麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

トキワ荘2023後編

2023年05月31日 | 制作公演関連

【きのうのつづき】

 

手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄ら巨匠たちが

若き漫画家時代を過ごした「トキワ荘」。

豊島区の南長崎あたりにあったが老朽化により

1982年解体。

その後、多くの声に後押しされて2020年、

南長崎花咲公園内に再現されたのが

区立の「トキワ荘マンガミュージアム」。

 

この博物館だけでなく周辺を含んだ

「面」で展開しているのが特徴だ。

 

 

そのひとつがアトムが迎えるお店。

これらは「仕掛」なわけだけれど……。

 

その程近くに味わい深いアパートが!

 

 

別棟をあとから繋いだような不思議な造りで、

トキワ荘とは異なる雰囲気を醸し出していた。

狭い道路の向かいが瀟洒なマンションで、

そのギャップがより匂いを際立たせていて、

かつ「狙いではない風情」が立体化を強化!!

 

 

今、暮らしている豊島区西池袋の

三階建てのマンションの、

一階は変わらず稽古場だけれど、

木山事務所とPカンパニーの事務所があった

二階は、まず前者が暖簾をおろして、

コロナ禍に後者は事務所を移転した。

今はカタギの会社が三つ間借りしている。

三階は、吹けば飛ぶ演劇製作請負会社と、

最近めっきり活動が減った演劇ユニット。

と大家さん。

かつてのように「演劇界のトキワ荘」とは

吹聴できない状況になってしまった。

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トキワ荘2023前編

2023年05月30日 | 制作公演関連

今の住居に越して、少なくとも15年は経つ。

「すくなくとも」で正確にはわからない。

恥ずかしながら・・・

 

三階建てのマンションの、

一階はとある劇団の稽古場で、

二階にその劇団と、倉庫。

三階に別カンパニー経理部が事業縮小で

手放したところに演劇製作会社と、

演劇ユニットの事務所が入居した。

三階のもう一部屋には大屋さん。

 

ほぼほぼ芝居関連なので、私は勝手に

「演劇界のトキワ荘」と吹聴していた。

 

 

三階の吹けば飛ぶような演劇製作会社は

実は私のなりわいで、かみさんが別に

演劇ユニットを持っていた。

つまりは事務所兼住居・・・ということは、

漫画家たちが生活をし作品も生んだ

トキワ荘とも通じている。

以上、長めの前段。

 

もうひとつ前段がある。

5月8日付の弊ブログで「松葉」という

トキワ荘の面々が通ったラーメン屋さんを

紹介した際に〈ミュージアムは訪れず〉

と記した。

 

週末に捲土重来!

中には入らなかったが場所は突き止めた。

 

 

「トキワ荘マンガミュージアム」は

公園とともにあり、大きな案内板も。

知ったかぶって、5/8ブログに

〈豊島区が気合いを入れて〉と書いたけれど、

想像以上のボリュームに吃驚。

 

 

昨年の11月3日には、

「トキワ荘通り昭和レトロ館」なる施設も開館。

昭和20年代に建てられた戦後マーケット

「味楽百貨店」(みらくひゃっかてん)を改修。

正式名称は「豊島区立昭和歴史文化記念館」で、

区制90周年を記念した施設なのだそうだ。

 

「松葉」で餃子とチャーハンを食した時は

まったく気づかなかったけれど

二軒隣にあった。

 

 

【つづく】

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べしゃり

2023年05月29日 | スポーツ

昨日、珍しくバスケットボールに触れた。

スポーツ全般を好ましく思う私が

不得手な競技の一つが、

実はバスケだったりするのですが……

(へたっぴー、というのではなく

見て面白みを感じないスポーツ

 

ただ。超大好きな三屋裕子さんが

協会会長になったりで少しずつ変化して…

的な話は、改めるとして。

 

昨日のファイナルの放送の、ゲストが副島淳。

単にバスケ経験があるレベルではなく、

高校時代、インハイやウインターにも出場!

だけあって、見事なしゃべりであった。

インハイ=インターハイ/全国高校総体

ウインター=ウインターカップ/全国高校選抜

 

芸能人ながら、その種目で秀でた競技で

中継席に座ることが彼に限らず増えてきた。

「べしゃり」も効くから面白い。

ただ五月蝿いだけで勘弁してな時もある

 

 

一方で。

昔は、名選手または人気選手に限られた

野球の解説も幅が広がっていて・・・

挿入のような、わりと野球を見ている筆者すら

ハテナな名前も見かけがち。

 

個人的には、古式床しい野球にすら

「多様性」はありと思う。

某盟主OBのつまらない解説よりも。

 

      

 

星野智樹(ほしのともき)

三重県出身。四日市工~プリンスホテル

西武(1998ドラフト3巡)~2013楽天。

プロ15年、456登板、14勝15敗3S105H

(Sはセーブ、Hはホールド)防御率3.91

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祝☆初優勝! 琉球GK!!

2023年05月28日 | スポーツ

今年の「日本ダービー」を制したのは

タスティエーラ(牡)だそうです。

ニュースで知りました。

2020年産サラブレッド7708頭の

頂点に立ったのだと

 

競馬発祥の英国「ダービー」に範を取り、

日本では1932年「東京優駿大競走」として

当時の東京競馬場で開催。

つまり、まだ目黒にターフのあった時代。

現在はいわずもがな、府中。

そういう意味では1933年に誕生した

府中競馬場の歴史も長いのである。

 

さて、そんな5月28日。

バスケのトップリーグ「B1」で

琉球ゴールデンキングスが初優勝

第6代チャンピオンに輝いた。

 

現リーグ発足から参戦したのみならず、

前身のbjリーグ3期の2005年誕生は

「沖縄初のプロスポーツチーム」でもあると。

 

なるほど。

2019年野球の「沖縄ブルーオーシャンズ」

2013年卓球「琉球アスティーダ」

同年サッカー「FC琉球」

2006年ハンドボール「琉球コラソン」

・・・より早いことが調べてわかった。

 

ラモスを招いた「沖縄かりゆしFC」は

まだ目指す段階で「プロ」ではなかったのか。

 

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ダービー

2023年05月27日 | 身辺雑記

ダービー(Derby)とは、英国の歴史ある

「ダービーステークス」というレースを模範に

世界各地に広がっている競馬の名称で、

今年の「日本ダービー」は明日行われる。

3歳馬の頂点を決する、別称「東京優駿」は

90回の節目のレースとなる。

 

そのせいか、キャンペーンも張り切っていて、

池袋駅の連絡通路では下のようなイベントも。

 

 

新聞片手に赤鉛筆の「紳士」が手に汗握る

イメージとは趣の異なる、

子供や女性などをターゲットにした宣伝広報

・・・てな言い方は、昨今駄目なのか?

だとしたら、ごめんなさい。

 

謝罪に加えて、ここで注釈を入れると、

「ダービーステークス」創始者の一人

第12代エドワード・スミス=スタンリーに

ちなんだ「Derby」を本文冒頭では

〈模範~世界各地〉と書いたけれど、

本家も未だ健在であることを念のため補足。

 

 

そして近年は日本サッカー界を端緒に、

同県のクラブ、近県のチームの戦いにも

「ダービー」が冠されて、スポーツにおいて

広がりをみせているわけだけど……。

 

こちらの「Derby」は人ではなく、

イングランド中部のダービーという町での

二つの教区の戦いが起源というのが有力。

 

そのイングランドにはユナイテッド対シティの

「マンチェスター・ダービー」。

イタリアのインテル対ACの「ミラノ・ダービー」

……これらは一例で世界中にある。

日本には、我が磐田vs清水の「静岡ダービー」、

ガンバvsセレッソの「大阪ダービー」等々、

さらに川崎フロンターレとFC東京の

「多摩川クラシコ」は都県を超えた隣接対決。

ああ、駅でのイベントはちら見したけど、

競馬はやらないので気づけばサッカーの話題に。

いや、しかし。

低金利も甚だしー今、一攫千金もあるのか?

午年だし

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サンプラ

2023年05月26日 | 身辺雑記

 

「ぎょうざの満州」をアピールしたい、

わけでは全くなく。その下の、

「さよなら中野サンプラザ音楽祭」

のフラッグが兎に角まちじゅうにあった!

 

中野サンプラザ自体は北口にあるのだが、

線路をまたいだ南も埋め尽くす勢い。

さすが中野区のシンボルタワーだけある。

 

私が降り立ったのはサンプラ目当てでは

勿論なくて、言わずもがな観劇目的。

そんな私の目にも否応なしに飛び込んできた。

 

 

そうそう「サンプラ」といえば。

子供の頃、歯医者に通っていた時に、

よく耳にして……。

記憶に自信がないので確認したら、

被せものの一種「サンプラチナ」の略称

だと、この歳になって初めて知った。

目についたのは他にもあって。

それは、ラーメン店

中野の激戦区ぶりは昔から有名だけれど、

ここの密集ぶりはハンパない。

 

丸井本店の数軒隣に「家系」と「むつみ屋系」が

ほぼ並んでいて……

(尚、間に見えるのは、つけ蕎麦屋。

にほんそばだが、我々のイメージする

あの「蕎麦」とは一線を画す麺料理だ)

 

 

むつみ屋系の真隣には、天下の「大勝軒」。

写真は撮らなかったけれど、

さらに先、五叉路までの間に二軒。

 

暫く目を離すと、中野もガシガシ姿を変える。

そこで見た芝居については、

まだ公演中なので週明けに書く予定です。

そして。

中野サンプラザ、閉館は7月2日。

・・・お疲れ様でした。

 

 

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シプチュニョン

2023年05月24日 | 制作公演関連

「10주년」を、無理にカタカナにすると、

「シプチュニョン」になり、意味は10周年。

 

では何の? となるのが人情で。

2012年の「第2回日韓演劇フェスティバル」から

約10年の歳月が経ち、それを口実に呑んだ。

 

 

そのフェスの根っ子にあったのが、

演劇愛好者以外も参加できる「広場」という考え。

舞台表現を主たるプログラムにしながらも、

食や他の韓国文化も取り込んで開催した

・・・ので公園の写メを。

 

滑り台が黄色。

黄色は陰陽五行で東西南北の中央に位置し、

もっとも高貴な色でもある。

 

ブランコの支柱と転んだ自転車も黄色。

 

 

話を戻すと。

口実なので、ほとんどフェスの話にはならず。

ただ芝居の話は沢山し、大いに盛り上がりました。

 

四人の面子のうちの一人が日韓フェスに

まるっきり関わってなかったこともあった。

そもそも彼は当時、演劇を生業にしていなかった

 

 

10といえば・・・十年一昔という言葉もあり、

演劇制作者にも新たな波が!

昨年の9月だったか、Twitterの音声配信

「Spaces」を利用した若手制作者による

ラジオ的な雑談が始まっていて、

前段の「一人」もそのメンバーとして

「声」を連ねている。

 

ナシゴレンの『製作者たちの夜』

字数が尽きたので今日はここまで。

 

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振り向けば

2023年05月23日 | 身辺雑記

 

昨日の「謎多き遺物」のあった場所で

くるりと振り向いた目線にあった建物は

何の変哲もないビルだった。

なんだけれど、その後ろのタワマンと並ぶと

良き昭和の「鉄筋コンクリート」だな、

そう、ぼんやり思ったのです。

そんなスイッチが入ったまんま路地を行く。

 

 

この手も「昭和」。

あるいは「秀和」っぽいとも言えるか?

1964年の東京五輪の頃から現れた

青瓦に白いうろこ壁のマンション

「秀和レジデンス」シリーズ!

 

それからブロック塀の、大谷石にも

我々世代には思い出が沢山詰まっていて。

・・・塀の上を歩くのが凄い冒険だったり、

やっちゃだめなんだけど、

釘や石で落書きしたりもしたなぁ・・・。

塀の朽ちた感じが、初老となった己と重なり

想いは、昔と今の二乗になる。

 

いやいや、まだまだ頑張らねば

さて。一、二枚目が豊島区なのに対して、

次の写真(三枚目)は新宿区。

こちらも昭和な建築物だが、まさに現役。

『美味しんぼ』にも登場した老舗・小野田製油所。

商いとしては江戸時代まで遡り

(当時は灯り用の油等を販売)、そして後に、

「玉締め絞り」の製法で極上の胡麻油を提供。

 

 

きっと、無個性にみえる最近のデザインだって、

数が減り「時代」の風景の中で珍しくなれば、

オセロのように評価は変わる。

 

建物に限らず、例えば「玉締め絞り」という

製法そのものも、胡麻油製造のスタンダードから

機械化や大量生産にシフトする流れに淘汰され、

それに抗った結果、人気マンガへの掲載に。

さらには、こだわりを支持する利用者による

安定経営に至ったわけだろう。

 

歯を食いしばり、覚悟する勇気。

そういう人に私もなりたい。

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2023年05月22日 | 身辺雑記

人間は考える葦である。

 

ブレーズ・パスカル(1623 - 1662年)

フランスの哲学者、物理学者、思想家、

数学者、キリスト教神学者、発明家、実業家。

著書に『パンセ』。ただし、晩年に出版に向け、

書き留められた数多くの断片的記述を、

彼の死後、遺族などが編纂し刊行したもの。

 

冒頭の言葉も同書にあり、パスカルの代名詞。

ほかにも・・・

 

「パスカルの原理」

 密閉容器内の物体は固体・液体・気体

 いずれにおいてもかかる圧力が等しい。

 

「パスカルの定理」

 円に内接する六角形の対応する辺の交点は

 同一直線状に並ぶ。

 

「5スーの馬車」

 不特定多数者が安価な運賃で利用できる

 現代の路線バスの起源ともいえる制度。

 運賃が5スーだったことに由来。

 

・・・などで知られる。

と、豆知識のあとに本題です。

 

 

とある朝

街で見掛けたアルコール缶とストロー。

前夜の遺物であることは間違いないのだが、

氷結を本当にストローで飲んだか否かを

考えねばなりません。

 

バーで供されるカクテルならいざ知らず

なかなか缶チューハイにはマッチしません。

何か別に使っていたストローを最後に差しただけ、

といのも、やや強引な気がします。

ストロー飲酒は酔いが回るという噂を信じて、

悪酔いしたかった「何か」があったのかしら……。

 

ストローで飲んでも実際には早く回ったり、

悪酔いもしないと何処かで聞いた気がします

が、それはまた別の話。

 

勿論、答えなどないのだけれど、

だからこそ、思考するのは楽しい。

……しかも、物価高騰が止まらない昨今、無料

 

考えるといえば、環境問題も大切。

SDGsの取り組みとして最近見聞きするのは

「葦のストロー」。

・・・まだ使ったことはないけれど。

 

ストローに帰結したので、おしまい。

 

 

おまけ。

貧困、教育、水・衛生、エネルギー、

経済成長と雇用、インフラ・産業化・

イノベーションなどSDGsの17個の目標の

一部と二宮金次郎が重なる気がしたので…。

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ジャズと絵画と支援やら講演会。

2023年05月21日 | 身辺雑記

 

 

 

「池袋ジャズフェスティバル2023」_が

5月20日、21日に池袋西口公園野外劇場

など7会場で開催。

また、14日から24日にかけて、

「池袋モンパルナス回遊美術館」が

こちらは30超のプログラムを展開中。

 

 

ただそのことを書きたいわけではない。

ああ、今年も回遊やってるなぁ……

そしてjazzも、と思いつつ歩いていたら、

わりと繁昌してる風だったシフォンケーキ店が、

 

 

 

10代20代の女の子を応援するスペースにかわっていた。

という文字少なめな、blogです。

 

 

 

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