麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

野武士

2016年07月21日 | 身辺雑記
「野武士」が六月末に閉店したと
昨日のネットニュースで知った。

もう少し正確にいえば。
お笑い芸人・上島竜兵とその仲間たち、
誰が呼んだか「上島会」が解散か?
という話の発端として、丸ノ内線の
東高円寺駅から徒歩で一分ほど、
大通りに面した正面入口のほか
細い商店街側からも入れる
彼らのたまり場の居酒屋が
惜しまれつつ閉店し、それを機に
会も解散しようとの声が上がる中、
竜ちゃんが泣きながら反対した、
という他愛もないニュースであった。



実は新婚時代を過ごしたのが、
まさにその街だったから、
かみさんと何度か呑んだことがある。
「芸人さんがよく来る店らしいよ」
と友人にしたり顔で話したことも。

さま~ずが街をぶらぶらする番組で、
ついこないだ取り上げられたばかり。
放送は今月だったけれど、その収録は
まだ閉店前のタイミングだったようだ。

そう、暦は七月も下旬。
東京は都知事選真っ只中。
マスコミは沢山の立候補者のうち、
三人の「有力候補」に注目している。

一番気合が入っているのは小池氏で、
さしずめ「緑色の野武士」と
僕には見えるがどうだろう。
もちろん気合だけで勝てる訳じゃない。
選挙運動を一切せず知事になった人もいる。

が、覇気の強さは現状、彼女が優位という
世論調査の結果と連関している。

本来なら、その風貌に加えて
「野」党の統一候補なわけだから
「野武士」のような豪快さで、
鳥越氏が与党系を打ち負かす
というストーリーの方が面白い。

彼がもう少し若い頃なら、
さしずめ吉岡一門や巌流島で戦った
血気盛んな武蔵だったろう。
が、良い意味で枯れた今、
熊本に客分となり『五輪書』を書いた
晩年の剣聖のイメージである。

マスコミよろしく三者を平等に扱うなら、
増田さんについても一言。

ソフト路線を狙い、ラフな服装で
広い東京を東奔西走しているよう。
酷暑だから動きやすいとは思うが、
ただでさえ地味な風貌は
完全に日曜日のお父さんだ。

コメンテーターとして、きちっと
筋の通った話をしていたスーツ姿で
戦った方が良かったんじゃないかしら。

なんて、やや俯瞰して感想を書いていたら、
ポストに都知事選の公報が届いた。

へえ~「報酬ゼロ」を掲げる人だの、
NHKから国民を守る(?)人だの、
いろんな候補がいるな~。

「そのど映画界に入り」
「そのが、マルチメディアで」
きっとぢちらも「その後」と
書きたかったんだろうが、急いでたのか、
あるいは彼独自の言語表現なのか……。

さて、一つひとつじっくり拝読しよう。
コメント
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