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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『夜明けまでバス停で』もしくは二度目のMorc(伍)

2025年07月25日 | 鑑賞・まなび

〈二度目のMorc〉と題して書いたのは

月のはじめのこと。

『夜明けまでバス停で』を絡めて

4回も書いたのに、その映画館を

「モーク」と読むことを記し損ねた。

そのミニシアターで今月10日まで

上映されていた『コルチャック先生』。

6月13日から約1ヶ月。

 

ユダヤ系ポーランド人の彼は、

医師であり児童文学者、

そして孤児院院長だが、

弊ブログで2020年5月6日に

『コルチャックと余録』と題して

綴っていた。

コルチャックと余録。 - 麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

完全に失念していたが。

 

書いた頃日本(及び世界)は

covid-19禍にあった。

コビッド?⋯⋯という語を、

思い出すのに少し時間を要した方も

いるのではないから?

 

アルファ、デルタなど

馴染みのあるギリシャ文字では

株の変異に追いつかず、

オミクロンなるギリシャ第15字母まで。

それでも「株」の変化は止まらず、

BA.5だのXBB.1.16株だの

命名に挫折(挫折でないか)した

あのウイルスの総称がcovid-19だ。

 

いずれにしろ今は5類になったが、

23年4月1日迄に国民の25%超の

33,462,859人が感染した

新型コロナウイルス感染症が

猛威をふるっていた時期に起きた

「幡ヶ谷ホームレス殺人」が

モチーフとなり『夜明け〜』は誕生。

 

そしてあくまで事件は創作動機で

亡くなられた64歳の半生を描かないのが

映画の肝になっている。

 

彼女は若い頃、演劇に傾倒していたが、

『〜バス停で』の主人公は

アクセサリーデザイナー。

まだそれでは食べていけず

アルバイトもしているが、

居酒屋店長は悪気なく

「プロになれば良いのに」と。

 

このシーンは刺さる場面

私の俳優仲間達もリアルに何度も

周辺から掛けられた言葉のはずだ。

「役者を目指してるんだ!」

 

「いや、ドラマには余り出てないけど

舞台俳優として全国巡演とかしてて

既に役者ではあるんです。

バイトもしてるし、舞台のギャラより

そっちの収入が多い年が多いのは

ぶっちゃけあるけど」と内心思いながら

「え、いや、まぁ」。

そう言葉を濁すことが。

 

そしてボクサーなど他の職種にも⋯。

全員が世界ランカーではないし、

誰もがハリウッド俳優ではない。

 

そう補足することを思い立ったのは

昨日、阿佐ヶ谷北口のミニシアターを

また訪れたから。

あ、『〜バス停で』を観た日に

近くで撮影されていた『じゅん散歩』は

まだその様子がオンエアされていない。

⋯⋯編集もしなきゃだしな

 

さて昨夜鑑賞したのは

『一生売れない心の準備はできてるか』

というタイトル。

上に書いた内容とドンピシャだ。

たまたまだが

ちなみに、2スクリーンのMorc。

みたのも「ウエ」!

 

そちらについては後日に。


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