敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。敏腕演劇プロデューサー目指し、長らくフリーで活動。2018年11月から修業の場を俳優座に置いた。

しゃんじゅもん

2019年01月30日 | 身辺雑記
「平成最後の○○」が、乱発されている。
「変化感」は確かにある。
著名人の死や人気グループの解散発表など。
でも、それは毎年のことでもある…。

そんな中。
個人的に昨日、大きな転換点に遭遇した。

テレビ雑誌で、男子も「小」を座って行う。
と、聞いてから随分になるけれど、
実際、座して放尿したのは昨年だ。
友人宅のルールに渋々従った。

昨夜訪れた居酒屋は。
古い民家を改装した作りで、
二階はまさに「家」という雰囲気。
それが人気でもあるのだが……
その草臥れた男女兼用のトイレに
「男性も座って云々」とお願いが。
真面目な私は、従った。

とうとう「外」にまで新たな文化が
浸透しつつあるのだな~と感じ入った。



さて。
その宴席で出た幾つかの話題に
「ハヅキルーペ」が含まれた。

私のほかにも、俳優座の次公演である
『血のように真っ赤な夕陽』の
スタッフがいて、初日読み合わせに
ハヅキユーザーがいた、と。
「彼もそんな年になったか」
昔、俳優座に所属していた男もいて
感慨深く、ホッピーをあおる。

席には老眼になった面子も多かったし、
あの大量のコマーシャル戦略、
そして、あえて鼻につく演出で
印象づける技への感想は様々。
さらに類似品に話は移り気、
「5000円位の買ったけど使いづらく、
むしろ百均の方が良かった」と、
くだんのホッピーの先輩。

あ、すっかり説明が遅くなった。
「しゃんじゅもん」は、
それこそホッピーの当てに
合いそうな語呂でもあるが…

「changement」
フランス語の「変化」である。

中国哲学文学を齧った者としては
「変化」の中国語読みの
「bian-hua/ビエンファ」でも
良かった…

いや、日韓なんだからピョンファ
(평화)が相応しかったかな?


コメント

近くて遠い国が、また少し遠い

2019年01月29日 | 制作公演関連
日韓演劇交流センター主催
「韓国現代戯曲ドラマリーディング9」を
今回は一観客として楽しんだ。

隔年開催のvol.5~8(11,13,15年)と、
昨年初めて「エクストラ」と銘打った
谷間の年のスペシャルな公演、
計4度、制作末席で参戦させて頂き、
大いに思い入れのある企画だ。

演出家も三人のうち二人は旧知。
役者にも見知った顔が多いのだ。

さて23日から座・高円寺で開幕したが、
かたや赤坂レッドシアターでは
24日から『花の秘密』が幕を開けた。

日韓演劇交流センターも関与した
「日韓演劇フェスティバル」
(09年東京、11-12年東京大阪福岡、
日本演出者協会主催)の第二回で
三都市を巡演し、好評を博した
『トンマッコルへようこそ』の作者
チャン・ジンの最新作を、
2016年の小田島賞に輝いた洪明花の訳で。

そう。
第9回の日本の翻訳賞の「最高峰」を、
明花は、パク・グニョンの『代代孫孫2016』
(脚色・演出/シライケイタ
主催/流山児カンパニー)と、
チャン・ジンの代表作
『トンマッコルへようこそ』
(演出/東憲司、主催/NAPPOS UNITED他)の
新訳で受賞したのだった

彼女は、日韓演劇交流センターの
役員でもあるのだが……公演が重なり、
今回は高円寺の千秋楽に少し顔を出した。



その高円寺。
国と国とはギクシャクしているけれど、
会場には多くの観客が集まり、
草の根の文化交流においては、
熱を帯びていることが実感された。

タイトルは消極的だけれど、
少なくとも杉並の中心はそうではなかった。
27日、盛況に幕。

来年はソウルで「現代日本戯曲リーディング9」。
再来年は、10回目の東京。
そして10回目のソウルで20年にわたる企画に
幕がおろされるのだそうだ。

一部ではあったけれど、参加できて良かった。


(撮影/宮下文子)

最後にvol.9のラインナップを。

『刺客列伝』
作/朴祥鉉(パク・サンヒョン)
翻訳/木村典子、演出/川口典成

『黄色い封筒』
作/李羊九(イ・ヤング)
翻訳/石川樹里、演出/中野志朗

『少年Bが住む家』
作/李ボラム(イ・ボラム)
翻訳/沈池娟(シム・ヂヨン)
演出/大澤遊
コメント

新年会

2019年01月27日 | 俳優座
1月も終わろうとする26日。
劇団俳優座は、新年会

新劇団は忘年会か新年会を
後援者の方々を招いて行う。
そして会場は概ねアトリエ。


(中央に懸かるのは団歌♪)

俳優座も5階稽古場にて。
手作りの会場、手作りの料理、
お酒……はさすがに手作り、
とはいかないが心を込めてサーブ。

レパートリー紹介はもちろん、
作品に掛ける思いも伝えます。



昨日は、公演の近い研究生が
宣伝用の「小芝居」を仕込んで
熱くアッピール!

そして。
さらに高度なパフォーマンスも
先輩俳優たちが次々に披露!!
シャンソン、ムード歌謡、落語まで。





3月公演『血のように真っ赤な夕陽』に
出演もする安藤みどりが、
外部出演の本番を終えて
駆けつけての、一席
会場を笑いに包んだ。

光りもあれば陰もある。
クロークや厨房でも若手中心に汗。
それから、写真撮影とかね。


(うまく撮れたか確認の図)

    

大いに飲んで食べて、語り。
クイズではプレゼントも
あっというまの2時間。

28日、明日からはいよいよ
『血のように真っ赤な夕陽』稽古開始。

コメント

ただしくむすびつけなさい

2019年01月22日 | 俳優座
問題です。
正しく結びつけなさい。

甲グループ
A)高田馬場、B)大久保、C)代々木上原、
D)東十条、E)西葛西、F)立石

乙グループ
a)インド、b)ネパール、c)トルコ、
d)ミャンマー、e)エチオピア、
f)バングラディシュ

正解は、Ad、Bb、Cc、Df、Ea、Fe

新大久保のリトルコリア以外にも
同じ国籍の人が多く集まる街を
日経が昨日記事にしていた。
それを参考に「問題」にしてみた。
代々木上原には小田急の車内からも
印象的なモスクが見えるから、
さもありなん。西葛西のインドも有名。

立石といえば「せんべろ」。
ただ僕は。
長く暮らした川崎に始まり、
高円寺、現在の池袋と東京の山側が
生活圏なので、立石や東十条に
余り土地勘がなく、バングラや
エチオピアのことは新鮮だった。

同じ日の最終面の「交遊抄」。
市原悦子さんの追悼記事を
中村敦夫さんが書いていた。
ともに俳優座に居た俳優で、
先輩(6期)と後輩(12期)だ。
そして、当時の執行部に反旗を掲げ
脱退したグループの面々でもある。

「私が首謀者と言われたが
傍らには原田芳雄と市原さんがいた」
と、二人の力も大きかったことを
匂わせる文章をしたためた。

大変面白い記事だったのだけれど、
たまさか「座の内側の人」になり、
ゆえに少々複雑な気持ちにもなった。





そんな俳優座。
先週金曜から日曜に上演したのは
「子ども劇場2019冬」。
お陰様で盛況でした。





次なる公演は三月。
その話は、またの機会に、、、。

コメント

さようなら、ぐらばー亭

2019年01月19日 | 身辺雑記
鉛筆の硬度がHBから2Bへ…
と前回書いた世はうつろうなぁ。

再開発で景色を変え続ける下北沢。
南口にある「ぐらばー亭」が
1月18日、40年の歴史に幕をおろした。

シモキタを拠点とした劇団にいた時、
アトリエでの公演を観に来て頂いた
某演鑑の事務局長さんに紹介され、
気っぷのいいママに魅了された。
以来たまに顔を出していた。
僕が連れて行ったのが縁で、
バイトをするようになった役者もいる。

2009年に東演を離れ、フリーに。
下北沢に通わなくなりペースが落ちた。
それでも下北沢に行った際は
たまに顔を出していたが……
今回の転身も含め、しばらく
落ち着かない時間があって、
ぐらばー亭ならぬ『緑のオウム亭』
という芝居をシモキタの小屋で打った
2017年1月以来、気づけば
二年もご無沙汰していたようだ。

閉店を知らせてくれたのは、
前段のバイト木村圭吾だ。
しかも当日の朝のメール。
・・・圭吾らしい。くわえて。

よくよく聞けば。
建物の老朽化に伴う改修工事で
一時閉店。しばし休養して、
再開するというではないか

しかし「おかあちゃん」、
70歳かる~くオーバーしてるやん。
それはそれとして。



今の形の「ぐらばー」はお仕舞。
長らくお疲れ様でした

携帯バッテリー切れて写真はなし。


ちなみに。
NHKの「72時間」のテーマ曲
『川べりの家』を歌う
松崎ナオも働いた店だ・・・。

コメント

こりっちアワード

2019年01月17日 | 俳優座
「CoRich舞台芸術アワード!2018」は
劇団チョコレートケーキ『遺産』が
見事第一位に輝き
iaku『逢いにいくの、雨だけど』が
二位と続いた・・・


劇団俳優座の2019年第一弾が、
チョコレートケーキ・古川健氏の
『血のように真っ赤な夕陽』
(No.338/3月15~31日)。
No.340『雉はじめて鳴く』は
iakuの横山氏拓也の、それぞれ書下し。

ちなみに昨年のNo.336で既に
横山作品『首のないカマキリ』を
上演し、大好評をいただいたのは
記憶に新しすぎます。

そんな新年早々の嬉しいニュースに
沸く劇団・・・



劇団俳優座子ども劇場が
いよいよ明日、開幕



入口やエレベータ内を飾りつけて
お客さまを迎える準備。

こどもといえば。
握力低下により筆圧も下がって
我々世代のエース「HB」では
先生が読みづらく「2B」が
鉛筆の主流に躍り出た!
というのを聞いて、少しオノノいた。

その後、文具店を訪れると
買いもしないのに鉛筆コーナーへ。
確かに2Bが幅を利かせていた。



地面が動いているように。
様々なものに変化がある。

川崎の片田舎で泥んこになっていた私。
幼き時に東京タワーにほど近い
六本木にある劇場でお芝居を観るなぞ
アンドロメダより遠い星に
補助あり自転車で向かうくらいの
「遠い遠い体験」と言えた。

さて、平成最後の年。
俳優座の芝居を楽しんだ彼ら彼女らの
こども達は、2Bを使うのかしら?
それとも、もっと濃いエン……
嗚呼、その頃にはもう鉛筆自体が
使われなくなっているかもしれない。
コメント

祖母の憂鬱

2019年01月15日 | 身辺雑記


昨日は姪の結婚挙式披露宴について
主に新婦父方の家から目線で書いてみた。
今日は新婦の母方の家に立って綴ってみる。



北村家(母方)の初孫にあたる
高橋みづきは駒澤大学吹奏楽部
OGと書いた。
(1月14日付。弊ブログ)

北村家の長男と次男は
東洋大学を出ている。
(新婦の母光和子は二人の間の長女)

で長男の長男が今春東海大を卒業。
入れ替わりに長女の次女(新婦の妹)
楓が四月から青山学院大学へ。

察しの良い人はお判りでしょう。
東洋、東海、青学そして駒澤。
・・・お祖母ちゃんは来年の
箱根駅伝での応援がさらに難儀になる
と笑っていた。

確かに来年は、東海青学東洋の三強に
復活の兆しの駒澤も絡んでくることは
十二分に考えられるレース展開。

そしてそれは、随分と贅沢な悩み。



親族控室が本館の三階
(通常はレストラン)。
別棟の三階にあるチャペルで、
親族挨拶、続いて挙式が行われ、
中庭でフラワーシャワー、
そして参列者全員の記念撮影。
披露宴は本館二階。
我々は参加しなかったが二次会は
本館の一階のカフェ・・・と、
動線はスムーズに計算されていた。



健常者には。
私の母はすっかり足腰が弱くなり、
しかしまだ、車椅子は使っていない。
が故にむしろ、既述の移動が困難だ。

決して会場への不満ではない。
エレベータや階段のスロープなど
可能な限りの対応もあった。
そもそもウェディングに集うのは
ほぼ若者である。ただ。
今後の益々晩婚の流れになり、
その親族は必然高齢者が増える。
となれば。
一層バリアフリーが必要だろう。

かくいう、我々の演劇界こそ、
その点で大いに立ち遅れている。
そんなことも、考えながらの
祝宴への参加であった・・・。
コメント

姪の結婚式

2019年01月14日 | 身辺雑記


昨日、恵比寿で結婚式があった。

弟の長女の挙式と披露宴。


右手前の薄ら禿げが新婦の父。
弟です。
一枚目は「エビスビール記念館」。
母が和服を着付して頂く間、
手持ち無沙汰なのでガープレ
(恵比寿ガーデンプレイス)を散策。

さて。
吹奏楽に青春を捧げた二人。
(高校・大学と名門駒澤で活動)
一回り違うそうだが、出逢いは
「部」絡みなので、披露宴でも
30人はいただろう迫力のショー!




ケーキカットのかわりに
米好きな新郎の要望で特大の
「おにぎり」に入刀されたが
(正確には、しゃもじ)


面白かったけど。
その大量のご飯、どうすんの?
と気になった。が、取越苦労で
「リゾット」ととして供された。
(ハートの珈琲の右上)



そういえば、久しぶりの結婚式。
ウエディング業界も競争は激烈ときく。
会場の天井に11台のプロジェクター。
360度映写を可能にしていた。

卓上の木製ネームプレートも素敵。




しかし、みづき。
結婚の署名の字がへたすぎるゾ。
・・・お幸せに。


コメント

朝日のようにまっさらな初稿

2019年01月12日 | 俳優座
劇団俳優座の2019年第一弾
『血のように真っ赤な夕陽』の
初稿が1月6日に届いた。



以下のように、演劇界で次々と
新作や再演作が掛かる作家
古川健(劇団チョコレートケーキ)の
書き下ろし、ホカホカ。

Pカンパニー
『拝啓、衆議院議長様』(本年2月)

文学座アトリエの会
『かのような私~或いは斎藤平の一生』
(昨年9月)

ON7『その頬、熱線に焼かれ』
(同年7月)

トム・プロジェクト
『Sing a song』(同年2月)

劇団昴ザ・サード・ステージ
『幻の国』(17年9月)

青年座『旗を高く掲げよ』
(同年7月)

ほんの一握りを挙げただけでも
その活躍ぶりが鮮明だ。

その翌日、後援会の発売日。
出演者も電話をとって、
公演への実感が増した。

一般発売日は15日となる。
冒頭「初稿」と書いた。
これから作家と演出等で話し、
更に磨きあげて決定稿を目指す。

    

そうそう。
原稿が手書きでなくなって久しい。
いや。
まだ己の手で書いている作家は
いるとは思うし、下書きは自筆、
パソコンで清書しつつ推敲する、
というタイプもいるだろう。
いずれにしろ。
昨今、戯曲はデータで届く。
それを役者にも転送するから、
ペーパーレスには寄与している。

勿論、紙で欲しいという声は多い。
そして、決定稿は台本印刷する。
現場で入る直しを書き込むには、
まだ、紙が便利である……。

それも2019年の話で、将来は
赤(まあ実際は黒で直すけど…)
も今よりもっと入れやすくなり、
役者がタブレット持って稽古
・・・なんて時代も来るのか。
いや既に。
小劇場では実際そうなっている
処もあると、噂ではきく。

話を戻す。
社会派と言われる古川氏。
今回は「満蒙開拓団」を捉えた。
俳優座らしいテーマとも言える。

掛け算で、新しい地平を拓く!
そんな思いで創っていきたい。

コメント

やはり王が残った。

2019年01月11日 | スポーツ
霊長類最強女子!
吉田沙保里引退!!


やはり、女王復活はなかった。
ちなみにタイトルは・・・

プロ野球界に一時代を築いたON。
記録の王貞治、記憶の長嶋茂雄。
天覧試合のサヨナラホームランや
派手なプレーの「ミスター」は、
別の言い方をすれば、動。
世界記録を多数持ちつつも、
ストイックさが際立つワンちゃんは静。

そんな二人になぞらえれば。
長嶋タイプが吉田、王タイプが伊調だ。

「巨人軍は永久に~」という
名文句とともに去った長嶋に対し、
王はミスターなきGを六年牽引した。
ちなみに二人は学年で五つ違う。

吉田、伊調でいえば沙保里が二つ上。
東京五輪を目指すか否かには、
モチベーションとともに年齢も
大きく作用したに違いない。

とにもかくにも。
「お疲れさまでした」

    

さて。
世界大会16連覇、個人戦206連勝と
まさに空前絶後の記録を残した
吉田がTwitterで発信した1月8日は、
中澤佑二、楢﨑正剛が相次いで
「引退」を発表した日でもある。

ボンバーこと中澤は199試合連続*
および178試合フル出場という
Jのフィールドプレーヤー記録を
保持しており、通算でも三位だ。
(593試合。*は途中出場も含む
連続試合出場。178はフル出場の
連続試合出場記録)

そして、Jリーグの最多出場631を
マークしているのがGK楢﨑。

今季は、川口能活に小笠原満男ら
レジェンドが多くピッチを去った。

   

東京2020を36歳で迎える伊調。
レベルの高い日本において、
まず代表の座を獲得するのが至難。
しかし。
人類初の「五輪五連覇」は、
そりゃ、見たいに決まっている。
さらに。
同じ青森の血を引く者として、
応援しないわけにはいかない。

勿論、川井梨沙子も魅力的な選手。
う~む、複雑。


コメント