沖縄最古の映画館・首里劇場。
開館の1950年当時は主流ともいえた
演劇共用の小屋だから
スクリーンとステージがある。
そのステージで2016年に開催された
沖縄発のバンド「やちむん刺激茄子」
結成25周年ライブ
30周年もライブをと考えたが、
時折りしもコロナ禍
代替として〈伝説の一夜〉を
フィルムにした⋯⋯のが2021年
公開は2022年。
ということは・・・
結婚式の余興をきっかけに
ギター2本のデュオに始まり、
スリーピースかと思えばビッグバンド、
メンバーが激減しバイオリンとの
たった2人になった時期も。しかし、
逆にフットワークの良さを利にかえ
本土でのライブ数を増やすなど、
変幻自在の活動を続けて
・・・間もなく35年を迎える。
バンド名の「やむちん」は
うちなー口の焼き物・陶器だが、
視点は「や」と「ん」の間に
「ちむ=心」があるところ。
いうまでもなく「刺激茄子」は
リーダーの奈須重樹。
そんなこんなを、昨日の121分、
いや終映後の舞台挨拶は
ほぼほぼライブで5曲披露した
約30分があったから
約2時間半で初めて知った。
知ったというより触れたが正しい。
それでも宮崎に生れ、大学から沖縄。
人生の3分の2を過ごした奈須重樹の
魅力にがっつり「ちむ」を掴まれた。
写真中央が奈須氏。
♪一生売れない 一生売れない
心の準備は みんなできてるかい
俺はできてるぜ♫
映画タイトルであり、そも奈須の曲の
サビが昨日から延々と
脳内で流れ続けている。
いや、歩きながら溢れて口からも
メロディが⋯⋯
監督は、オムニバス映画
『パイナップル・ツアーズ』の一編
「爆弾小僧」などの當間早志。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます