敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。敏腕演劇プロデューサー目指し、長らくフリーで活動。2018年11月から修業の場を俳優座に置いた。

「おちらしさん公演診断」ってなんだ?

2022年05月22日 | 俳優座

「おちらしさん公演診断」というのは、

演劇などの折込代行サービスを行っている

ネビュラエンタープライズ社のメルマガで実施の、

いわゆるチャート診断のひとつなのだが。

・・・試しにやってみたら、

私へのお勧めは『ムッシュ・シュミットって誰だ?』

だったのである。

他の制作部員は皆、別の作品だったのに

 

 

ま、俳優座歴はわたしが一番長いんだけれど……。

そんな劇団俳優座LABO公演『ムッシュ~』

稽古とともに、お陰様でチケットも順調。

11日の回は早くも完売。

他の昼の回も良い席は少なくなっております。

観劇をお考えの方はご留意くださいませ。

 

さて弊ブログで『ムッシュ~』を語る回の

題名にやや苦戦していて。ついに「~誰だ?」を回避。

いや、今回も単純に「おちらしさん~誰だ?」でも

良かったっちゃぁ、良かったんだけれども。

 

そんな話は置いて、稽古の話をしよう。

 

シーンごとに細かく当たって、

全体像が少しずつ形作られてきています。

雪駄を履いて演出に取り組む小笠原響の、

役者がそうするなら、それを生かすためにはこう、

次にそう動いたのであれば台詞のアプローチは……

と、戯曲自体の持つテンポを大事にしながら、

勿論まだ決めることはしないで様々なサジェスト。

 

コメディを謳い、実際コメディではあるのですが、

噛み応えのある「大人のドラマ」に蒸留されています。

・・・フランス産の作品だけに

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おんがくがっこう~新劇交流プロジェクトⅡのろく

2022年05月20日 | 制作公演関連

前回の拙文で、老舗の書店を訪ねた話の流れから、

その歴史を伝えるべく中山晋平の名前を出した。

「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」で名を成した

稀代の作曲家は、島村抱月の書生をしていた縁で

「芸術座」旗揚げに参加し、前者はトルストイの『復活』、

後者はツルゲーネフ『その前夜』の劇中歌を産み落とした。

ともに松井須磨子の歌唱で大ヒット! 1914、15年のこと

 

中山は逸れ以前、故郷・長野で代用教員だった。

その頃の渾名が「唱歌先生」。

そしてブログタイトルは『美しきものの伝説』での役名。

芸術座で活動しながら、1922年まで教壇に立っていた史実からか。

 

童謡『シャボン玉』『証城寺の狸囃子』、

流行歌『船頭小唄』『波浮の港』(作詞はすべて野口雨情)

など数々の名曲を世に放つ前夜の、若き時代・・・。

 

 

中山晋平と演劇という括りでいえば。

菊池寛の小説『東京行進曲』の映画化とタイアップして、

曲を中山、作詞西条八十、歌唱を佐藤千代子で1929年発表の

同名レコードが、またとてつもなく売れた。

そして、中山と千代子を主要人物とした舞台が、

時を超え1990年、東京芸術劇場のこけら落としとして、

作・齋藤憐、演出・千田是也で上演されたのだが、

いよいよ来月開幕の、新劇交流プロジェクトⅡによる

『美しき~』で

大女優・松井須磨子を演じる渡辺美佐子も、

その『東京~』に出演していた一人である。

 

本プロジェクト同様、芸劇こけら落としの『東京~』も

当時の新劇団オールスターで上演され、それを観たなかには、

卒業論文に取り上げたハナタレもいたよーだが、

それはまた別の話。

 

 

お陰様で、18~20日は完売いたしました。

 

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神保町でカレー、九段下でコーヒー。

2022年05月18日 | 身辺雑記

神保町といえば、古書店から最近はカレーの町に…

「神田カレーグランプリ」2012のグランプリに輝いた

「マンダラ」でランチをした。

詳しくは語れないが、先方お勧めの三店から

私が選んで店内で落ち合う約束で、

早く着いた私を入口で迎えたのは元劇団員。

びっくり!

印度料理の店で働いていると聞いてはいたが、

神保町とは知らず。そして前述したように、

カレー屋さんがかなりの数あるところ。

いずれにしろ、美味しくいただきました。

 

九段下に移動して、能楽書院。

前回の舞台『京時雨濡れ羽双鳥/花子』が

能と狂言のエッセンスのある作品だったので

お世話になった書店さんに顔を出す。

明治40年創業の老舗。

専門書や月刊新聞「能楽タイムズ」を発行。

 

M40、西暦でいえば1907年。

中山晋平が島村抱月の書生をしていた頃だ。

翌年は大杉栄が「赤旗事件」で逮捕され獄中に。

その頃、まだ伊藤野枝は九州にいた……。

と、いきなり脇道がそれたが、

彼らは『美しきものの伝説』に登場する人々だ。

歴史を彩る面々が躍動を始めた頃にできた能楽書林。

創業者・丸岡桂は、歌人でもあり発明家でもあり……

人力ヘリコプターを製作した人でもある。

 

時は過ぎて百十余年。

現在の編集長と意見交換。

一週間ぶりの青空の下、茶をしばきました。

タイトル通り、本当は珈琲だけど

 

次回は新劇交流プロジェクトⅡ

『美しき~』について書きます。

 

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つゆのはしり

2022年05月17日 | 身辺雑記

梅雨に先立って現れる、ぐずついた天気を

梅雨の走りと謂う。

 つゆのはしり

仮名で書くとなんだかとても良い。

雨自体は好ましくないけれど、

音と、見ための文字のフォルムも佳い。

 

日本語ならでは。

いや、アルファベットの響きや並びの形にも

きっと美しさはあるに違いない。

言うまでなく、他の国の言語や文字も。

 

逆も然りで、韓流ドラマを観ていて耳にする

片仮名で書くと「セッキ」となる単語は

意味を知らなくても厭な気持ちになる響き。

 

そんな戯れ言は、翻訳家と会ったことから出た。

小雨降るなか厚木に出向き、某ドイツ文学者と会った。

俳優座のメンバー三人で教授宅を訪ねた、

というほうが正しいだろう。

その後、三者バラけて、

私は演劇鑑賞会の事務所を二軒はしごした。

教授宅から徒歩で、たまさか会議だったので、

休憩時間に合わせて。おいとまの時間にはあがっていた。

 

本厚木の石碑と、相模大野駅前

 

夕方、急行で二駅、相模大野へ。

以上、昨日の話。

・・・そうそう。厚木といえば『雉はじめて鳴く』の

宣伝写真を厚木東高校で撮影させていただいた。

当時、副校長だった男が、校長になって戻ったと聞いた。

今年四月。

十一月『雉~』は、ありがたいことに全国巡演を始める。

まずは静岡県下を! そのゲネプロを相模原の会場で行うので、

打合せも兼ねて相模原演劇鑑賞会へ……。

もちろん『ムッシュ・シュミットって誰だ?』の宣伝なども。

 

そして19時過ぎ。仕事を終えた校長と合流。

幼稚園からの腐れ縁。以下、省略。

 

5月16日、たくさんの豊かな言葉と出会った一日だった。

 

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わせだ~新劇交流プロジェクトⅡのご

2022年05月15日 | 制作公演関連

創立者・大隈重信の別邸が

東京府南豊島郡早稲田村にあり、

「早稲田学校」(中略)最終的には

「東京専門学校」と名付けられました。

1892年頃には、専門学校の別名として

「早稲田学校」(中略)専門学校から

大学への昇格を機に、1902年9月2日付で

「早稲田大学」と改称しました。

(早稲田大学公式HPより抜粋)

 

そんな学舎の学生でありながら、

演劇の道に身を投じたのが澤田正二郎。

「澤正」と愛されながら僅か36年、

太く短い生涯を駆け抜けた男である。

 

新劇交流プロジェクトⅡ『美しきものの伝説』に

澤正は「早稲田」という役名で登場。

劇中、まさにインテリゲンチャぶりを発揮するが……

 

 

新劇交流プロジェクトⅡ『美しきものの伝説』は

14日からリスタート。稽古場を移して再集合。

ということで、みんなでパシャリ。

 

補足。

澤正といえば、新国劇を生み、

前述のように一世を風靡したわけだが、

本編ではまだ若く血気盛ん。所属する団体に異を唱え、

一度は袂を分かつも一度戻ってきて

・・・という青春の時が描かれます。

 

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シュークルートって誰だ?

2022年05月12日 | 俳優座

シュークルートとは、皆様お馴染みの

ドイツ料理・ザワークラウトと同意らしい。

つまりキャベツの漬物の、フランス語表現。

ソーセージ、ベーコン、豚のすね肉などと茹で、

じゃがいもを付け合わせて美味しい、あれ

 

劇団俳優座LABO公演vol.39

『ムッシュ・シュミットって誰だ?』には

そんな料理も登場いたします。

 

劇団俳優座LABO公演『 ムッシュ・シュミットって誰だ? 』PV1

こちらは予告動画第一弾。

 

既に稽古は、立ちに入っていて。

昨日は早くもパンフレット用の撮影を「タイガー」で。

唐突に言われても……ね。

六本木の名店「タンゴ」閉店後の場所にオープンした

ダイニングバーが「タイガー」。

半券サービスやオリジナルカクテルで

『ムッシュ~』公演ともコラボレーションが決定。

 

 

そんな関係を紡いでいるお店で

どんな写真が撮れたかはパンフレットを……

 

あ!

今日のブログでは『ムッシュ~』イベント情報を、

と約束していました。

https://haiyuza.net/performances22/labo39/

上記に詳しいけれど、アフタートークのみ、

今日のところは、まとめると。

 

6月11日(土)14:00の回
演出/小笠原響、翻訳/中村まり子

同月12日(日)14:00の回
望月衣塑子氏(東京新聞社会部記者)

同月15日(水)14:00の回
前川喜平氏(現代教育行政研究会代表)

同月18日(土)14:00の回
岩崎加根子、有馬理恵、森一、眞鍋卓嗣、脇田康弘

 

本作の演出と翻訳の両名による作品解説にはじまり、

映画『新聞記者』の原作者でもある望月氏と

安部政権下、文科省事務次官の職を辞した前川氏を招き、

同調圧力に関するトークショー。

そして「劇団創立80周年に向けて」と題して、

俳優座のこれまでとこれからを、年間ラインナップに

関わる劇団員がマイクを囲みます。

 

おまけ

撮影前に集合したキャスト・スタッフの一葉。

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ヘプバーン

2022年05月11日 | 身辺雑記

Audrey Hepburnを僕は、

オードリー・ヘップバーンと思っていた。

ヘプバーンなのね。

きっと近年の表記的な「ナニカ」で

 

そー思ったのは彼女のドキュメンタリー映画の

プロモーションがあったからだ。

ちょいと前の話になるが、イベントに呼ばれた

ゆりあんレトリィバァという人選がまた、

時代を反映しているわけである。

 

天下のオードリーの、ゲストがお笑い芸人。

主催側は「ひねった人選で面白いでしょ」と

言いたげで、それが大いにハナについたのだが、

そー思うのは「昭和」の感覚なのか???

蛇足になるが、ゆりあんはイチミリも悪くない。

 

最近、テレビコマーシャルの中にも

生理的に合わないものが多く、

でもそれは、そのセンスについていけない

コチラガワのせいじゃねーのと、

ついついホッピーの量が増えちゃう夜な夜な。

 

ホッピーというのは、割材の一種で

本来は好きな割合で焼酎と混ぜて飲むもの。

最近、個人的理由で……ノンアルコールの

通称「外」のみを愛飲している。

が、これが美味いのである。

何の話をしていたっけ?

 

昨日の弊ブログのタイトルが「もなりざ」で

今日は「ヘプバーン」。

でゲストの話が最初にあった。

それを踏まえて、明日は弊団公演

『ムッシュ・シュミットって誰だ?』の

アフタートークの登壇者について書きます。

 

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もなりざ~新劇交流プロジェクトⅡのよん

2022年05月10日 | 制作公演関連

モナ・リザ

レオナルド・ダ・ヴィンチにより1500年初頭に描かれた油彩。

パリのルーヴル美術館常設作品で、世界でもっとも知られた、

のみならず、もっとも書かれた、もっとも歌われたと言われる

ある意味説明いらずの絵。

 

 

さて、本家の話はこれくらいにして。

新劇交流プロジェクトⅡ『美しきものの伝説』に

登場するモナリザは、平塚らいてうのこと。

演じるは増岡裕子(文学座)と、弊団の安藤みどり。

出演回は・・・

増岡 16夜、18昼、20昼、22夜、23夜、25昼

安藤 17夜、19昼、21夜、23昼、24夜、26昼

・・・となっております。

競演にご期待ください。

 

最後に、女性解放運動家の草分け・平塚について。

なんといっても「原始、女性は太陽であった」が

余りに有名。雑誌「青踏」巻頭の辞。

その創刊時、25歳。時代は明治末期。

大正となり1919年、市川房枝らと新婦人協会設立。

62年には、いわさきちひろ、弊団創立メンバーのひとり

岸輝子らと新日本婦人の会を結成している。

昭和37年だから、つい最近(?)である。

享年86歳、眠るのは昨日紹介した筆者の地元、

神奈川県川崎市の北部。多摩区生田の春秋苑墓地。

我が卒業高校とそう遠くない場所。

 

そうそう、平塚を今回演じる安藤も、偶然だが

その近くに住んでいる。

波乱万丈の生涯を閉じた彼女が見守ってくれてる中、

『美しきもの~』稽古再開は14日。

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GW最終日2022

2022年05月09日 | 身辺雑記

2022年、黄金週間最終日は母の日と重なった。

会いに行った

柿生という小さな町の王禅寺というところ。

少し詳しくいえば「王禅寺口」という

バス停近くのホームだ。

そこから徒歩3分もしないところで

僕は2歳から成人までを過ごした。

当時は、青いトタン塀に囲まれた

大きな資材置場にはタイヤローラー、

ショベルカー、H鋼や土管があって、

その端っこの平屋の一軒家に

我々家族が管理人よろしく住んでいた。

今は10軒ほどの二階建住宅が並んでいる。

 

その20メートルほど隣に松本屋。

コンビニが出来る以前、醤油砂糖にはじまり

箒やチリ紙、文具にお菓子まで何でもある店。

営業時間外も、庭から回って縁側からトントンすれば、

大概はものが買えるシステム。

 

路地を入ってクランクに歩けば母校。

東柿生小学校は随分年をとった印象。

と、言うてる筆者が初老

昔は高く感じた石垣も低くなっている。

もちろん高さが変わったのではなく

目線のほうが変わったわけだが。

 

小学校を過ぎて、交番

交番の住所は下麻生。

お世話になった佐藤文具店は、今はなく。

変わらずあるのは農協……

もとい、JAセレサ川崎の東柿生支店。

 

そして進行方向斜め右に見えてくるのは「福永」。

同級生の一太の店。中華料理店。

 

 

「下麻生」のバス停から徒歩1分。

お忍びで行ったがバレて、大将自らスマホ片手に来て、

「森田」と言いながら手渡された。

中学のバレー部の副将で、私がキャプテン。

 

5月8日、昼に多摩市民館で芝居を一本見てから、

小田急線を向ヶ丘遊園から柿生まで乗って

・・・駅前の変化も半端なく、残っていたのは

みなば(床屋)くらいだった・・・

そんなこんな、全体としては懐かしい風景を歩み、

50年を超す歴史ある町中華の暖簾をくぐったのは

17時を過ぎていた。そう、一太は三代目になる。

あたりが暗くなる頃、店には次々に客。

満卓になる前に腰をあげた。

 

順番が逆になったが松本屋。

 

 

 

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牡羊座って誰だ?

2022年05月05日 | 俳優座

昨日はよい天気で、僕は見上げなかったけれど

きっと素敵な星空だったのではないでしょうか?

約5000年前、メソポタミア地方の羊飼いたちが

創出したと言われる「星座」。

 

牡羊座は、十二星座にもあって、

我々世代は、里中満智子の描いた少女漫画

『アリエスの乙女たち』を思い浮かべます。

のち、南野陽子・佐倉しおりW主演でドラマ化。

芳恵ちゃんの歌った主題歌『A・r・i・e・s』もヒット

(芳恵ちゃん=柏原芳恵。念のため脚注

 

おひつじ座はフランス語でベリエ(Bélier)。

そして『ムッシュ・シュミットって誰だ?』に登場する

夫妻のファミリーネームもベリエ。

 

 

劇団俳優座LABO公演vol.39

『ムッシュ・シュミットって誰だ?』は

ゴールデンウィーク関係なく稽古中です。

(制作は交代で休みをいただいています)

 

一昨日は、早くも少し立った模様。

(台本を持った状態で動いてみる稽古)

昨日は午後一から三度目の美術打合せ。

稽古後には衣裳打ち合わせ・・・と

着実に作品が前進しています。

 

余談ながら、筆者もおひつじ座。

それから。

GW中も東奔西走の俳優座は二日前。

福岡県の直方で『戦争とは……2021』公演。

その一葉。

 

5月5日こどもの日。

今日も良い天気だ

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