麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

皆様良い年末年始を・・・

2005年12月26日 | 身辺雑記
クリスマスが過ぎました。
今年は春に結婚したせいか(?)、あるいはその相方が本番中のせいか、淡々とした……まあ昨夜「W杯必勝」を期してドイツ料理を食ったくらいな僕であるが、皆様はいかが過ごされただろうか…。
               
さて。
昨日は、ディープインパクトが敗れ、国民大注目っぽかった(?)フィギュアの代表が決まった。男子は「おい、そりゃないだろう…」という運営側のチョンボの末に高橋が切符を手にしたが、「一度は優勝の美酒に酔う」という織田のDNAが、ああゆう形で現れるのは宿命にしても酷すぎます。でも挫けてないように見える信成はいい
女子は、ある意味順当な村主、荒川、安藤…。最後に勢いの出て来た中野が出られないのは少々惜しいが、経験など考えるとネ。しかもそーゆー考慮を協会側が用意していたにも関わらずベテラン(?)二人がきっちり数字で勝ち取ったのは本当に拍手
            
特にピークを超えた村主は、派手な技がないもののオーソドックスな女性らしい…というのは×なのか…え~と優美な(?)表現力と安定感での大逆転。個人的には一番好きだが、素人考えで予想するに、最近のミキティーの不振を鑑みメダルとなると荒川が一番近いのか?(でもお願いだからもっと優しい笑顔で
                  
なんか話がどんどん横道にそれるが、ドイツといえば大黒がフランス行き決定! …サッカー知らない人には分かりにくいですね。ドイツ開催のW杯を前に、ガンバ大阪の大黒がフランス2部リーグの「グルノーブル」というチームに移籍するのです。さて、吉と出るか凶と出るか? 久保と並ぶ期待できるFWの一人なので是非ガンバってほしいっす!
                        
今朝などはターミナル駅の其処此処に、大きなハードキャリーを転がす姿を多数見て、しみじみ「冬休みなのね…」と思ったものだが、暦の関係で今年は学校の休みが、12/23~1/9と超ロングなのだよな・・・。スキーだの海外だの繰り出すのだな

昨日、森下了太客演の公演が終わり(残念ながら観ることができなかったが…)東演の俳優活動も終了だ! 現在劇団では「新年会」の準備を着々と進めている!!
                        
まるで何もない、本当の身辺雑記になりました。
来年はもちっと、劇団の情報が伝わるようなブログにしたいと思ってはいますが…。はてさて。来年のことを言うと、犬が棒に当たりますから・・・
        
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反射神経

2005年12月23日 | 身辺雑記

日本中、すごい雪のようです。
鹿児島にまで……。東京は幸い(?)雪はなく、
ただものすごく風は強かった
昨日の話です。
外を歩いていると、前からカサカサに乾いた枯葉が
次々向かってくる。
まるでフィールドで、ドリブルしてくるFWのよう。
    当然リベロの僕は、
    その攻撃を防がなければならない……
けれども。風に舞い予測不能な動きをする枯葉を、
靴で踏みつけようとするのはなかなかどーして難しい。
やはり年齢のせいか? 運動不足だし…
葉の動きを読んで、見事封じ込めても、
その格好がイマイチ美しくないのも気に掛かる。

一昨日、劇団を訪れた生徒達を引率した教師は、
実は僕の幼友達だった。
すっかり貫禄がつき……、
そりゃ15年以上のキャリアだものな。
・・・その彼のもみあげのあたりに
   白いものが混じっていたのが、
   ふと、枯葉と格闘する僕の脳裏に映し出された。
戦争を知らない世代の、
     東京オリンピックすら知らない僕らにも、
     いよいよ二度目の成人式が迫っている……。

さて。感慨に耽っている場合ではありません。
肉体の反射神経は衰えても、
精神の反射神経は衰えないよう
目を見張って、キョロキョロしなきゃ
                    
それから・・・
クリスマスを含んだこの連休、
「区民上演グループA」は年内最後の稽古!
12才~72才という幅広い年齢層で挑む
『夏の夜の夢』は、どんどん芝居の形になってます。

まだまだ寒波の勢いはやまず、今日も関東以外は
大雪のようですが、下北沢の、区民Aの稽古場だけは、
アテネの森であり、夏です!
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“学校な”一日

2005年12月22日 | 東演
 昨日は、教育関係な(?)一日でした。

 朝、劇団近くの代沢小学校を訪れ、校長先生にご挨拶。
 現在その小学校の、主に視聴覚室を「下北沢演劇祭区民上演グループA」の稽古で土日祝日に使わせていただいている。様々な便宜をはかってもらっているので、表敬訪問! 忙しい中時間を割いていただいた。

 演劇は「教育」に必要不可欠な存在で、欧州では当たり前に「演劇」とゆー科目があるわけだ。日本は「国語」のすみっこに入っていたりして、学芸会なんかはその発展系(?)なのだが昨今は、そーゆー余裕もなく、代沢小でも隔年開催だとか…。思えば「ゆとり教育」の導入で、演劇ワークショップなど教育現場への「演劇」の浸透ないしは巻き返しが期待されたが…夢で終わった。ア、話がカタい???

 校長先生との話で、やはり出てきたのが「役者さんにボランティアで来て貰えるか?」という要望。《ボランティア》ってところから始まってしまうのがアレだけれども、学校にそーゆー予算がないんだろうなぁ~と、まあゼニの話はともかく。お声を掛けていただくのは“地域に根ざす劇団”として嬉しいし、きっと生徒達にとっても面白い経験になると思う……。
 早くても来秋の話なのだが。

 生徒といえば、午後には高校生が20名ばかり劇団にやってきた!
 前述「ゆとり教育」との絡みでしょうか、「総合」という科目があり、その中で高校二年生が「進路」を考える上で現場を訪ねるというもの……。聞けば、羽田空港だのテレビ朝日だの神奈川県警だの岡本太郎美術館だの…面白そうなのが沢山あった中、地味な東演・・・あ!でも、下北沢だしな、終わったあとシモキタないしシブヤで遊べるもんな

 などと侮るなかれ。なかなかしっかりと進路を見据えている生徒もいて、僕たちにも刺激になった! 本多劇場にもお骨折りいただき、最終的な作品が上演される「劇場」を見て、それからそれを創造する稽古場を、そこで実際に演じる俳優の生の声を、さらには専門学校で教えている劇団員から、カリキュラムなど含めた実情を……思えば少しハードな内容だったかも知れません。俳優声優は勿論、美術や音響に興味がある生徒もいたので、かなり広範囲な話にもなって・・・。

そんな、エデュケ~ションな12月21日でした
もし、たまさかこのブログを読まれた教育関係の皆様、東演では「総合B」にフレキシブルに対応いたします。お気軽にどーぞ。



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演劇三昧の週末

2005年12月19日 | 鑑賞
16日(金)夜 劇団昴『クリスマス・キャロル』(三百人劇場)
17日(土)昼 一の会『死のような死』ほか (ワンズスタジオ)
 同日  夜 遊戯空間『あらゆるものからせみが
               生まれてしまえ……』(コア石響)
18日(日)昼 世田谷パブリックシアター
         『ソウル市民』 (シアタートラム)

と、先週末は芝居三昧でした・・・。
    でも概ね関係者の芝居だったりして・・・。

 『クリスマス・キャロル』の演出・河田園子さんは、来年秋、東演の『大地のカケラ』を手がける、昴の新進演出家である。真っ赤な大きなリボンがほどけて始まる“河田版キャロル”も年数を重ねるごとに習熟を増し、今年も大いに泣かされた。ミュージカルと言っても過言ではない、楽しくて温かい演出は、小さなお子さんから、いつしか清らかな心を失った大人まで(清らかな心を持ち続けた大人には勿論)すべての人に届く「クリスマス・プレゼント」になっています。
 この昴の財産演目は、これからも形を変えながら上演を繰り返すのだろうが、三百人劇場での公演は、これがファイナル……。25日まで。大切な人と是非足を運んでもらいたい超オススメの一品です!
         
 別役実『死のような死』には、弊団・星野真広が客演。
 千川にあるワンズスタジオはマンションの地下にあるこぢんまりとしたスタジオ。別役の世界にふさわしい空間で、十二分に不条理劇を保ちながら、また解りやすい短編2本立て公演でした(もう1本は『湯たんぽを持った脱獄囚』)。『死の…』で男1を演じた星野の、スーツの上下の色が合ってないのは気になったが、似合わない七三分けは、逆に役にはあっていた。
 パラータよりさらに客席の近い小空間は、個性豊かな初手合わせの役者達との出会いとともに、星野に新たな種を植えることになったのではないか。
            
 今年7月、アトリエ自主公演『子宝善哉』の美術演出をお願いした篠本賢一さんが自らの集団・遊戯空間で上演したのが『あらゆるものからせみが生まれてしまえ あらゆるものは抜け殻になってしまえ』とゆー、ギネスを意識した?と思えるほど長いながいタイトルの、現代詩をテキストにした意欲的なステージ!
 普段はギャラリーとしても用いられる赤坂迎賓館に近い、高級住宅地の中の(すぐそばにはレストラン・ミクニも)スペースで、生ピアノと簡素な照明(これまた『子宝善哉』の池上英輝くん)を巧みに取り入れながら、冥王星をも間近に感じられる大空間を呈示してくれました。……3年ぶりの公演は、遊戯空間の新たな方向性を明示する公演にもなっていた。
          
 唯一、しがらみなしの『ソウル市民』。
 いやあ贅沢。というか税金の無駄使いと言えなくもない公演。フランスの新進演出家を招いての大変“芸術的な”舞台で、なるほどメインステージの作りや、外国語(あるいは外来語?)を使う際に顔をねじまげる「遊び」など面白かったし、役者もさすがワークショップを勝ち抜いた俊英揃いだったが、サブステージ(というのか舞台の外側)でのパフォーマンスや映像は果たして必要?と、正直思いました。むしろもっと客席と舞台を近づけ座席も増やして、濃密な《現代口語演劇》を届けた方が、チケット売り上げも増して良かったのでは?なんて…少々、思いましてよ!
 *作品の時代に流行っていた「……よくてよ」という台詞を使わせてもらいましてよ
             
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下北沢演劇祭結団式

2005年12月16日 | 東演
 公約通り、タイトルの話

 昨日19時から世田谷区役所北沢総合支所の12階、その名もスカイホールにて行われました。北沢支所の2階には「タウンホール」があって、東演も来年『月光の夏』を上演予定ですが、その最上階、2面をガラス張りにした素敵な会場に60~70名が集いました。最近すっかり定着した飲み物とオードブル、おでんに、本多劇場からのお寿司を囲んでの「演劇」の交流!
            
 06年2月まるまる一ヶ月、下北沢の7劇場で行われる「下北沢演劇祭」のオープニングイベントで、プロアマ問わずに一同に介するわけですが…去年は坂上二郎さんはじめ会場に入りきらない盛況だったようですが(僕は欠席でした)、昨夜は、いわゆる有名人の姿はなく(強いて言えば流山児★事務所『ハイライフ』出演の塩野谷さんかくらいか…?)挨拶に立った本多劇場グループのドン・本多一夫氏が、今年は僕も出る!と宣言した時が、最もどよめいた瞬間だったでしょうか? ちなみに出演するのは「区民上演グループB」!!

 我々東演がお手伝いする「区民A」は、『夏の夜の夢』を演るのだけれど、早くも(?)立ち稽古に入っております。何しろ土日祝日のみの稽古ですから・・・まだ2ヶ月以上「時間」はありますが「回数」でいうと20回を切っているのだ。面白いホンだけど、言葉遊びとかは演る方も観る方も大変なので大幅にカットして、シンプルかつスピーディな世界で一番短い『夏☆夜』を目指します!!

  *  *  *  *  *  *  *

さて。本日東演では、来年7月公演に向け、沖縄舞踊の稽古がスタート……。作品として芽吹くまでの、地味ですが大切な作業です。



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激情

2005年12月15日 | 鑑賞
 昨夕、旧友に久しぶりに電話をした。
 携帯の番号は変わってなく、つながったが東北に住んでいるという。もうすぐ一年。旦那さんが家業のダンゴ屋さんを継ぐことになっての転居だという。事務所からか掛けたのだが、思いのほか長話になり、事務所を出て、歩きながら尚も話した。で、向かった先が青年座劇場。観た芝居が『激情』で、全編東北弁だった。

 そーゆーわけで、昨夜は僕的には“東北な日”だった。

 劇中、女房を寝取られた男が、寝取った主人公に「ハーフ?」と聞くシーンがあるのだが、僕自身、青森は五所川原と川崎(神奈川)のハーフで、東北弁には少々五月蠅いが、役者達は皆なかなか見事な訛りを披露してくれた。
 話は前後するが、ハーフと聞かれる主人公を演じた高義治君は、まあ、ハーフといわれれば…日本人とフィリピンの、そんな掛け合わせの顔だ。ちなみにTVでは森田剛。ある意味、同じ系統だったりする……(?)。
 この夏、東演の稽古場への長い道程を一月ほど通った青年座『明日』にも出演していた木暮智美嬢が方言指導を務めていた。役者も頑張ったが指導もグーッ。

  さて“訛り”の芝居の中身は、フジテレビ「演技者」でもドラマ化されたのでご存知の方も多いかもしれないが、観劇後“鉛”のようなモノが胸というか腹というかに蟠る…そんな話。昨日が初日なのでストーリーには触れませんが、代々木八幡へ向かう車中、北村薫さんの短編集「水に眠る」の中の『かすかに痛い』をちょうど読んでいたが、かすかというより“かなり痛い”話、とも言える芝居。

 文学座の山崎美貴さんはじめ、俳優は豪華な布陣で、制作の「八幡ムードメーカー」の底知れないパワーを感じた! 勿論「初めてこういう作品に挑んだ」という演出の磯村純の類い希な才能は今回も光り輝いていたのはいうまでもない。


 さてさて。今から北沢タウンホールで「下北沢演劇祭」の結団式だ! その模様は明日(あすた)、語ろ(かだろ)と思うっす。


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家庭訪問

2005年12月13日 | 東演
前のブログ(12/8付)では、ニワカ印刷屋さんだったが、先週末は春先の教師よろしく「家庭訪問」な一泊二日となった。土曜夜(12/10)弊団の女優宅で新米パーティーが催されたのがそもそもの発端だ。

男優の一人が、この秋実家で自ら汗を流して刈り入れた新米を供出し、それをメインに鍋を囲もうと、座の中堅~若手(?)数人がパーティーを計画。女優陣からは光藤岸並小池福田安田江上、男優陣は奥山原野姶良に制作が一人の総勢10名が結集し東演の未来を探求しつつ、新米や鍋に舌鼓を打ち、少々お酒も嗜んだ。
                
それが八王子市の北野台という、その名の通り高台にある住宅街の、小池邸だったのだが隣の丁目に僕の友人がいた。小学校から仲が良く、中学はバレー部で同じ釜の飯を食い、卒業後もOB会とは名ばかりの飲み会で顔を合わせている征治だ。いくら小池邸が巨きいとはいえ客が9人もいてはと、中学時代垂直跳びで90センチ以上ジャンプした男の所に河岸をかえ、さらに呑んで泊まった。
(後で聞くのだが、他の8人もちゃんとその日のうちに帰宅したそうだ)

翌日、彼の車で橋本まで送ってもらい奥山浩邸へ。
  ※奥山浩は“新米”の出所でもある山形出身の東演の俳優と同
   姓同名で字もまるまる同じという奇遇。
彼は大学時代の友人で、妻も同じ学科だからミニ同窓会となった。こうして土曜夜、日曜朝、日曜昼と三食を三軒でごちになったのだが、家庭訪問とゆーより「突撃隣の××ごはん」って感じだわな…。

11日(日)は演劇祭の稽古が休みで久しぶりのオフ。
土曜の稽古後に下北沢を出たのが六時。京王で北野へ。翌日は橋本から京王で永山、永山から小田急で百合ヶ丘(実家にちょいと顔出し)……24時間後の日曜六時に小田急で下北沢を通過…ぐるりとループする充実の週末となった。

僕のことはともかく。最後に、冒頭の「東演の未来の探求」だが、やはり役者が9人もいたので、当然演技論に熱が入った。おもに韓流スターの演技を細かに分析するため、大型ビジョンを熱心に見つめた!
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演劇の日

2005年12月08日 | 東演
12月も、一週間が過ぎた。
今年も残すところ、たった四分の三ヶ月。で、東演の事務所は、印刷屋さんみたいだ…。

例年のことだが、年賀状はもちろん友の会に新人募集に来期の養成所などなどの「紙媒体」の準備に追われるわけだ。
わけだが、パソコンなどの普及で今まで外注していた作業も、勿論プロの技には到底かなわないまでも、なんとかムリクリ形にしてるので、仕事の量だけは増えている……。

やれ学校教育の場で芝居を観なくなっただの、それは由々しき事態だの、そもそも芸術に対する国の援助がなっちょらん!と、頭を悩ましたり、負けるもんかと力んだり……でも、その一方で、印刷屋さんの仕事を奪って、謹賀新年より恭頌新禧だろう、ここは明朝じゃなくゴチックか?とか、ここが青ならここいらに赤みが欲しいだの無い知恵を絞り出している。
矛盾を感じつつも、演劇界はもっと崖っぷちだったりする。

一昨日ニュースでチラ見したのでさだかじゃないけれど「今の子供は野球のルールを知らない」と。それを神妙に聞いていたのはプロ野球選手会の新会長宮本。
我がヤクルトが古田に続き二期続けるのは、光栄のような…、でも持ち回りで力のない人がやるよりいいか・・・おっと、話が逸れていく。
え-と。そう、栄枯盛衰。野球もホント正念場だな、と。

で、その選手会は12月の第1週を「野球の日」にしたとか…ヤキュウなら8月9日じゃん!とかも思いつつ、演劇界もそーゆー努力が必要だろうと、ふと思ったりしたのだった・・・。
ここで臨時ニュースです。実際に8月9日は「野球の日」で、2月5日は「プロ野球の日」だそうです
……選手会選定の野球の日はキャッチボールをするとか、なるほどそっから始めるか! でもそのくらいの掘り下げ方だとよナ・・・とすれば、では芝居なら?
            
とりあえず戌の絵を決めてから考えよう・・・。


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ミステリー?

2005年12月06日 | 身辺雑記
今朝、東高円寺駅の階段を降りて行くと、途中にストッキングが落ちていた。いかにも履いてたのを脱ぎましたって風情で。

ドトールと美容院のある半地下の踊り場で180度回り込んで、さらに下る階段の、今度は手すりにストッキングの片方が結びつけてある。
          何なんだ?

劇団に向かってるからサイズとか、あるいは結び方が、特定のある資格を持つものか(ミステリーでは登山とか航海士とかが相場だ)とか、詳しく見ることは出来なかったが、普通に考えたら昨夜ある女性が酔っぱらって自分で脱いだってところだ。
まず地上で片方脱いで、フラフラ降りながら半ばで捨て、踊り場で尻からベタリと座ると、もうかたっぽも脱いで後方に投げ、
そう。
演劇的リアリズムでいえば左をハラリと落としたら右は後ろに放りたいところだ。その方が動きとしての広がりが出るし、心理的にも「これでおしまい」という、運動会の玉入れで最後の1個を高く放りあげるのと同じアピールになる。

  でも、最後の片足は手すりに結ばれていたのだ…。

選択肢としてはまず二つ。本人か他人か?
本人の場合、酔ってやったのか、素面だがスゴく怒るなど心的バランスを欠いたていたのか。他人の場合、知人か他人か……。こうしてトーナメント表を逆にたどるように様々な推理が成り立つ。

何を朝っぱらから考えているんだか・・・
作家でもあるまいに……。
だがしかし。役者は勿論、制作者にもこーゆートレーニングは大いに必要だ。

劇作家が書き、演出家のもと役者が演じ、美術照明音響衣裳などなど多くのスタッフに支えられながら「一本の作品」を立ち上げて行く過程で、制作者は“観客”を意識しながらも、経済的な根拠を決して忘れず「演劇」に仕上げるまでのクリエイティビティを発揮するために、ベージュのパンストが何故銀の手摺に結ばれていたかを解くぐらいしないと・・・いや、パンストにこだわるのではなく、リアルでかつ突拍子もない発想が、大事だって話です。
                         
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カレッジパワー

2005年12月05日 | 身辺雑記

東海大学吹奏楽研究会の定期演奏会を拝聴する。
横浜のみなとみらいホール(大=2020席)を埋めるのは勿論、
小ホールをつぶして花束預かり所に使用
(これがまた長蛇の列)など、
大規模な、立派なコンサートであった…。
                 
過日、南保大樹が客演した
『尼の泣き水』でピアノを務めていただいた
多賀ひとみさんがゲストで出演するという縁で
本当に久しぶりに横浜に足を伸ばした。
みなとみらい線にも初めて乗った。
     「みなとみらい駅」は、まさにその名の通り、
     未来チックな佇まいで、クイーンズタワーや
     パンパシフィックホテルとも直結のステイション!

で、学生とはいえ力強く清々しい演奏で、
ビートルズから美空ひばりまで、ポップスなども
盛り込んだ僕のような“ズブシロ”の耳にも心地よい
レパートリーで楽しめた。
さて。我がアトリエにして、
     下北沢の小劇場の老舗=東演パラータでは、
     11/10~13中央大学第二演劇部
     11/18~20帝京大学演劇部
     12/2~4、中央大学の中央大学ミュージカルカンパニー
     と、学生劇団が多く使っていただいている。
この時期、定期公演の時期である

いや、しかし。改めて思うのは、
学生ってのは、なんと贅沢な時期か…ということ。
まあ、過ぎた今だから思うことで、真っ只中にあっては、
気づいてか気づかずか、時間を浪費してしまい……
でも、その“無駄”が紛れもない「贅沢」の招待だったりして、
自分でも何書いてるか解らなくなってきたが・・・。
まあ、ひとことでゆーと青春だ。
(キャ!なんて恥ずかしいフレーズ)

いつまでも青春って、気持ちだけでも失いたくはないが、
目の前で思い切り見せつけられると、
寄る年波を感じなくもない・・・
いや。そーゆーちょっとした(?)ショックは
確かにあるが、それより元気を貰った方が大きい

それが証拠に、コンサートのあと、
みなとみらいホール~赤レンガ倉庫~山下公園
~中華街~馬車道~伊勢佐木町~桜木町を走破・・・
まだまだ学生には負けないゾ

 ※東海、中央、帝京とも総合大学なので正確には
  「カレッジ」はなく「ユニバーシティ」だが…。
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