「母さん、僕のあの帽子どうしたんでせうね」
昨日の弊ブログのおしまいは、この
『人間の証明』の宣伝に用いられ
一世を風靡したキャッチのパロディだ。
森村誠一の小説であり、それを
角川映画がメディアミックスで売り、
(最初から映画化を前提に執筆依頼され
出版、映像、音楽等広くビジネス展開)
映画の興行収入だけでも22億超。
もとは西條八十の詩で、
「ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ」
と続いていく『ぼくの帽子』という作品。
松田優作が刑事・棟居弘一良を、
八杉恭子を岡田茉莉子が演じ、
メガホンは佐藤純彌。77年公開の
「証明シリーズ第一弾」でもあり
翌年には早くもテレビドラマ化。
林隆三、高峰三枝子コンビだった。
あの頃は当たった映画をキャストを変えて
テレビでも流すのがはやっていた。
例えば同じ77年の邦画配収No.1の
『八甲田山』も翌年テレビでオンエア。
名台詞「天は我々を見放した」の
神田大尉は北大路欣也(映画)と
村野武憲(テレビ)が務めた。
村野は『日本沈没』のテレビ版(75)
でも主人公・小野寺俊夫を演じている。
映画(73年公開)では藤岡弘。
最近は逆でテレビの映画化が多いよな~。
閑話休題。
『人間の証明』は時を経て、
93年、01年、04年にもドラマ化された。
が、やはり最初のインパクトが大きく、
テレビ版の印象は薄い。
さて「証明シリーズ」は他に、
『青春の証明』『野生の証明』とあり、
後者は高倉健と薬師丸ひろ子で映画に。
で、こちらのキャッチは
「お父さん、怖いよ。何か来るよ。
大勢でお父さんを殺しに来るよ」
見事に『人間~』の母と息子に呼応して
父と娘という図式になっていた。
昨日の弊ブログのおしまいは、この
『人間の証明』の宣伝に用いられ
一世を風靡したキャッチのパロディだ。
森村誠一の小説であり、それを
角川映画がメディアミックスで売り、
(最初から映画化を前提に執筆依頼され
出版、映像、音楽等広くビジネス展開)
映画の興行収入だけでも22億超。
もとは西條八十の詩で、
「ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ」
と続いていく『ぼくの帽子』という作品。
松田優作が刑事・棟居弘一良を、
八杉恭子を岡田茉莉子が演じ、
メガホンは佐藤純彌。77年公開の
「証明シリーズ第一弾」でもあり
翌年には早くもテレビドラマ化。
林隆三、高峰三枝子コンビだった。
あの頃は当たった映画をキャストを変えて
テレビでも流すのがはやっていた。
例えば同じ77年の邦画配収No.1の
『八甲田山』も翌年テレビでオンエア。
名台詞「天は我々を見放した」の
神田大尉は北大路欣也(映画)と
村野武憲(テレビ)が務めた。
村野は『日本沈没』のテレビ版(75)
でも主人公・小野寺俊夫を演じている。
映画(73年公開)では藤岡弘。
最近は逆でテレビの映画化が多いよな~。
閑話休題。
『人間の証明』は時を経て、
93年、01年、04年にもドラマ化された。
が、やはり最初のインパクトが大きく、
テレビ版の印象は薄い。
さて「証明シリーズ」は他に、
『青春の証明』『野生の証明』とあり、
後者は高倉健と薬師丸ひろ子で映画に。
で、こちらのキャッチは
「お父さん、怖いよ。何か来るよ。
大勢でお父さんを殺しに来るよ」
見事に『人間~』の母と息子に呼応して
父と娘という図式になっていた。