麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

結婚記念日の優勝祈念。

2013年11月30日 | 身辺雑記
11月30日、快晴。
今日は父と母の結婚記念日だ。
しかも50回目。世に言う金婚式。

そんなめでたい日にJリーグは終盤戦。
第33節が行われる。

我がマリノスは9年ぶりの優勝に王手。
父母のお祝いの勝利を挙げてくれると
僕は信じて疑わない。

***

年のはじめに目標とする演劇製作者
木山潔氏の急逝を知った2013年。
今月の10日には金婚式目前だった
父・富春を召された。

そう、だから今日の記念日、母は一人。

だから尚更、我がマリノスよ、頼む!
歓喜を与えたまえ。
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『プロペラ』と、未来の子供達

2013年11月24日 | 制作公演関連
本日昼の回も大勢のお客様に
ご来場戴いた『プロペラとスカーフ』

一昨日は、昼夜公演のあいまに、
傷んだ小道具の替えを届けに
やってきた舞台美術の根来さんが
愛娘のかないちゃんを連れてきた。

軍部の勢力がにわかに大きくなる
時代を描いているから、
空気がピリッとしているのが常。
それがほどけたひとときになった。


この作品の舞台となる
奈良原飛行機研究所の
所長を演じる中山一朗。
彼にも娘がいる。
なかなかのじゃじゃ馬だ。
ひとつ前のブログに掲載した登志子。

彼女は大正時代を生きている。
が、演劇の多くがそうであるように
この作品も現代を射抜いていて、
平成に生きる、かないちゃん達
未来のある子供達の行く末について、
考えるものが底流にある。

***

まで11/23マチネ中に書いたが
間に合わずソワレとなり、
今は日曜日の朝。
アトリエ・センターフォワード
第9回公演も、気づけば残り2回。
今日と明日の昼2ステージだ。

こないだ小屋入り…、そして仲日…
小劇場としては長めの11日公演も
ラストスパートだ。
早いな~

はやいといえば『プロペラ~』は
疾走感溢れる芝居に仕上がってます。

シアター風姿花伝にて
お待ちしております

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『プロペラ』と、満席と椎名町。

2013年11月21日 | 制作公演関連
昨日、仲日の『プロペラとスカーフ』。
ちょうど折り返しを、嬉しいことに
満員御礼で迎えることができました。



さて、シアター風姿花伝は
複数の駅からアクセス可能。
で一番近いのが西武池袋線
「椎名町」である。


その駅前には立ち食いながら
名店の誉れ高い「南天」があり。
メンバーもお気に入りだ。
上の写真は昼夜二回公演の合間に
揃って食す、の図であります。

テレビなどでも紹介されてます。
「本店」とあるから、
きっと他にも店があるのかな?

ボリュームなんてん、もとい
ボリューム満点の肉てんこ盛りの
肉そば、肉うどんが看板。

かたやアトリエ・センターフォワードの
『プロペラ~』も負けじと
ボリューム満点の舞台です。

今日2ステージこなすと、
金~月の4日、5ステージ。
まだの方、お急ぎください。

寒さが身にしみる季節。
温かいそばやうどんも良いけれど
大正時代、飛行機黎明期に
大空に夢をかける研究所の面々の
熱~い作品で
芯からあたたまってください!

おっと、間もなくマチネが終了だ。




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『プロペラ』と、目白という街

2013年11月20日 | 制作公演関連
東京の真ん中をぐるりと走る山手線。
日本のまさに中心にあるから、
新宿、渋谷等の巨大ターミナルは勿論
多くの駅が私鉄や地下鉄と連絡する。
「しない駅」は数えるほどだ。

その珍しい方に属す「目白」。
駅もこぶりだ。
が、三井住友、三菱東京UFJ、みずほの
三大メガバンクが駅前に鎮座していて、
(さらには、りそなもある)
なるほど、この一点からも
高級住宅地であることが窺える。


こちらは、閑静な住宅街でも
ひときわ存在感のある
「公益財団法人・徳川黎明会」。

名前からもわかるように、
あの「徳川」であ~る!!!
尾張徳川家所蔵の美術品等の管理、
一般への公開等を目的とした団体だそう。

そんな目白の劇場「シアター風姿花伝」で
絶賛上演中のアトリエ・センターフォワード
『プロペラとスカーフ』は公演六日目。
7ステージを終え、残すは今日含めて8。
ちょうど折り返しとなります。

僕がACFに参加したのは前回からですが
今回も主宰矢内文章のきめ細かな演出は
毎日毎ステージ、ハードルを上げながら
役者に迫っています。

それを乗り越える役者の力が、
ダイレクトに客席に雪崩れ込みます。
生で、体感ください!


ヒロイン・登志子を演じる
牛水里美。

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安らかなれ。

2013年11月18日 | 身辺雑記

最悪の場合は……と
病院からの連絡があって、
母、弟、おば二人らが
集まったのは11月9日夕刻。
副院長から説明を受けたのは
それから4時間程あとだった。

とにかく尽くせる手は尽くします。
言葉通りの医師看護師達の努力と
父の生命力でその日は
容態が安定して朝を迎えられた。
11月10日。
一度それぞれの家庭や仕事に戻った。
その日の4時少し前だ。
弟から「いよいよ」と。

そしてまもなく旅立った。
臨終には次男ながら事実上の跡継
宏のみ立ち会うことができた。



持病の痛風がまた痛くなったと
9月の終わりにいつもの調子で
病院へ向かい、入院。
暫くして、背中も痛いと言うから
調べてみたら癌が進んでいて、
余命は一年。
手術そのものが難しいから
命の保証はないと念を押された
10月半ば。

腫瘍は概ね切除。
ただ10時間以上に及んだ手術に
齢75の父の体力がかなり奪われた。

故郷の青森、立ちねぶたで知られる
五所川原を高校卒業とともに後にして、
川崎にやってきて以来、
土木建設の道一本に生きた男は
他の同世代より頑強な体を持ってはいた。

9日の前にも「会っておいて」が一度。
その体をもって幾山も越えての、
ついに力尽きての永眠となった。

仕方がないが悔やまれるのは
その闘いは鎮静剤の助けを借りたので、
(だから痛みも感じずに済んだのだが)
言葉を交わすことなく逝かせたこと。

それから。
今月末、30日が父と母の金婚式
になる筈がそれも成らなかったこと。

10日夕刻、永眠。
15日、通夜。
16日、葬儀。
すべて滞りなく執り行ったが
まだ、まるで実感がない。

10日再び病院に向かう僕に
弟が「死にました」とショートメール。
それを受けた僕の目の前の中吊りに
「うらやましい死に方」という記事。
それを何だか可笑しく眺めた。


冒頭の写真は、
土木屋の父の主戦場のひとつ、
東京湾と工場地帯だ。

安らかに。
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あきない

2013年11月15日 | 制作公演関連
突然寒くなった
今年はほとんど秋のないまま
冬になった、そんな感じだ。

さてアトリエ・センターフォワード
第九回公演『プロペラとスカーフ』は
劇場入りから四日、
今日いよいよ初日を迎える。
こちらは何度観ても「飽きない」芝居に
刻一刻近づいている。

小劇場では、様々な要因から
劇場入りから初日までが一日半、
なんてのがざらだ。
お客様がこない日も当然劇場費は発生する。
「商い」としてはその時間は短い方が良い。

が、木戸銭に加え大切な時間をかけて
足を運んでくれる御客様にとっては
……語らずもがな。

ACFは歯を食いしばり、そこにこだわります。
今回も三日半、準備に費やした。


美術の根来嬢と衣裳の有島嬢、
ディスカッションの図。

そうそう。
シアター風姿花伝は素敵な劇場ながら、
やや足が悪いのは否めない。
山手線目白駅からは18分。
椎名町駅からは6分だが、この駅名を聞き、
池袋で西武線に乗換えて一駅ね。
とピンとくる人が何人いるだろう。
乗換えの時間など考えたら、
目白通りをまっつぐだから、目白でいいや
って考えも一理ある。

同様に、下落合駅、落合南長崎駅
(前者は西武新宿線、後者は大江戸線)
も微妙なステーションだ。

そんなわけでキャスト・スタッフに
自転車組が多い。


あ、これはメンバーのじゃなくて、
下北沢で見かけた自転車店。

とにかく。今夜七時開幕


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麦酒瓶の男、紙袋の女

2013年11月12日 | 身辺雑記
松陰神社前から渋谷行のバスに乗った。



家庭や居酒屋で見かけなくなった
瓶ビールの大瓶を片手に、
ごきげんな男。
彼はこのあと、これを飲み干し、
チューハイの350ml缶をその手に握る。

ただ。
僕が彼と出会いし時、既に写真の状態。
なので彼が633mlを丸々一人で飲んだ、
とは言わない。むしろ考えられるのは、
大勢で飲んでた席で中抜けする彼に
一、仲間がふざけて呑みさしを渡した。
二、お開きになったが、呑み足りない彼が
余ったのを失敬してきた。
のどちらかが濃厚じゃないかしら。

それをちびちびラッパ飲みしつつ
バス停に歩むあいだに自販機かコンビニで
缶チューハイは購入、、、という流れ。

これは『空の記憶』の稽古帰りの話。
かれこれ二週間前になる。

三日前。
渋谷から山手線に乗ると、
アラフィフの美女が腕に紙袋を通し、
さらに手にはケーキの袋を持って
角の席に座った。
右側に一人分空いていた。
左手の皮のバッグはなんとか裁いたが、
右の、二の腕のブランド品は嵩があり、
またトップスのケーキも無闇には扱えず
関節をちぐはぐに使いながら、
彼女は人が座れるよう何度か戦った
……のだが結局、挫折。

彼女は知人ではないけれど、
諦めは面倒臭いのじゃなく、
周りの目に負けた、
と僕には見受けられた。
ごそごそするのをみられる羞恥に
彼女は耐えられないタイプじゃないかと。

こちらは『プロペラとスカーフ』の
稽古帰りの話。

そのアトリエ・センターフォワードの
初日はいよいよ15日。
今日から風姿花伝に入りました。
ここで三日半準備をして、
皆様をお迎えいたします。

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『プロペラ』と、親戚の定番挨拶

2013年11月10日 | 制作公演関連
「暫く見ないうちに大きくなったわね~」
は、親戚のおばさんの常套句だが、
アトリエ・センターフォワード
第9回公演『プロペラとスカーフ』も
他の公演でご無沙汰して、
稽古場に久しぶりに来てみれば、
まさにそのような印象であった。

親父と酒を酌み交わし少々興の入った
親戚のおじさんの決まり文句は、
「こんまっかったにぃ、
すっかり色っぺくなって」だが
『プロペラ~』もまた、
役者一人ひとりが立ってきて、
そこには艶が薫っていた。


稽古のビデオを見返しているの図。
ちょうど飲み物の紙パックに隠れ
デジカメが隠れて解りにくけど……。

これまた解りづらいが、
個々の顔には笑顔
実はちょいとしたアクシデントが
ばっちり録画されていたのだ。

気づけば稽古も明日まで。
火曜からはいよいよ劇場入り。

公演は11月15日から25日
シアター風姿花伝。

お読みになっている方は勿論、
ぜひ親戚のおじさんおばさんも
誘ってご来場ください。

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『空の記憶』、一度頁を閉じます。

2013年11月08日 | 制作公演関連
演劇集団「阿吽」の『空の記憶』
郡山での芸術鑑賞教室、終了。
これでスタジオARから始まった
一連の公演はすべてが幕。
『アンネの日記』の続編ともいえる
舞台は一度「頁」を閉じます。
が、来年以降も届け続けたい作品。

※※※
11月7日、曇天

福島県立安積黎明高校にて。
写真は校門右側の「旧校名」。

その時代に、本作の作者・浜祥子が
この学舎で学んでいた・・・。
あれから幾星霜。
後輩たちが体育館にシートを敷くの図。



ステージでは着々と仕込が進みます。

そして13時半。開会の言葉に始まり、
校長先生の挨拶やら鑑賞諸注意やら
「図書委員」による進行を経て、
開演した『空の記憶』・・・

およそ一時間経過したあたりで突如、
バババババッと蒲鉾型の屋根を
激しい雨が撃ちまくった!
「スコール」に台詞が掻き消される
アクシデント。
が、黎明の生徒たちは高い集中力で
我々の作品を観続けてくれた。

東京では70人でいっぱいの小さな小屋。
一方この日は全校生徒千人という数に加え、
環境も整わない体育館での上演に
正直不安もあった。けれども。
それは杞憂に終わった。
今後も、芸術鑑賞教室で勝負できる
大きな自信を我々は黎明の生徒達から
いただきました。深謝。

僕は参加できなったけれど、
俳優と作者を交えた演劇部
(地区大会を突破し県大会を控える)、
この会を取り仕切った図書委員会との
懇談会も大いに盛り上がったとのこと。

※※※
もう少し詳しく書きたいが
長くなったので今回はここまで。
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『空の記憶』千秋楽ですがまだ終わらないのです。

2013年11月04日 | 制作公演関連

スタジオARの小さな受付の
片隅に飾られれた「アンネ」です。
日本人イラストレーターのもので
『空の記憶』英語・スペイン語版
(青陶社刊)の表紙にも使われています。

てなわけで本日、11月4日祝日、
演劇集団「阿吽」の千秋楽。
・・・東京は。
一日おいて、福島県郡山市へ。
まあ、それはまた改めて。




劇場のある周辺では「楽市楽座」
が開催されていて、昨日、
昼と夜の回の間に、
太鼓の音を頼りに足を向けたら
写真のようなことになってました。
かの有名な「ぼろ市」とは
また別のお祭りらしい・・・。

そんな文化の日「11.3」。
楽天が初優勝
3.11→11.3
この数字の意味するものは?
楽天の創立から九年での日本一、
田中将大の熱投、などなど
さまざまな奇蹟が含まれている、
と思いました。

同日。全日本大学駅伝では
我が東洋大が、またまた二位
駒沢が三連覇を成し遂げた。
でも東洋は、伊勢路では敗れたが
大阪での第91回全国学生相撲選手権大会
団体戦で11年ぶり3回目の優勝

おっとっと。
「体育の日」みたいになってるぞ。

超満員で迎える東京6ステージ目、
まもなく14時からの開幕です。
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