麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

とおのくバンク

2023年08月29日 | 身辺雑記

遠野銀行と久慈信用組合が合併して

とおのくバンクになった・・・

てな話ではなく、最近の銀行サービスが

利用者からどんどこ遠退いているぞ、

というササヤカな主張であ~る。

 

金融業で働く友人知人も多いし、

そちら側の事情もわからないではない。

が、それにしてもという話である。

 

昨日、友人と待ち合わせしていて、

10分ほど余裕をみて銀行へ。

実は週末の15時以降に記帳に行ったら、

「満タン」になって吐き出されてきた。

そのATMコーナーには記帳専用機がなく、

月曜日、支店カウンター脇のATMに一目散。

すると「係員にウンヌン」と言いながら

戻されました。……あれれ

自動的に新規にしてくれないの?

素直な上に我慢強い子だから

振り向いて係員に聞いてみた。

「窓口のみの取り扱いになります」

・・・ん? ただ通帳を繰越すだけなのに、

番号札を取り、待つというのか。

 

三人待ちだった。

そしてひとつ前の方はカタコトの日本語で

普段カナダに住んでいて、年一しか来ない。

なのに色々手続きしろと封書がきて、

とても面倒なのだが何とかならないか的な

案件のよーだった。

 

ワンオペのカウンター係は、インカムで

「誰か表に出られませんか?

私は席を外すので、こちら無人になります」

しばし無言。……回答がなかったらしい。

もう一度、同内容を送った。

また無言。……今度は回答があったよーで、

「わかりました。では無人にします」と

立ち上がった。

 

既に待ち合わせの遅刻は確定だから、

カナダのくだりの前にショートメール。

さて、やっと順番がきて、

「記帳の繰り越しついでに入金もしたい」

分相応の願い事を添えたら、

こちらは現金を扱わない店舗なので、

ATMをお使いくださいと丁寧に告げられた。

 

今日8月29日は、1315年前に日本初の流通貨幣

「和同開珎」が発行された日なのに、嗚呼

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世界選手権2023の明と暗

2023年08月28日 | スポーツ

1873年、ドナウ川西岸のブダ・オーブダと

東岸のペストが合併し「ブダペスト」。

ハンガリーの首都で開催された陸上の、

世界選手権は昨日9日間の熱戦を終えた。

日本は金と銅ひとつずつのメダル2個。

世界選手権過去最多の入賞11を記録。

 

女子やり投げ金メダルを獲得した

北口榛花(JAL)は世界ランク1位という

プレッシャーをまとった中での戴冠

投擲種目で初という偉業でもあり、

国民栄誉賞級だと個人的には思う。

 

両足をつって5位の男子110メートル障害

泉谷駿介(住友電工)、着実に世界に近づく

男子3000メートル障害6位・三浦龍司(順大)

ら入賞組にもスポットが当たる中、

逆に「お家芸」としてメダルラッシュの

期待が大きかった競歩の扱いが小さかったかな、

と感じたのは、35km競歩で銅メダル

川野将虎(旭化成)が東洋大学OBだったから?

……大会メダル一号だったのに

ほか鉄紺戦士に関しては別の日に。

閑話休題。

 

世陸は、世界水泳とは対照的に上々の結果。

そのバトンを受けるように、バスケット

格上フィンランドに大逆転勝利で、

グループリーグ突破の可能性を残した。

決戦は明日夜。

 

と。

日本・フィリピン・インドネシアで開催の

大会名称は「ワールドカップ」。

2010年までは世界選手権だったが、

14年からかわった。

 

そして間もなく開幕するラグビーもW杯。

日本は直前のテストマッチで結果を出せず

フランスに乗り込んだわけだが……さて?

前回・日本大会のような活躍なるか。

 

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「真っ赤なお鼻」の放課後

2023年08月27日 | 鑑賞

道化モノは、メイクシーンがつきもの。

 

実在したサーカスのピエロ・栗ちゃんを

主人公にした『翔べ、イカロスの翼』

(1978年、草鹿宏著。一光社)は

映像や舞台にもなった作品で、

映画は、さだまさしが主演(1980年)。

プロのカメラマン志望の青年が

ピエロになって行くさまが

顔を作るシーンで印象づけられた。

 

 

二夜連続でA、Bキャストを観劇した

劇団銅鑼第59回公演

『「真っ赤なお鼻」の放課後』でも

平凡な高校二年生・青砥雛子が

師匠・沢田にメイクされる場面から

一気にクライマックスへ……。

 

話が前後するが、ここであらすじ。

 

進路で悩む雛子は、ミュージシャンになると

明確な夢を持つ幼馴染みの陽人を訪ねる。

と、彼はALSを患った母を介護する

ヤングケアラーとなり、高校も通信制に編入、

音楽から離れた日々を送っていた。

雛子は、漠然とした検索から医療事務を

目標のひとつに掲げるが、職場見学先の

病院で目にした「訪問者クラウン」の

赤鼻を目にして、幼い頃の記憶を呼び覚ます。

 

それが、タクシー運転手のかたわら、

こどもたちに笑顔を届ける沢田だった。

 

 

劇場に向かう道すがら、ビアガーデンのポスター。

あぁ30代の頃、制作仲間と行ったな~と、

無駄にいろんなことで盛り上がった時間を

思い返しながら、会場へ。

 

そこには、受付から劇団一丸で迎えてくれる

家族の匂いをまとった銅鑼の面々。

作品の中身も銅鑼らしい直球ど真ん中で、

客席は、それをまっすぐ受け止めていた。

 

 シアターグリーンBOXinBOX THEATERにて、

8月23日(水)から本日まで。

 

2020年、48歳の若さで逝ったクラウンYAMA。

彼のことも思い出さずにはいられない作品。

それから。

劇団東演での最後の担当作品となった

『翔べ! イカロスの翼~君は翼をみたか』

(2009年、紀伊國屋サザンシアター)も

当然、甦ったわけである。

あの舞台でも、メイクシーンはありました。

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0824の衝撃

2023年08月25日 | 身辺雑記

昨日の衝撃の一番は、やはり

テリー・ファンク死去の報だ。

 

我々世代には超絶の人気を誇った

プロレスラーで、兄とのタッグ

「ザ・ファンクス」で1970年代、

日本のリングに輝いた

 

「テキサスの荒馬」などの異名を持ち、

『キン肉マン』のテリーマンのモデル。

 

滅茶苦茶大好きと標榜する

他の男子ほどプロレス狂ではないが、

そんな僕も思わず、息を飲んだ。

 

大谷翔平、今季ピッチャー絶望も、

衝撃

ただブレーキ甘めの現況を

むしろ野球の神様のサーモスタットが

作用したと理解することとしよう。

 

三つ目は、福島海洋放出。

これは衝撃というのとは少し違う。

 

国と漁業関係者の問題にはじまり、

世界における放出の現実などなど

挙げたらキリがないほど複雑に

絡み合っているのに、

それをわざわざヤヤコシクしている事が

一言でいえば、歯がゆい。

 

単純な賛成反対ではなくてだ。

 

年明けにはタンクが満杯になる

物理的課題は多くが承知していて、

であれば逆算した丁寧な説明が

放出したい側にはあってしかるべきで、

国民は勿論、外交においても展開

……いや、きっと関わる方々は

「展開されていた」のでしょうけれど、

結果ここにきてのドタバタ感は

 

完了まで30~40年という、

僕ら世代はこの世にいないかもな時間。

携帯のガラパゴスにも似た

日本だけの異次元な濾過数値、

それに掛かる費用など説明が余りに足りない。

 

と、にわか考察をモットモらしく述べつつ、

8月24日、最大の衝撃は・・・

溜まった洗濯物を、午前中は雨の確率が高く、

11時くらいまで我慢していたけれど、

雲多かれど青空も見えていたから、

ついにスイッチを入れて、

あと9分で洗濯終了ってタイミングで

パラパラと降ってきた・・・瞬間

 

結果的には数分であがって

二度と降らなかったんだけど。

 

嗚呼、海洋放出という重大案件より、

洗濯物が万が一濡れた時の、

奥方の雷のほうが恐ろしいとは、

我ながら切ないものだ。

  

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3486

2023年08月24日 | スポーツ

今年の夏の甲子園第105回大会は

107年ぶりの優勝で全日程終了。

 

神奈川出身の筆者ですが、

慶應義塾高校に「神奈川の匂いひ」を

感じないのですが、それはそれ。

おめでとうございます

 

やはり「連覇」は難しい。

昨夏の深紅の優勝旗メンバーが

多く残った仙台育英だったが……。

 

さて、クーリングタイムや

タイブレイクなどが初めて採用され、

さらには髪型なんぞも話題になって、

「新時代の幕開け」というフレーズが

踊った2023年の夏の甲子園。

3486校の参加校の頂点に立った

陸の王者

 

107年ぶりなのに105回ってことに一瞬、

ハテナと思った人もいたでしょう。

……中止もありましたから。

 

あ、そうそう。

見たわけではないから、断言はしませんが

優勝した第2回は大正5年、

準優勝の第6回は同9年のその頃も、

慶応普通部は坊主頭ではなかったのでは?

 

ちなみに当時は東京代表。

横浜市日吉に越してきたのは1949年。

 

あれ、筆者より長い神奈川暮らしなのか。

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一丁目の栄枯盛衰

2023年08月23日 | 身辺雑記

一丁目のはずれにあったコンビニが

22日閉店した。

最寄駅がどこともいえない処で、

だからか、同じブロックの逆の角に

ファミマがあり、十字路の向こう、

そこはもう二丁目になるのだが、

地元に昔からある個人経営のスーパーと、

まいばすが並んであって、

激戦区ではあったよーだ。

 

 

すぐに解体工事も始まり、、、

さて、あとには何が入るのやら。

などと思っていたら、地下鉄の駅に近い

一丁目の逆のはずれ、しかもワンブロックの

直近に二店舗が同時にオープンする。

 

 

東店(上)と北店(下)。

ともに明けて24日オープン。

 

 

よきライバル関係になるのか?

なんなら同じ地主が張り切って二店舗経営か?

いずれにしろ、景気上向きの一端なの

建設の波の一連の流れに過ぎないのか。

とある町の、栄枯盛衰。

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ぎょうざと青空

2023年08月22日 | Weblog

横断歩道で小柄な母が言う。

「昨日揚げ餃子で、今日焼き餃子だと

かぶってアレかな~」と。

ほんの少し考えた五歳くらいの娘が

「大丈夫、大丈夫。好きだから

いっぱい食べるよ。いーっぱい!」

 

すぐ隣で交わされた会話に〈幸福〉を

強く感じた夕刻。

俄雨がやんで、少し涼しく感じつつも

どうしたってまとわりつく湿気を

緩和してくれる親子の交流

 

いまだ止まない戦争や、

おぼつかない政治判断などのマクロを

足元の〈平和〉が救ってくれる。

 

さて、会話の対象は保険業から

慣れないIT企業に転職したばかりの父、

あるいは第二ダブルスのレギュラーを

射止めた卓球部の兄なのか……。

 

勿論聞こえたのは冒頭の短いやりとり。

あとは妄想でしかないけれど。

 

 

信号が変わって、女の子は母より早く、

スキップを数回踏んで立ち止まって、

手をスッと向けた。

母は笑って手を繋いだ。

「大丈夫」という言の葉に足して、

母への優しいエール。

食卓では誰より早く「わ、美味しそっ」

と少し焦げ目の強い餃子に箸を出すのかしら。

 

テーブルの上の当たり前の〈平和〉が

当たり前のままである〈幸福〉。

 

ややセンチになったのは横断歩道の会話の、

数日前に知った訃報が大きい。

とても細やかな気配りと、逞しい精神力と。

何より女優として稀有な才能を持った

劇団ジャブジャブサーキットの

中杉真弓さんの永眠。合掌。

 

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嵯峨野

2023年08月20日 | 身辺雑記

【序】

一人が千葉の稲毛、一人が埼玉の三郷。

その中間点の盛り場・西船橋で

はじめは呑んでいたので「西船会」。

そこに都内に住む後輩が出掛けていた。

 

一人が三郷から町田に転居したので

新宿に集うようになり、

たまさか二次会で寄った「嵯峨野」が

わりと穴場で、皆気に入り何度か会場にした。

雑居ビルの8階。

演歌歌手のポスターが沢山貼られた

庶民的な居酒屋だ

 

【破】

わらび餅という和菓子がある。

私の住む池袋にある「かねすえ」は、

駅改札内と北改札外にあって、

本店は、うど…もとい、香川県の高松。

二店ともに固定店舗なのだが、

南改札外に時折現れる和菓子屋も、

みたらし団子などとともに、

わらび餅をラインナップしている。

 

同じ「わらび餅」だが随分と違う。

先日、東武百貨店B1入口前の

特設店舗の数店のなかに京都の

「嵯峨野」が出店。

やはり団子類とともに、わらび餅。

 

 

【急】

嵯峨野のわらび餅は、葛餅に寄っていた。

まず一枚なので、購入者が切って、

きな粉とまぶして食すタイプ。

 

破の章で紹介したのは、二つとも

ランダムな形に切られて売られており、

「かねすえ」はきな粉に黒蜜。

もう片方(店名失念)はきな粉のみ。

嵯峨野も黒蜜なしのきな粉のみ。

 

いずれにしろ、夏に合う涼やかな菓子。

恥ずかしながら私は割と最近、知った。

スイーツ男子が一時トレンドだったけれど

まるでデザート類に疎い半世紀を生きて、

老いてから甘味を口にする機会が

ようやく増えてきたのであった。

 

あと数年したら、縁側で茶をすすり、

饅頭に手を伸ばしながら空を仰いで、

やおら一句ひねっていたりするのかしら。

  

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高校野球の日

2023年08月18日 | スポーツ

1915年、元号でいえば大正4年、

「第1回全国中等学校優勝野球大会」が

大阪府の豊中球場で開会したのが、今日。

予選を勝ち抜いた10校が参加した。

 

季節は巡り2023年、第105回大会。

最も面白い一日と言われる準々決勝、

ベスト8の激戦4試合が行われる予定

・・・だったけれど、

台風の猛威のため日延べされ、

試合はなしとなった8月18日。

「高校野球の日」

 

それにしても、凄い台風だった。

そして、あの新幹線が大混乱

 

被災された方々にお見舞い申し上げ、

また予定が大幅に狂った方々とともに

鉄道従事者の皆様の苦難に労いの言葉を。

 

その中には専大松戸応援団の姿もあった。

 

予選から強豪校が敗れた今大会。

ベスト8は、東北が最大の3校で、

関東2、九州沖縄2、中国1。

本当に実力が拮抗してきた。

(越境による他県出身はあるにしても)

 

中国勢で唯一残った「おかやま山陽」は

日大山形、大垣日大、日大三と

「日大」勢を倒しての勝ち上がりで、

別のニュースともあいまって、

マスコミにも取り上げられているが、

細かくいうと・・・正付属の「山形」、

特別付属「第三」、準付属「大垣」と

・・・奇しくも三つのカテゴリーを

全て網羅している点も奇跡的だ。

 

とかゆーてるうちに、

バスケのワールドカップが8月25日。

その閉幕が9月10日なのに、

9月8日からラグビーも幕を開ける。

 

まだまだ暑いが、スポーツも熱い

 

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78年目

2023年08月16日 | 身辺雑記

78年目の終戦記念日。

 

2003年から09年までは、

毎年正午の時報とともに

〈ピアノソナタ「月光」による

 朗読劇『月光の夏』〉を

下北沢を中心に上演していた。

劇団東演演劇制作部末席として

平和を希求

 

今年は、やはりピアノとともに。

しかし会場は南青山マンダラで

立場も一観客として以下のセトリを鑑賞。

 

 

1.パダン・パダン

2.スピーク・ロウ

3.キャバレー

4.愛の追憶

5.秋の詩

6.リリー・マルレーン

7.ダニー・ボーイ

8.誰が悲しみのバンドネオン

9.君と風の言葉

10.祖国と女たち

11.風に吹かれて

12.愛しかない時

 

聖児セミョーノフのワンマンライブ。

(ピアノ:滝野郁恵瑛)

 

 

私は初めてだったけれど、彼も10年以上、

この会場で「こだわり」のライブを続けている。

 

彼の主戦場はシャンソンながら、

前掲のセットリストからもわかるように、

幅広いジャンル歌い、歌うばかりでなく、

年末には音楽劇を、演劇の殿堂

紀伊國屋ホールで上演予定だそう。

 

 

78年目の終戦記念日、

今年はそんな風に過ごしました。

あけて8月16日に、まだなったばかり。

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