麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

とばこラスジャブまであと○日vol.3

2017年07月30日 | 制作公演関連
突然の雨に濡れて受付に来る
お客様の多かった29日夜の回。
朝の小屋入り時は降っておらず、
昼の本番中からの雨だったようだ。

ソワレ開場前に傘立てを準備。
だが冒頭書いたように、

傘のないお客様は体を濡らして
飛び込んで来るのだった……。

ただ駅前劇場は、文字通り「駅前」。
南口改札から僅か二十歩ほど。
途中までは屋根があるから、
その切れ目からなら十一歩。



劇団ジャブジャブサーキット
voL57『月読み右近の副業』
東京公演(7/28~30)は
本日おかげさまで無事終幕。
五月名古屋、六月大阪と続いた
巡演の大千秋楽を迎えました。

標題的にいえば《咲田とばこ
劇団ジャブジャブサーキット
ファイナル公演》の幕が降りた。





「ラスト」といえば。
下北沢のランドマークの一つ、
みそパンで名を馳せた「アンゼリカ」
この名店が七月一杯で閉店と。

シモキタの細い商店街に、
昼は三茶方向に、ミスドまで、
夕方は駅に向かい松屋まで、
長いながい長~い列ができていた。



知らなかったな。

「アンゼリカ」。
劇団のポスターも貼ってくれ、
また数年前に急逝した二代目は
そもそもが芝居好きな男で、
下北沢演劇祭にも関与していた。

・・・いずれにしろ。
また下北沢の名物の火が一つ
消えることになる。

お疲れ様でした。
ありがとう。

ジャブジャブは歩みを止めない。
そして、咲田とばこも拠点を
首都圏に移し、女優を続ける。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とばこラスジャブまであと○日vol.2

2017年07月29日 | 制作公演関連
劇団ジャブジャブサーキットvoL57
『月読み右近の副業』東京公演。

水曜、雨の中の搬入。
着々と準備は進み、昨日ゲネ。

そして本日無事初日の幕を明けました。

いきなりの昼夜公演。
マチネは月組(まどかリンダ、
空沢しんか)でソワレが星組
(谷川美穂、中杉真弓)と
両組揃ってシモキタでのお披露目。



前回ほんとの「さわり」だけ
物語について触れましたが。

マスコミから忽然と姿を消した
人気占い師・君塚右近のほか、
国に対し厳然たる権力を持つらしい
政治家や、虚言癖のある若い娘
等々、もうこれ以上は言えないが
((T_T))
一癖も二癖もある登場人物ばかり。





これは池袋のとあるデパート。
こちらも「バーゲン初日」。

デパート。
死語じゃないけど、少しレトロ。
写真は、たぶん「デパート」とは
呼ばないだろうが……
呼称がわからぬ(>_<)

そしてジャブジャブの芝居も、
そんな懐かしさも漂いつつのSF。

と。
ここで力尽きて、土曜日になった。
つまり仲日を迎えちゃいました。
29日、本日も2ステージ!

下は昨日いただいた差し入れ、
の一部。
れんこん天、イカ天トマト味、
などなど芝居同様ユニークな
いただきもの・・・



さあ、残すは今日明日。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かも

2017年07月27日 | 身辺雑記
ある案件の待ち合わせを
新宿西口のユニクロに設定。

早くついたので少し店を見歩く。
外は猛暑だが「ファッション業界」は、
早、もう秋のラインナップ。

時の過ぎ行く速さを感じます。

そのちょいと前、書店を覗く。
文藝春秋をパラパラとした。
目次の、ある筆者に目が止まる。

鴨志田浩。

同姓同名の男が高校にいた。
その頁を開く。
存亡の危機にある民間の、
「雑誌の図書館」がネットのファンド、
所謂クラウドファンディングに
チャレンジしたという内容。

おいおい、同姓同名じゃなくて、
俺の知ってる「かも」じゃねーか。

天下の文藝春秋に原稿を書くとは
(@ ̄□ ̄@;)!!

時の過ぎ行きの重さを感じます。
偉くなったな~\(^o^)/



黍団子と「かも」に直接関係はない。
むしろ鴨より雉だわな……。

原料の黍の方を採用してみたけど、
きびだんごの本場・岡山の、
かつ本家・廣榮堂のだから、
むしろ「吉備団子」と書くべき?

あぁ、同級生が立派になる中で
何をこまいことを書いてるのよ(T_T)

まぁ、自分なりにぼちぼち行こっ。
(^_^;)

さて、鴨志田姓。
川崎の北部にはわりと多い。
中学にも同じ学年だけで数人いた。
正美とか恵とか。
ちなみに正美は男で柔道部。
恵は女子バレー部だったが
途中で退部しちゃったな……。

隣接の横浜には地名として
鴨志田があったりもする。
日体大の健志台キャンパスがあり、
今や進学校。野球やサッカーなど
スポーツの名門でもある桐蔭学園も
近くにある青葉区の西部。

と書いているうちに。
すっかり忘却の彼方だった
出来事を俄に思い出しました。

僕らの高校には、新聞部がなく、
かわりに新聞委員会はあった。
委員会なので、当り障りのない、
簡単にいえばつまらない新聞だった。

同じ中学から入った岸本好彦は、
中三のとき、新聞社主催の
写真コンクールで全国の頂点に立った。
そこには遠く及ばないが、
僕は市の学級新聞コンクールで入賞。
そこで。
岸本を担いで新聞部設立を思い立つ。

岸本と同じクラスの鴨志田も
ジャーナリスト志望だからと参戦
・・・いわば猿と犬と雉よろしく
三人で「職員室」という名の
鬼ヶ島に挑んだのだった。

「桃太郎」はめでたしめでたしの
ハッピーエンドで終わる。
が。
僕らは「大人」にまるで歯がたたず
・・・1982年の話。

早見優、キョンキョンに明菜らが
デビューした年ですね(#^.^#)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊張ゆえか?・・・オーディション雑感

2017年07月25日 | 身辺雑記
最近、耄碌が極まっている(T_T)

昔のチラシの整理をしていて、
出演者の顔が思い出せない(^_^;)
見た芝居ならいざ知らず、
自分の関わった公演の役者だ。
(;´д`)

まぁ二十年以上前のではあるが。

まだ写真が一点ごと加算され、
全体としての印刷料金も高……
えーと、適正だったというべき?
今のように自分で完全版下を作って
添付ファイルで入稿する時代ではなく。
つまりは。
チラシに顔写真がないのだ。
その一方で。
もっと昔は明確だったりもする。
ε=ε=┏(・_・)┛
老化についてはこれくらいにして。

※※※

J-Theaterが九月下旬に届ける舞台の
オーディションが昨日あった。

若手・・・というより「超若手 」を
召集して開催したので、芸歴、
と呼べるものがないくらいの
初々しくも、個性的な面々が揃った。

「《友情・努力・勝利》という
言葉がありますが……」と、
まるで四書五経から引用するかの如く
自己アピールを始める子がいた。

言うまでもなく、それはジャンプの
編集ポリシーである(^_^;)

う~む。
故事成語ではないことを解って
使っていることは「判った」。
そして、だからこそこちらは考える。

集英社刊行の、漫画界に君臨する
週刊誌も気づけば半世紀の歴史を刻み、
彼ら彼女らは言うに及ばず、その両親より
ジャンプは先輩に当たっちゃうわけだ。

少々乱暴にいえば「少年よ大志を抱け」の
クラーク博士と、それを尊ぶ我々との
距離間を、平行移動させたら、
それはそれで成立するのかな?と
自分に問い掛けてみた。

「通っていた専門学校に募集がきて
外部の舞台に出演させて頂きました」
偶然にもそれは社長が旧知のカンパニー。
「へぇ両国に立ったんだ」
「あ、いえ、東日本橋の、ええと…」
「ああ、エアーじゃなくアクアな」
「あ、えと、……は、はい」
「演出誰だった?」
「あ、はい。あの……えーと、あれれ」
「いや別にいいんだけどね」

きっと緊張でド忘れしたんだろう。
恐らく一年経たないくらいのこと。
立った劇場や演出を忘れるはずがない。

たった二十年で忘れちゃう人に
言う資格はないかもしれないが。
(((・・;)

真っ白になるよね。オーディション。
さて、結果や如何に。

その場でも言ったが、あくまで限定した
作品や役のオーディションなので、
個々の優劣じゃなく「合う合わない」の
取捨選択だから、落ちてもめげるな!と。

何様???(T_T)

※※※

何様ついでの蛇足。
四書五経。
中国のありがた~い教えの書かれた
『論語』『大学』『中庸』『孟子』
以上が四書、以下が五経。
『易経』『書経』『誌経』とくれば、
さては全部「経」がつくなと思わせて
『礼記*』『春秋』からなる
(*読みは「らいき」)
「ありがた~い」と記したが、
もちっと書けば、儒教の教えで、
君子や国家のあるべき姿を説いてます。
ので、会社の社長さんとかにも人気。
(^_^)v(^_^)v(^_^)v





※※※
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とばこラスジャブまであと○日vol.1

2017年07月24日 | 制作公演関連

ジャブジャブサーキットという
劇団があります。1985年創立なので
30年を超す歴史を誇ります。
さらに98年以来、三都市巡演
(名古屋~大阪~東京)を続け、
ときには北九州、仙台、津にも
「観客の想像力を信じた関係性の構築」
を掲げた舞台を届けてきたJJC。

個性豊かな俳優がいて。
その中でも際立つ、咲田とばこが、
いよいよ第57回公演で退団する、
のだが・・・その『月読み右近の副業』
チラシ表面には気づくか気づかないか、
上品な「ギリ」でそれを謳っています。

かくいう筆者も暫く気づかなった。
勿論、老眼のせいでもあるけれど。



てなわけで。
私の次なる現場『月読み~』は
下北沢の駅前劇場にて7月28日~30日。

そうそう。
2000年に燐光群との合同公演で
ザ・スズナリに進出して以来、
下北沢といえばスズナリだったJJC
(池袋のシアターグリーン、
こまばアゴラなど東京他地域での
上演はもちろんあります……)が、
初めて駅前で打つ芝居でもあります。

かつて「平成のカリスマ占い師」
と称された右近の終の棲家に繋がる
県道が土砂崩れで孤立してしまう。

・・・これがアウトライン。

5月、七ツ寺共同スタジオ(名古屋)、
6月、ウイングフィールド(大阪)を経、
残すは東京の5ステージ!

金曜14時からの幕開き。
一部、ダブルキャストにて。

さらに詳しくは、公式HP
www,jjcoffice.comを参照ください。

今週は、ジャブの話だがや~!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタンプラリーと判官贔屓

2017年07月23日 | 身辺雑記
地下鉄を利用することが多い。


で。
スタンプラリーのポスターを
ちょいちょい見かけるのだ。
アニメやスポーツチーム等々、
連動するモノを変えながら、
絶え間なく開催されているよーな。
(^_^;)

今は週刊少年ジャンプ。
創刊50周年とのコラボだとか。

嗚呼、マガジンが首位をひた走り、
ジャンプは三番手だった頃、
こどもの僕は、その「弱小」だけを
こよなく愛読していた。
漫画だけじゃなく、コーラも
C社ではなく、マイナーな
P社を好んで飲んでいた。

戦勝国アメリカからやって来て、
完全に定着した謎の飲料は、
けれども。
教育熱心なママゴンあたりが
震源じゃあないかと思うけれど、
「骨が溶ける」との噂が流布し、
さらに「CよりPの方が溶けにくい」
と、まことしやかに囁かれていた。

そんな飲み物が、今じゃ「トクホ」。
隔世の感、極まりますな~。

時の流れといえば。
《友情、努力、勝利》を掲げ
ジャンプは天下を取るばかりか
発行部数世界一にまで昇りつめる。
(1995年、653万部)
一方。
メジャーになっていくジャンプに、
僕は80年代に別れを告げた……。

根っからの「強いの嫌い」
「天邪鬼」「へそ曲がり」なのだ。



えーと。
スタンプラリーから随分と
「乗り越し」しちゃいましたね。

東京メトロ9路線、150超の駅で
それは実施されているわけではない。
「ジャンプ」に限っていえば、
池袋、浦安、京橋、王子などなど
20駅を「全制覇」すると、
クリアファイルが貰えるらしい。
6駅でもシールがゲットできる。

さらに抽選で、駅に掲示したポスター、
「ジャンプ展」のペア券などが。

むむ
労力のわりに寂しいと思うが、
ファンやスタンプラリー好きには
嬉しい報酬なのだろうか?

それはそうと。
気にしないと、まるで解らないが
目を凝らせば、確かにわが池袋駅の、
震災以来、節電の為シャッターを閉め
使用していない有楽町線の券売機前に
確かにありました(一枚目の写真)。

ただ押している姿はまだ見ていない。

夏休みだし、天下のジャンプだし、
わんさか人だかりが出来てると
勝手に想像していたのだが……。

あるいはまた。
コンコース内も注意してみれば、



場所を知らせる案内が・・・
これは永田町で見かけたもの。
実は三つも並んだのは稀で、
普通は一つだから実は目立たない。

※※※

ここまでを書いたのは昨日。
今日は日曜日とあって、僕が訪れた
幾つかの駅にスタンパーを見た。

見たが、お子様は少なくて、意外と
大人がおおかったのは偶然にだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すげぇ、ひょう。たくさんのしゃしん。

2017年07月19日 | 身辺雑記
いや、まじ、凄かった、雹。


駒込駅の屋根に穴があくほど、
確かに巨大なのが、ひっきりなし。
うちのベランダでは柵から壁、
壁から床てな具合に跳ね回り、
まるで生きているかのよーだった。


奇しくも、テレ東ではマイナス60度の
寒波に人々が襲われるC級映画が、
また他局のワイドショーでは
掃除好きな女性タレントの
奇々怪々な行動の続報を垂れ流し、
つまり前段の映画を含めて
色んな意味で〈寒さ〉を感じて、
かみさんに「このせいかも」と
軽口を叩いていた、昨日の昼下がり。

近江商人の血をひく彼女は、
お子さんの病気や欠陥住宅等、
これまでも度重なる苦難を乗り越え、
乗り越えるばかりか都度多額の富を
手中にしてきた「しっかり者」。
そんな方と同一人物とは思えない
今回の一連のパフォーマンスは、
正直『地球氷結』より面白い

そして、ついに関東も梅雨明け。

ほぼほぼ梅雨を感じなかったけど、
少し力んで記憶を振り絞れば
『ビザール』本番中、傘立てを
用意した日が何日かあったし、
そんな日は頭にタオルを巻いて
チャリで劇場まで走ったのだった。

さて本日。
六本木に行く用事があって、
おもいのほか早く済んだ。

ミッドタウンにある富士フイルムの
キャラリーで「50000人の写真展」
と、駅の広告で知り覗いてみた。



なんたって五万枚。凄い数である。

有名人及びプロカメラマンの
選んだ写真を一階のしょっぱなに配置。

素朴な家族スナップから、
高度なテクニックを使った風景
等々、まさに五万人五万色の作品群。

「懐かしい」でくくった年代別、
いわゆる撮り鉄のカテゴリーなど
飽きさせない展示は見事。

けど、疲れた体ゆえ集中して
全ては見られず、流して今日は退散。



帰り道。
昨日の、石つぶてのような雹に
散りぢりにされた葉が地面に
むごたらしく落ちていた。

あ、酷い(むごい)といえば。
「酷い(ひどい)試合」と呟いた
無神経さで、どこぞの阿呆が炎上と。

一枚一枚に温かいドラマを切り取った
写真50000枚を見たら、少しは性根が
・・・無理か? 残念だけど


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くみトきじゅ

2017年07月15日 | 身辺雑記
セルビアの芝居を終えて、二週間弱。
今日はバレーボール女子全日本が
セルビアと、杜の都で対決!

お家芸と言われたのは遠い昔、
世界との差はなかなか縮まらない。
……とはいえ、世界ランク六位には
なんとか踏み留まっている
火の鳥NIPPON
だが。
セルビアはトップスリーの強国。
リオ五輪は銀メダルに輝いている。

往年の天才セッター「クンちゃん」
こと中田久美新監督の手腕や如何に。

そんな今日。
偶然にも『ビザール』を上演した
演劇集団ア・ラ・プラスの
収支等をまとめる会合があった。

制作の私が終演翌日から他の芝居に
制作助手の後藤も十一日に本番、
という訳で集まるのが遅くなった。

※※※

七月十一日。
その日はまた矢部修治の訃報が
僕の耳に届いた日でもあった。

家族葬につき……との報せを受け、
また大変世話になった先輩制作者の
喜寿の祝いが前々から決まってもい、
木曜の通夜には向かえなかった。

悲喜交々とはよく言ったものだ。

七十七歳。
しわくちゃの顔で着物を羽織り、
ラジオを聞きながら縁側で、
庭の緑を眺めている的なイメージを
こどもの頃は抱いていたけれど。
二十一世紀の「喜寿」は若い。

そして。
四十半ばの急逝は余りにも早い。
彼の地元は久喜。久しく喜ぶ、とは
別れには相応しくない地名だ。

マラソンランナー川内優輝の
育った街。タフネスな彼みたいに
長く「芝居道」を往く男だった……。

中島敦が幼少期を過ごしたのも久喜。
う生まれたのは四谷箪笥町で、
この三月まで矢部のいた文学座に近い。

この話にならぬように、題名も
久美と喜寿にしたのだけれど、
つい、話が寄ってしまうな、、、。

※※※

セルビアには0-3のストレート負け。
セットごとのスコアをみれば、
21-25、20-25、20-25と
善戦でもあった。それに。
サオリンの引退後の中心と目される
長岡望悠が長期離脱する中
(三月、靭帯損傷により手術。
今季の復帰は絶望と報道される)
新戦力を試す時期なのは確かだ。

セッターも宮下遥ではなく、
冨永こよみ、佐藤美弥を起用等。

ワールドグランプリ2017。
仙台ラウンドは今日まで。
二十一日からは香港に舞台を移す。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やべ

2017年07月12日 | Weblog
今はすっかり少なくなったけれど、
ワルグループには番長も必須だが、
斬込隊長の存在も欠かせなかった。

今は活動を停止しているけれど、
若手制作人会議(仮)は、
会長、委員長、征夷大将軍など
やたら役職の並ぶ任意団体で、
その斬込隊長役が「書記長」の
矢部修治であった。

斬込隊長は敵対する集団に
いの一番に突っ込んでいくが、
矢部も飲み会を開き、会報を作り、
アグレッシブに我々の先頭に居た。

※※※

彼との出会いは1997年。
僕が、いわゆる「小劇場」から
「新劇」に属する劇団に入った年。
彼は昴の制作部所属だった。

が。彼が日芸の学生であり、
まだ「役者」だった頃の舞台を
今はなき吉祥寺のバウスシアターで
偶然僕は観ているのだった……。

私がプロアマ問わずに見てきて、
ベスト5に入り続ける松下美枝という
素晴らしい女優を目当てに行ったから、
矢部のことは眼中になかった。

話の拍子で、その舞台のことか、
或いは松下の名前が出たのか、
そこは今はもう定かではないが、
兎に角接点が見いだされた時に
「新聞記者役だったでしょ」と
こちらから先に言えるくらい
脳味噌の引き出しに留まる
芝居をしていた・・・のだろう。

推量になるくらい、昔の話。

制作人生を歩み始めた昴を辞め、
一度芝居から離れたけれど、
文学座からリスタートして、
世田谷パブリックシアターへ、
この春から移った道筋は、
演劇界においては表街道といえた。

文学座から神奈川芸術劇場を経て、
京都ロームシアターへと転身した
蔭山さんのように……。

昨日訃報を聞いたばかりで、
まだ詳しい経緯がわからぬまま、
哀しいというより悔しいような、
言葉にしづらい感覚で書き殴った。
読み直しもしないでアップする。

たぶん、心落ち着いた頃、例えば
来月五日の矢部の誕生日にでも、
……いや、その日は仲間を集めて
へべれけに酔うことになるか・・・

そうそう。
若手制作人会議(仮)の面々で、
真夏、勿論矢部の仕切りで、
デパートの屋上のビアガーデン。
結婚前の、奥さんのお披露目も。

ありゃ、ほんと楽しかったな~。
な、矢部! じゃあな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿佐ヶ谷チャラデ

2017年07月09日 | 身辺雑記

日本の七夕祭といえば、仙台。
東京では、阿佐ヶ谷だ。

クールジャパンといえばアニメ。
阿佐ヶ谷の高架下には2014年、
アニメストリートがオープンした。
その一角にあるのが「チャラデ」。


これは「アニスト」じゃなく、
阿佐ヶ谷の老舗アーケード街
「阿佐ヶ谷パールセンター」。

さて。
新しい生活を始めるにあたり、
家電品も揃えるわけですが……
テレビだ冷蔵庫だ何だかんだと
同じ時期に壊れて、買い替えが
どうしても重なりがちになります。

同様に。
今、東京の中劇場が次々改修期。
リニューアル後の採算見通しが
立たなければそのまま閉館になる。
結果、大きめの箱が不足ぎみ。

一方、高円寺と東新宿に開館した
「ファンファーレ」や、
横浜の若葉町の「ワーフ」など
小劇場は閉まる小屋もあるが、
産声をあげる所も少なくない。

黄金期は昔となり「演劇」の
収容ぢからが一回に数百人から
百人弱で充分になっていたりも……
ああ、制作者のハシクレとして
忸怩たる思いであります。

今、つい「演劇」と書いたけれど。
八百屋さんが野菜売れないよーと
嘆く傍ら「パクチーは人気なんだよ」
という的に「2.5次元演劇」は
破竹の勢いだったりするのだ(@_@)

漫画やアニメ等二次元の舞台化を
「2.5次元」と呼ぶのだけれど、
「チャラデ」もそのカテゴリーの
小屋なの?と自問しながら
黄色い電車に揺られた。
(日曜は快速が止まらないので)

劇団YKJ『妖怪百劇物語』。
さる六日の『希望』に出演していた
山田栄子さんが特別出演、
ということで・・・

えーと。
完全なイベントスペースでした。
何もない場合はフリーエリア。
休憩もでき、ボードゲームもでき、
みたいな場所、らしいっす。
(⬆『もやサマ』ナレーション風)

さらに帰宅してググったら、
若手芸人たちが手作りでこしらえた
空間だと、知りました。


終演後の「チャラデ」前の様子

中央線沿線において、中野、高円寺、
そして、阿佐ヶ谷周辺は
〈サブカル〉のメッカであり、
また、ポケットグループ、あくとれ、
テルプシコール、明石スタジオ、
ファンファーレ、ザムザ、シャイン、
プロットetc.etc.小さな劇場が
たくさんあるエリアでもある。

そういえば最近ご無沙汰だったな。
で、訪れると、やっぱ楽しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする