にいらっしゃり、
そちらは栄えている
・・・のかもしれないが。

稽古場の話に終始したが
本番は3月。
これからじっくりとね。

で明日からは、本番が来週に迫った
韓国戯曲のリーディングを中心に
展開することになりま~す。

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