麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

うたのちから

2024年01月31日 | 身辺雑記

ふと『ふれあい』を口ずさんだ

仕事帰りの夕暮れ時

中村雅俊や小椋佳のファンではなく、

……理由は1976年の4年1組にある。

 

私の通った東柿生小学校は

低、中、高学年の二年おき、

つまりは1,2年は同じクラス、

同様に3,4年、5,6年も同じ面子

というシステムだったが、

担任は諸事情で代わることはあった。

 

で。

我が3年1組の橘川節子は転任し、

4年1組は深谷忠男が担任になった。

・・・個人的には幼稚園の大津恭子、

小学校1,2年の秋野民江、前述橘川と

女の先生ばかりだった私にとって、

初めての男性教諭。

 

そして彼はオルガンではなく

アコーディオンを駆使し、

かつ、それまで唱歌中心から一転、

フォークソングを9~10歳に

聞かせ、歌わせたのだった。

そしてそして!

中でも一番一緒に歌ったのが

『ふれあい』だったのだ

 

てか、47年ほど前に歌った唄が

疲れたオジサンの口から零れる不思議

加えて、音楽の持つ力の偉大さ。

 

 

嗚呼、〈歌〉ってすげーなぁ。

演劇には、そうゆうパワーはない。

……確かにないけれど、別の力はある。

 

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百一回に向けて

2024年01月30日 | スポーツ

プロスポーツの来季に向けたキャンプが

始まる季節となりました。

大学の新戦力情報も聞こえてきており。

 

我が「鉄紺軍団」には、関東高校駅伝の

1区10kmのトップスリーが入学します。

松井海斗(埼玉栄/埼玉)

宮崎優(東洋大牛久/茨城)

内堀勇(巨摩/山梨)

 

さらに!

同区8位迎暖人(拓大一/東京)も

TUのユニフォームに袖を通します。

迎の父は、現JR東日本のコーチで、

東洋大学・酒井監督と学法石川高、

コニカミノルタでチームメートという縁。

 

加えて名門校からも!!

仙台育英のキャプテン杉浦蒼太、

宮崎の小林高からは

全国大会2区3位の陳内紫音、

同4区6位の藤本祐輔の二名。

学法石川(福島)馬場アンジェロ光は

酒井監督、相澤晃の後輩となります。

 

ほか6名のニューフェイスが入部します。

23シーズンは出雲、全日本で苦汁をなめ、

第100回記念の箱根では

シード落ちも予想された東洋大学。

下馬評を覆し、総合4位(復路3位)で

19年連続シード権を得ました。

 

そのレースで快走した梅崎蓮(2区)、

小林亮太(3区)、緒方澪那斗(5区)、

西村真周(6区2年)、吉田周(9区)、

岸本遼太郎(10区年)に、

復調が待たれる石田洸介ら在校生と

新入生で101回の箱根へ・・・。

 

青学や駒沢などライバル校にも勿論、

力のある一年生が多数入学します。

闘いは既に始まっています。

 

 

余談。

昨日が100人、その前日が101人と

弊ブログの訪問者数と

「箱根駅伝」の回数が重なる偶然。

 

 

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MAIL

2024年01月26日 | 身辺雑記

「暖かくなったら会いませんか?」

というメールが届いた。

 

携帯を替えてきた歴史の中で

突然電源が入らなくなった場合等

電話帳機能を移せなかったことがあった。

なので、友人知人なのに

名前が表示されないこともある。

 

「俺のメアド登録してあんだから」

ってな心持ちで発信者は考え、

とはいえ文末に一応苗字は添える。

それが「熊取谷」的ならば良いが、

例えば「太田」みたいな平凡なものだと

誰だかわからん。

実際その辺りを狙ってくるアウトなヤツを

経験してもいる。

なのでまず、詐欺メールを疑って掛かる。

今回はccの中に人物が判明できる

メアドがあって、詐欺容疑は晴れた。

 

次の段階として、集まった面々が

次々に殺され、犯人は意外な人物

ということが想像され……ん?

これは小説やドラマの話だわな

 

それに「ドラマ」になるには

男女混合が必須な気がするが、

「暖かく~」メールの面子は野郎ばかり。

しかも四人と、随分こぢんまりとして

サスペンスを成立させる

ボリュームに達していない。

 

   

 

話が前後するが、差出人は高校の友人。

卒業後、四者四様の道を歩みながらも

年一では少なくとも集まっていた。

結婚式も(式を開かなかった一名…

あ、俺だ……以外)呼び呼ばれした。

 

やがてそれぞれの暮らしに埋没して、

かれこれ10年近く空いたようだ。

つまりcovid-19とは関係なく。

・・・いずれにしろコロナ禍を過ぎ、

誘ってきたのだろうと推測される。

 

「実は離婚を考えていてね」的な

ネガティブな相談ならば、即集合。

暢気に春は待たないはず。

 

嗚呼、たった一行のメールでも

おもいのほか楽しめるものだな~。

 

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レシクラー

2024年01月22日 | 身辺雑記

reciclarはスペイン語。

日本語に訳すと再利用。

 

我が家の近くの再利用物件が

「極真会館本部」である。

 

 

今でも海外から「空手家達」が来て、

型や組手、さらには記念撮影をする姿を

すぐ脇の駐車場やそのまた横に広がる公園

(写真2枚目)で、ちょいちょい見掛ける。

 

聖地なのである。

 

 

その建物が撮影スタジオになっている。

道場階は、ほぼそのままの形で

ネーミングもひねらず「ドージョー」、

一階はフランスアンティーク家具、

シャンデリアなど誂えた「マドモアゼル」

四階は自然光の入る「ムッシュ」等々に。

 

「ギャラリーO」という名称は、

創立者・大山倍達の名前から?

とも思ったが、HPによれば

中野、目白、曙橋ほか都内17箇所に

スタジオを展開しているようで

関係はなさそうだ

 

極真本部自体は同じ池袋二丁目に移転。

元世界王者松井章圭

(現松井章奎)が館長を務め、

「国際空手道連盟 極真会館」という

同じ看板を掲げている。

 

松井館長といえば「極真トーナメント」が

地上波で放送され、空手に縁のない我等も

松井対“ニホンオオカミ”黒澤浩樹

松井対“城西の爆撃機”増田章

などなど熱い闘いを多数覚えている。

 

そして畳を降りたあとも「極真」をめぐる

戦いは新たに起こるのだが、

それは門外漢が触れるところではない。

 

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ソフィアと赤札屋

2024年01月22日 | 身辺雑記

上智大学といえば、

私より先輩達にはアグネス・チャン。

私達世代は早見優

・・・と客観視を気取ってみたけれど、

花の82年組のなかで私は

「早見さん推し」だったのである。

キャンパス前を通ったのでパシャ

 

 

ソフィアに用事があったわけではなく、

四谷で待ち合わせだった。

四谷といえば「しんみち通り」

新宿通りの一本北側に並行して伸びる

露地で、安い居酒屋なとが立ち並ぶ。

 

中でも赤札屋はメガチューハイ100円等、

阿呆みたいな価格で有難い。

メニューには150円表示。

それを手書きでオフして提供中。

 

 

一時、改装のため閉まっていた。

久しぶりに暖簾をくぐったら、

な、な、なんとオーダーがタブレット。

……逆に

低価格を実現するには必須なんだろう

 

相変わらず繁盛していて、

6人掛けテーブルを2人ずつの相席。

ゆるい交流が築かれるのも、

この手の居酒屋の醍醐味だ。

 

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強い風にもホドがある。

2024年01月19日 | 身辺雑記

 

三日前の火曜日は風が強かった。

  少し踏み込んで言えば、

風が強いにも〈ホド〉があって、

公園の大きな樹木の厚い皮が

剥がれて落ちるレベル。

 

ビルの狭間では背中を押され、

意に反して小走りになったぞ

 

〈ホド〉といえば・・・

ユダヤ教の天地創造を図式化した

10の円(セフィラ)と

22の直線(パス)をセフィロト。

日本語では「生命の樹」と称する

その第8のセフィラが〈ホド〉だ。

色は橙、金属は水銀、惑星は水星を

それぞれ象徴し、栄光を意味する。

守護天使はラファエル。

 

ほど……もとい、ほぼ理解しないで

ネット情報を書き写しました。

だけれど、漢字で「火床」と書く

〈ホド〉は地名とも絡まって馴染み。

程久保、程原、金程などなど。

 

文字通り、火の床。

鋳造など火の作業が行われた場所。

・・・火は大事。

そして恐ろしくもあるから、

火事で喪うものがある。

 

善きも悪しきも。

風、水、火・・・

だから神社仏閣などに祭られる。

 

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偲・藤井貴里彦

2024年01月17日 | Weblog

「演劇鑑賞会」は全国連絡会への

加盟非加盟団体を含め41都道府県にある。

現在は、秋田・栃木・茨城・福井・

大阪・沖縄にないのだけれど、

秋田栃木大阪にはかつて存在していた。

おもに新劇と呼ばれる劇団との縁が深い。

以上、前段。

 

2018年11月、宮崎県都城の「演鑑」の

事務局長と初めて話す機会があって、

話の端緒として「藤井貴里彦さんの戯曲を

二本上演しています」と頭を下げた。

「ああ、貴里ちゃんね、知ってる知ってる。

確か二年くらい前に亡くなったんだよ」

 

「えっ」。

言葉に詰まった。



 

帰京してから色々調べて、

亡くなられたのは確かに2016年、

1月17日とわかった。

 

[ふじいきりひこ]

劇作家・童話作家であり藍染職人。

僕との関係から並べたが、

藍染童話戯曲の順が正しいのかな。

 

彼の戯曲『浄瑠璃の庭』(2004年)、

『空ゆく風のこいのぼり』(2008年)。

ともに劇団東演公演。

会場は前者が東演パラータ、

後者は紀伊國屋ホールだった。

演出はどちらも青年座所属の磯村純。

制作を担当したのが僕だ。

 

そして09年、僕がフリーになったあと、

三本目に向けてやりとりをしていた。

2010年の劇団ゼロQ第2回公演

『フリマの女』(演出/岡田心平)の

脱稿前の本を読ませてもらい、

前述の二本も絡めて、あーだこーだ、

酒を挟んで、新たな貴里彦ワールドを

創り出すべく、船出。

少し時間を置いて具合を聞いたが、

筆は進んでおらず、かたや僕はといえば、

お陰様で小劇場のプロダクションから

次々に仕事が舞い込んで、

自らの屋号「THEATRE-THEATER」

(テアトルシアターと読みます)の創造が

あとまわしになっていた……。

 

・・・僕が死を知って6年。

天への船出からは8年になる。

 

中ほどの写真は、藤井さん自ら染めた

こいのぼり。『空ゆく~』の

チラシには彼の藍染を用いたのだが、

宮崎から送って貰った荷の中に居て、

作者にかわり稽古場で見守ってくれた。

 

デビュー作『百円野菜』はじめ、

今日ブログで紹介した以外にも

あったかな藤井作品が

今後も上演され続けることを!

 

 

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備忘/2023年末-24年始~5.紅白歌合戦

2024年01月16日 | 鑑賞

辰年になって、最初の投稿が1月6日。

松の内も明けた9日から、まず箱根、

続いてニューイヤーと駅伝を回顧した。

時間の遡り・・・なので、

その勢いに乗り、今頃「大晦日」

 

 

何億年ぶり……は大袈裟だけれど、

記憶にないくらい久しぶりに

「紅白」を頭からお尻まで観た。

  

我が家二人に義父と姪を加えた

計四人で過ごした大晦日。

ただ四人全員が「紅白見ない派」で、

なぜNHKにチャンネルだったのか?

……強いていえば女子二人が韓流好き。

贔屓のグループも出場してはいた。

 

さて、久しぶりに浸った年末風物詩の、

感想の筆頭は、演歌の扱いが……酷い

ドミノや剣玉、芸人のネタと絡める演出が

ほぼ効果的ではなく。

特に歌手が小さいワイプで

倒れるドミノがメインというカット割は

水森かおりのファンではないけれど

「そりゃ、ないよな~」と感じまくった。

……37000個を並べる労力は判るし、

赤い衣裳が白い衣裳に変化する演出は、

番組コンセプトに合致してはいたけれど。

 

歌唱力の「ある」出演者においては、

じっくり歌を聞かせて、

そーでないカテゴリには魅せる工夫を。

・・・と外野は簡単に言う。

 

現場は、上から数字の話を厳しく言われ、

チャンネルを変えられそうなところに

つい何かしたくなるのでしょう。

でも、完全に裏目

またも最低視聴率を更新。

……てか、してもしなくても

紅白の、生視聴率低下は止まらない?

 

我が家は数十年ぶりに鑑賞したけれど

そうそう。

そんな時の移ろいを感じたのは、

最多出場が郷ひろみ、

最年長がさだまさし。

・・・そうなのだ!

美空ひばりが大トリではないし、

日本野鳥の会が点数を数えないし、

蛍の光を大合唱もしないのだ。

(いつの時代だ?!)

その四代目指揮者は、今や文化庁長官。

 

    

 

そんな年末年始でした。

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備忘/2023年末-24年始~4.ニューイヤー駅伝(復路)

2024年01月15日 | スポーツ

「箱根」を二回書くのは想定内。

が、ニューイヤーはサクッと!

なる筈だったのに、気付けば

なだれ式に鉄紺OBの話になった。

と反省を終えたところで、

1988年から群馬で開催されている

ニューイヤー駅伝

(7区間100 kmになったのは

2001年の第45回大会から)の

まとめを書きます。

 

【↑写真は、シモキタにオープンした

 群馬豚骨ラーメンの看板】

 

昨日書いたように優勝はトヨタ自動車。

2区からトップを譲らぬ圧勝。

3区ルーキー田澤廉が予想以上の走り。

とてつもないポテンシャルをみせ、

5区太田秀幸、6区西山雄介が

連続区間賞で勝負は決したわけだが、

1区、トップと4秒差で襷を渡した

ベテラン大石港与(ミナト)の、

ラストランが利いた!!

 

2位に3連覇を目指したホンダ。

1区13位と出遅れながら、底力をみせ

3位に食い込んだのは旭化成。

最多優勝25回と最多出場61回を誇る

名門の面目躍如!

 

個人のトピックとしては、3区で

NTT西日本の小林歩が16人の区間賞。

区間2位は田村和希(住友電工)、

実弟・友佑(黒崎播磨)が4位と

ここでもブラザー走があった。

 

区間3位は旭化成・相澤晃。

五番手で伊勢崎をスタート。

Honda伊藤達彦に追い付くと、

2020年箱根2区を彷彿とさせる

「ランデブー」となった

当時は東洋相澤、東京国際大伊藤。

実に15kmに及ぶ「熱並走」

 

・・・と、興味のない方には、

ただ走っているだけに見える「駅伝」は

様々なドラマいっぱいの「ドラマ」なのだ。

  

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備忘/2023年末-24年始~3.ニューイヤー駅伝(往路)

2024年01月14日 | スポーツ

二回にわたり今年の「箱根」の、

鉄紺に絞って振り返ったけれど。

(気づけば投稿日があいてしまった

その東洋黄金期を牽引した一人

服部勇馬がゴールテープを切った

第68回ニューイヤー駅伝

 

トヨタ自動車が8年ぶり4度目の優勝

Hondaの3連覇を阻止。

 

その意味ではニューイヤー、箱根とも

「連覇ならず」……あくまで結果論だが。

 

符合でいえば。

ニューイヤーで長嶋幸宝(旭化成)、

箱根では西川千青(大東文化3)が

1区で転倒した。集団走は危険だ

 

ちなみにナガシマソナタは、

高校の長距離ランナーの多くが

箱根を目指し大学に進む中、

あえて世界を目指して実業団へ

かたやニシカワチヨは、

九州国際大学附属高校出身。

 

また、1区(群馬県庁~高崎市役所)

2区(高崎市役所~伊勢崎市役所)の

区間賞を、太田直希(ヤクルト)

太田智樹(トヨタ)の兄弟が獲得

 

一方、双子の襷リレーは2区~3区。

弟の設楽悠太から兄・啓太へ。

悠太はHondaから昨年7月、

啓太は日立物流(現ロジスティード)

から昨年9月に西鉄に移籍。

東洋大学3年生以来11年ぶりの継走。

 

2013年の箱根も奇しくも2区~3区。

しかし、この時は啓太ー悠太と

今回とは逆のツインズリレーだった。

 

冒頭に紹介した服部は新入生で9区。

区間3位の好走デビューだった。

翌年、第90回大会では勇馬が花の2区、

3区が悠太、山登りを啓太。

勇馬の弟・弾馬がルーキーイヤーで

7区を任され、四度目の総合優勝

(つまり最後の優勝)

この大会のMVPはアンカー大津顕杜。

 

設楽兄弟と同学年のオオツケントは、

トヨタ自動車九州から昨年3月に

サンベルクスの所属となり、

今年のニューイヤーは5区を走り、

東洋大の後輩・渡邉奏太に繋いだ。

 

・・・長くなったので折り返します。

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