麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

かずえの嫁入り

2015年09月30日 | 制作公演関連
昔話のひとつに『ねずみの嫁入り』がある。
好きな物語のひとつだ。

元格闘家が癌を告白。手術もした。
テレビはどっと報じた。
彼女の日頃の人柄もあってだろう。
思ったより大きな扱いだと感じたのは
僕だけだろうか。

直後。癌にタレントの命が奪われた。
死のインパクトは強大だ。

ワインを愛した彼女の早すぎた逝去に
ワイドショーは埋め尽くされた。

そして。日本一の人気俳優の電撃結婚。
新聞見出しには「衝撃婚」と文字が踊った。

個人的には結婚相手の女性の方に
昔からポテンシャルを感じていて。
つまりタイトルに冠した女優のこと。

で、ただおめでたいだけでなく、
鼠ならぬ猫の目のよーにトピックが変わるのが
太陽から雲、雲から風、風から壁……と
結婚相手を探す筋立てと重なって
ほくそ笑んでしまった。

お婿さん探しは日本の話らしいが、
海外にはアンデルセン、グリム、
さらにはイソップの童話がある。

イソップといえば『スクール・ウォーズ』。

若くして逝くがラグビーへの情熱は人一倍。
あくまで情熱であり、技術とは一線を画す。

奥寺浩(イソップ)に限らず早逝により
足らない部分に下駄を履かせるのは
きっと日本に限らないんだろう……。

人の心。

存在感は圧倒的。
稽古初日に台詞を全部入れてくる。
ただそれと芝居の上手下手はイコールではない。

ある個人のことではない。
広く一般的な話である。

*****

いや~、それにしても本当に
福山雅治吹石一恵の
結婚にはびっくりしたな~。

較べて、随分こんまい話になるけど。
ブログを書こうと編集頁を開いたら、
過去二週の閲覧数が8888pvだった。
おめでたいではないですか
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おかしな二人-女性版-麻布演劇市にて

2015年09月28日 | 制作公演関連


「明日以降は次回公演の話を…」
と9/25弊ブログに書いたのに、
あれから三日も経ってしまい、
冒頭チラシの舞台、明後日には劇場入り。


『レ・ミゼラブル』のコレットや
『ミス・サイゴン』エレンなど
東宝ミュージカルで輝きを放ち、
最近は『マンマ・ミーア!』(主演)、
『アイーダ』など四季への客演も多い
鈴木ほのかを主演に迎え、
新劇の名門・俳優座と文学座からは
渡辺聡と北村由里の中堅を、
さらに脚本家の顔も持つ川手ふきの、
声優としても活躍する兎本有紀、
『ドリアン・グレイの肖像』(新国立劇場)の
本番を終えたばかりの山崎雄介と、
上質のコメディを成立させるべく、
適材適所のキャストを集結させた
「トップガールズと仲間たち」。

演目はニール・サイモンの傑作戯曲
『おかしな二人-女性版-』だ。

「トップガールズ~」二度目の出演となる
二階堂まりに、主宰の白樹栞。

そんな八人の個性豊かな役者たちを、
繊細で緻密な側面を持ちながらも、
独特のテンポと奔放さを兼ね備えた
演出に定評があり、小劇場から新劇、
人形劇、ミュージカルと幅広く活躍する
藤井ごうがディレクション。
麻布にニューヨークの風を吹き込みます。

そう。本作は歴史ある「麻布演劇市」
参加作品でもあります

NYのマンションの一室。
性格が180度異なる二人の女性
(鈴木ほのか、白樹栞)が巻き起こす
ドタバタ喜劇!!
以上
カンパニーの案内文をほぼ丸写し
あ、でもそれ書いたのは僕だからな。


九月半ばの難解なフランスの戯曲から一点、
アメリカらしい解り易~いコメディっす。

【タイムテーブル】
10/2(金)14時/19時
10/3(土)13時/17時
10/4(日)12時/16時

【料金】前売当日とも4000円
☆2日14時のみプレビュー3500円

【会場】麻布区民センター
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横浜対中日23回戦(延長)

2015年09月25日 | 身辺雑記
豊富なファンサービスで集客に成功した
横浜スタジアムのことを書いた。
(9/23,24弊ブログ)

ちびっ子連れの家族の多さが目についた、
とも記した。演劇は・・・残念ながら、
一般的には子供の観劇を制限する分野で、
まるまる参考には出来ないけれど。
「攻めの姿勢」は取り入れたいと思う。



ゲームセット後に中華街で食事
かみさんは買い物もしていたが……
上の写メは、土産物屋の一角。

大変わかりにくいとは思いますが、
上段左から浅草、新宿、六本木、銀座、
渋谷、吉祥寺…と、横浜以外のマグが並び、
下段にいたっては中央にTOKYO、
その隣が富士山で、さらには海を越え
LondonにNewYork…とまるで節操がない。

あまりの「攻めの姿勢(?)」にパチリ
でもまぁ国際的な観光地だからな

字数がまだあるので余談。

神奈川生まれ神奈川育ちなんだけど、
実は横浜スタジアムには余り来ていない。
小田急沿線暮らしが長く、
都心へのアクセスが便利なため
後楽園(古っ)や神宮の方が
便利なこともあったが

ちゃきちゃきの「川崎っ子」にとって、
ベイスターズは我が地元を見限り、
横浜に行っちゃった「裏切もの」

昔むか~し、大洋ホエールズといい
1955年から77年まで本拠地は川崎だった。

川崎球場は狭くって、ホームランが出やすかった。
(野手からすれば逆に本塁打量産可能
という利点にもなるのだが……)
収容人数も少なく、また「カワサキ」という
ブランドがまだ公害のイメージもあり
芳しくなかったのは事実だ。

よくぞ長年居てくれました…と
今なら冷静に判断できるけれど、
当時のちび助たちには裏切りのチーム。

その後、ロッテもやって来るが、
オリオンズ(当時。現在はマリーンズ)は
千葉へと移転していくわけである

てなわけで。
ハマスタでの観戦は片手で足りてしまう。

さて。長々と野球がらみで日を費やした。
気付けば九月も終盤
十月二日初日の公演が控えているのだ。

明日以降は、そちらの情報が急増するよ
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横浜対中日23回戦(後攻)

2015年09月24日 | 身辺雑記
昨日のブログの続きです

僕よりきっと少し若いだろうパパ。
その背中には赤ちゃん、膝に長男。
ママは別の席にいるらしく、
時折次男と三男を連れて何処からか来る。
ちびっ子4人の子沢山家族が
シルバーウィークのハマスタで野球観戦。

球場に限らず、小さい子供のいるママは
本当に、ほんとうに大変だ。
自分がちびの頃、さらに小さい弟を連れ、
父と四人で観光やら帰省やらした母は
さぞや苦労したのだろう・・・。
この場を借りて感謝

9/22の横浜スタジアムも同じで。
3塁側内野席の前から5列目の僕らの
ひとつ後ろの若いママはおむつを替えに
試合開始早々席を立った。
その後も何度も世話に時間を割かれる。

さて。僕ら夫婦が特等席に居たのは、
かみさんの弟がチケットを当てたから。
それを譲り受けたのだった。

冒頭紹介した家族は
僕の左隣にパパ。その横に友人らしき男性、
さらに小児幼児も居ながら2席での観戦。
平たく言えば、人数分の席の購入で
問題なくいったのである。
でもきっと事情があったのだろう。

推測だけれど・・・当選したのが友人で、
彼がパパを誘い、パパだけ来れば
試合にも、もっと集中できたろうに、
「せっかくの連休、ママだって野球見たいわ」
或いは「ちびの面倒連休くらい見てよ~」
・・・的な流れがあり、
招待枠のため並びは取れないので別席を購入。
連係を取りながら野球を楽しみ、
試合のあとは中華街で食事
みたいな、ね。

試合は7-0から10-2と一方的だったが、
8回表にドラゴンズが覚醒し10-6と
4点差まで追い上げた。
野球の神様は秋の大型連休に
楽しみにやってきた人達を裏切らない。

僕らの右の席に遅れて来た四人家族は、
娘がまるで野球に関心なくスマホに御執心
それがお父さんの逆鱗に触れて、途中退席。
試合中盤、再び僕らが横にずれて、
くだんの六人家族は並んで観戦する夢を叶えた。
(おおげさに過ぎるか
神様はここにも居た。


写真はラッキーセブン。
花火と青い風船が舞うの図。

イニングごとにチアリーダーとDBライダー
(ベイスターズのマスコットの一人)が
スタンドを沸かせたが、7回には
可愛いちびっ子チアも登場!
写メは内野だけど外野も埋め尽くす数、
百人は絶対にいたと思う。

彼女たちはスタジアムで踊るだけでなく、
ベイスターズ愛に目覚める可能性も大だ。

その親御さんに親戚たちも呼び込む
一石何鳥もの作戦でハマスタは賑わう。


一演劇制作者として学ぶ点の多い一日だった。
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横浜対中日23回戦(先攻)

2015年09月23日 | 身辺雑記
プロ野球をスタジアムで観戦するのは
果たして何年ぶりだろうか?

昔はキング・オブ・スポーツだった野球。
僕も家族で、或いは友人と足を運んだ。
年に数回は球場に行っていた。
小学生の頃だろう。
中学に入ると部活等で忙しくなったが、
それでも年に一度は見たと思う。



昨日観たのはベイスターズvsドラゴンズ。
混戦の続くセ・リーグにあって
かやのそとの2チームの試合。
けれど球場は多くのファンで一杯だった。

今季、序盤に首位にも立った横浜は、
強さに加えさまざまなアイデアと努力で
史上最高の集客を記録し、その数を更新中
というわけだが……なるほど。

まず球場の外では「B食祭」でお出迎え。


B級グルメとベイスターズのBを
かけた粋な試み
イラストが物語るように横浜界隈の
カレーの名店が出店したフードコート。


入場すると球団史の解説や
歴代の名選手のサインボール。


スタジアムの外でバーベキューが出来たり
球場内でも「野球以外」の面白さを提供する
メジャーのベースボールパークを参考にした作り。
僕の子供の頃にはなかった「新しさ」。

てなわけで。コアな野球ファンの次に、
目に付いたのは家族の姿。
それもちびっ子を連れた若いパパとママ。

僕らの席の隣が正にそんなファミリーだった。

17時プレイボール
少し前に我々の指定席に辿りつくと、
シートの上にちびっこ(幼稚園くらい)が
立っていて、僕らの登場にパパは
「ごめんなさい」と長男を抱きかかえ
僕らの椅子を空けてくれた。

会社の後輩だろうか若い男の人とパパ。
さらに男の子二人で無理苦理2席。
友人とパパの間の極狭空間に次男、
パパの膝に長男というフォーメーション。

先発は番長・三浦。中日は左腕・大野。

2回表になっても僕らの右隣4つは未着。
「来るまでずれますよ」と云ったところに
ママ登場。赤ちゃんと三男を連れてきた。
で。パパが赤ちゃんをおぶると、
ママは次男と三男を連れて再び消えた。
どうやら別の席に座っているらしい。

まもなく右隣にこれまた四人家族。
こちらの五十がらみの両親、
娘二人は学校に通っている年頃。

三浦は立ち上がり制球に苦しみ、
塁を賑わすも点は与えず。
逆に内野安打2本と沈黙していた横浜が
3回裏に筒香の2ランなどで4-0。

右側家族によりシートは埋まったので、
前段のベイスターズの先制や5回裏の追加点を
僕らはかなり密集した環境で観戦。
パパの背中の赤ちゃんは何の悪気もなく、
すっと僕の左脇腹をキックして、
時折は左袖を引っ張るので、途中から
僕の人差指を握らせて機嫌をとった。

(つづく)
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私も、シルバーウィークを満喫したい。

2015年09月22日 | 制作公演関連
天候が優れない日が続いたけれど
シルバーウィークは天気に恵まれている。

喜んでいる人が多いことだろう。

さて。SW前半に幕をおろした
『私もカトリーヌドヌーヴ』。
千秋楽は20日でした。

第6回したまち演劇祭in台東の
提携公演で、そのスタッフが助けてくれ
とても有難かった。
その件はまた改めて書こうと思うが。

アンケートに答えると花やしきや隅田川クルーズ
などのチケットが当たる抽選も行っていて、
その景品の中には演劇祭オリジナルタオルも。

本作の作演出のピエロールノット、
衣装の藤井みちる、フランス在住の二人が
それを気に入りお土産に複数買い求めて、
実行委員に嬉しい悲鳴をあげさせていた。







森田貢造さん撮影のゲネの写真。
ピエール・ノットの世界のほんの一部。

今日はこれからプロ野球観戦
ささやかながらSWに預かろうと横浜へ。

なので今日はここで送信。
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私も、仲日、シンクロ、水族館

2015年09月18日 | 制作公演関連
写真は、劇場仕込日に顔を出した
姉妹役の小林亜紀子、菅原奈月である。



なんの申し合わせもなく似た格好
~グリーンのカーディガンに黒のインナー、
さらに帽子までかぶって~になったそう。
フランスから演出を迎えて二十日、
役者を中心とした事前稽古も合わせると
かなりの長丁場一緒にいた故だろうか。

そんな姉妹の母役に観世葉子、
兄に高橋和久、四人による舞台
『私もカトリーヌ・ドヌーヴ』
(上野ストアハウスにて)は、御蔭様で
初日(16日)と昨日昼とも満員での滑り出し。
本日、仲日を迎えました。

初日の出来を見て安心したのか、
ピエール・ノット(作・演出・美術・作曲)は
マチネの時間に水族館をみて夜小屋入り。

お客様の反応という力もいただき、
『私も~』はピエールのイメージに
ぐんぐん近付いているのは確かだ。

今夜含め、まだ四回ある。
さらに良い舞台へ……キャスト・スタッフ
千秋楽まで駆け抜けよう!!!

チケットはご用意可能です。


そんな公演のさなかに。
携帯が駄目になりました。

ポケットから取り出すと落としてないのに
電源オフになっていて……
バッテリーの抜き差しなど何度かすると
ようやく復活することが二日前から、
一日に一度か二度起きていて・・・
内心やばいとは思っていたのです。

今朝、うんともすんとも云わなくなり
docomoへ走り、只今「代替機」。
データコンバートが出来なかったので
電話帳がない状況です。
この場をかりてご報告いたします。



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私も、世界の広さに思いを馳せる。

2015年09月14日 | 制作公演関連
完全に僕は置いていかれているけど、
コンピュータや通信の発達に
世界はある意味でとても近くなった。

『私もカトリーヌ・ドヌーヴ』の稽古風景が
フランスでも手に取るように判るらしい。

翻訳を手掛けたラヴォー真知子さんは
パリ在住ながら芝居の進捗をよく知っている。
ピエール・ノット(本作の作・演出・美術・作曲)が
異国の日々を発信しているのだそうだ。

そんな『私も~』は上野ストアハウスに
本日劇場入りするのである。

個人的にパンフレットの作成やら何やら
本番に向けての制作的作業で
終盤の稽古場に行けてなかったのだが、
数日ぶりに見たら、ググっと締まっていた。
昨日の最終日のことだ。

上演時間は、なんと1時間20分。
セーヌ川を渡る涼風のように、
パリの香りを上野の小さな劇場に
サッと吹かせる、そんな仕上がり。

そうそう。世界の話でしたね…。
とはいえ実際は広いのである。
と同時に、よく「狭い」とも言われる。


昨日の荷出しの助っ人に来てくれた
新進俳優の澤井健人くん。
衣裳の藤井ミチルさんの紹介で、
てっきり旧知と思いきや、
この公演の買い物をしていた彼女が
雨のなか往生しているのを助けたのが縁で、
つまりは数日前の、ひょんな出会いからの
今回のお手伝いなのだと言う。

で、澤井くんは昨日稽古場に来て、
スタッフの古田亜紀子嬢と五年ぶりの再会。

芝居畑でちょちょい出入りしていれば
顔見知りのスタッフが居ても不思議はない。
映像志望の彼の、唯一の現場で会って以来。
まったく「世の中は狭い」のである。

ん?「世界」ちがい……の話かな

平凡な家庭の崩壊をビターな喜劇で描く
『私もカトリーヌ・ドヌーヴ』。
本作も親子の微妙なズレをとらえたお話。

普遍的な家族の姿に世界の距離の短さを、
とはいえフランス独特の習慣や感性もあり、
世界の広さを改めて知る……そんな舞台です。


昨日までお世話になった稽古場の一枚。
トランクシアター・本所スタジオ。

《残席状況》
16(水)19時○
17(木)14時▽/19時○
18(金)19時▽
19(土)14時○/19時○
20(日)14時○

▽は残席僅か
○は席に余裕あり
(9/13現在)



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私も、応援し応援される

2015年09月13日 | 制作公演関連
一週間ほどの御無沙汰です

その間に、日本各地を豪雨が襲い
我がスワローズは首位に並び、
バレーボール・ワールドカップは
男子が開幕
3勝1敗と健闘しています。
まぁ強豪国との対戦が後ろなのでね

女子は、結果5位だったけれど
よくやったのではないでしょうか。
いつまでサオリン(木村沙織)頼みなの?
と心配だったけど……(いや、
彼女は日本バレー界の歴史の中でも
稀有なプレーヤーの一人ってことは
間違いないことだけれど)
……長岡望悠がいよいよ覚醒し、
また日本開催のW杯に必ず現れる
シンデレラが今回は古賀紗理那だった。

で、女子以上に世代交代に苦しむ男子。
今大会での飛躍に期待が掛かるのが、
柳田将洋や石川祐希なのは間違いない。

協会得意の「キャッチフレーズ作戦」
今回は上記二人に高橋健太郎と
山内晶大を加えた《next4》で勝負

バレー黄金期の森田淳悟、横田忠義、
大古誠司の《BIG3》を彷彿とさせます。
というのも。
実績のあった森田、横田に対し、
大古はその才能に目をつけて、
バレー界で育て上げた選手だったから。
《next4》の高橋は野球、山内はバスケから
それぞれ転身し高校からバレーを始めたばかり。

と、この話は長くなるので置いて。

バレー以外にも様々な国際大会はあり、
スポーツ全般を愛する僕は応援しているのだ。



『私もカトリーヌ・ドヌーヴ』では、
劇中にシャンソンがふんだんに歌われる。
その歌と映像を納めたDVDを販売することにした。

そのメディアとケースを購入にビックカメラへ。
そしたら、上記の写真と遭遇。

日産がマリノスの選手をCMに使うように
ビックカメラはソフトボール押しだ。

1981年、日立高崎として創部。
会社の合併等でチーム名の変遷が多いが、
常に強豪として名を馳せ、
日本リーグ9回、全日本総合15回など
国内タイトルは40冠に迫りつつある。

現在は、宇津木麗華が監督を務め、
背番号17の上野由岐子は
コーチ兼任で未だマウンドに立つ。
そんなチームが2015年1月1日から
ビックカメラに移管されたのだ。


てなわけで。
売場の一角にグッズコーナーが。

競争の激しい家電業界だから、
売れ筋の商品を置いて少しでも売上を
伸ばしたいところだろうが……、
スポーツを応援する思いは、
電池一個買うところを二個にする
お客様を産むのかもしれない。

思えば。何より我々演劇界が、
多くの皆様にあたたかい応援を戴き、
活動を続けているわけなのだ。

『私もカトリーヌ・ドヌーヴ』
いよいよ9月16日初日を開けます。
上野ストアハウスにて20日まで。

そう、明日は劇場入りです。
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私も、ギアチェンジして本番へ!

2015年09月07日 | 制作公演関連

土曜日をオフにした『私もカトリーヌ・ドヌーヴ』。

来週の月曜日にはいよいよ劇場入り。
ピエール・ノットの演出が細にいってきた。

これまでは役者の生理を優先させる
創り方に見えた。…逆にいえば、
この間に役者の特性を理解して
個々に合ったディレクションをつける段階に。

「もっとカトリーヌ・ドヌーヴのように
爪先まで美しさにこだわって靴を履いて」
「座ってから鞄を置くのではなく、
置いてから座って」というような
具体行為的な指示もあれば、
「ここは二匹の蛇が向かいあって
戦争が始まるシーンです」という
イメージとしてのサジェッションが交錯。

そしてシーンの進行中に演出席を離れ、
台詞を発していない役者のところに行き、
ちょっとしたアドバイスをすることも増えた。

悪戯小僧がそーっと仕掛けにいくような
お茶目感が、そのピエールの動きにはある。
実にチャーミング

そんな稽古場に、昨日はカメラマンの
森田貢造さんがいらして撮影を。
(冒頭の写真も宣伝用に撮っていただいた中の
一葉~at浅草ライオンビル)

舞台監督・藤森さんは小道具を作りながら
稽古を見守ります。


役者もスタッフもギアを入れ替えて、
本番を見すえております。

てな流れから・・・本日は
豪華スタッフ陣のクレジットを添えて
筆を置きましょう。

作・演出・美術・作曲/ピエール・ノット
翻訳/簗瀬真知子・ラヴォー
翻訳協力/八木雅子
演出通訳・演出助手/山上優
歌詞アレンジ/山口絢
衣裳/藤井ミチル、舞台監督/藤森條次
照明/佐々木真喜子(ファクター)
音響/川口博(フリーランスオフィス)
宣伝美術画/ザビエル・ドゥヴォー
宣伝美術デザイン/林克彦
写真/森田貢造、ビデオ撮影/長田直也
制作助手/近藤寿美子(友情参加)
制作/高橋俊也(THEATRE-THEATER)
製作/「私もカトリーヌ・ドヌーヴ」を上演する会

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