敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。敏腕演劇プロデューサー目指し、長らくフリーで活動。2018年11月から修業の場を俳優座に置いた。

あけまして☆おめでとうございます

2008年12月30日 | 東演

 新年あけましておめでとうございます!
 

(写真は、大好評だった昨秋公演
 『空ゆく風のこいのぼり』のカーテンコール。
 撮影=森田貢造)

今年は創立50周年の節目の年でございます。
劇団員一同、いつにも増して力が入っております。
是非、これまで以上の御愛顧よろしくお願い致します。

本年は・・・

2月=P.I.C-4 萩家の三姉妹
    作/永井愛、演出/篠本賢一、会場/東演パラータ

5月=No.131 翔べ! イカロスの翼
    原作/草鹿宏、脚色/いずみ凛、演出/佐々木雄二
     会場/紀伊國屋サザンシアター

8月= ピアノソナタ「月光」による朗読劇 月光の夏
    原作・脚本/毛利恒之、演出/鈴木完一郎
     会場/北沢タウンホール

11月=No.132 どん底
    作/ゴーリキー、演出/ベリャコーヴィッチ
     会場/本多劇場

・・・以上、4作品がすべて
創立50周年記念公演となります。

また、上記東京公演のほか、
臨時病室神奈川(湘南、相模原)
月光の夏』 大分(別府)、愛媛
(西条)ほか

どん底』 九州全県
・・・の3作品が、節目の年にふさわしく、全国を駈け巡ります!!!

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未来からのメール、過去からのメール

2008年12月26日 | 身辺雑記

◎プロローグ

 友達が多いからか?
 たくさんメールが来る
 全国各地。いや、海外からも…。

  時には時空を超え、過去や未来からもメールが届く。

  過去でいえば・・・
 1972年10月27日付けのもの。

 【Canadian *** Pharmacy #1
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 Our price $1.15】

  あるいは未来・・・
 2024年10月15日。
 件名は「お世話になっております」
 【ONE DREAMの野口と申します。
  突然のメールで失礼します。
  一つご質問させてもらってもいいでしょうか?
  「あなたは、今の生活で満足していますか?」】
なんだかなあ~。
 いくら年末で忙しいからって…、
 こんなブログで今年を終わるのもどうだろう?

①萩家の三姉妹

  『萩家の三姉妹』は順調に稽古が進んでいる。
 役者のブログにもあるように、丁寧な進行での読み合わせを年内かけて行うそうだ。
 ちなみに30日まで
 年明けもな、な、なんと3日から始動だ

②女の平和  

 一方、区民上演グループ「さぎそう」は23日で年内は打ち上げ。
 年明けもゆっくりと10日(土)スタート。
  なんたって、もう、多少止めながらだけど、アタマからラストまで通してますから。

③新年会  

 おっと。1/10といえば、東演の“新春の集い”でもある
 パラータにて。
 基本、どなたでもお越しいただけるのです。
 一般2000円。
 劇団員総出でおもてなしいたします

◎エピローグ

 話が前後しますが、年内は劇団全体としては27日の大掃除で終了です。

 2008年、今年も色々ありました。
 「も~本当に一年ってあっという間だな~」
 え、こんな一声で・・・総括もしないまま、間もなく丑年?

 よし 新年は、逆に“未来の東演あて”のブログでも書こうかな?

 何はともあれ一年間、ご愛読ありがとうございました。
 

 

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ウィンドミル・ベイビー

2008年12月24日 | 鑑賞
 来年3月の誕生日を迎えると70歳となる大方斐紗子さんの一人芝居『ウィンドミル・ベイビー』は、驚愕の舞台だった!

 何が驚愕かって、本当に“軽やかに”12人を演じるのダ。
 
 アボリジニの老女メイメイ、彼女の夫や牧場主の奥様、障害を持っているけれどまっすぐなワンマンから狼と犬の雑種まで・・・パンフには12人とあるから最後の動物までいれると13役か(?)を・・・

 演劇企画集団楽天団のプロデュース公演
 アボリジニ現代戯曲連続上演vol.7
 『ウィンドミル・ベイビー』
  作/デービット・ミルロイ
  演出/和田喜夫
  出演/大方斐紗子
  演奏/バロンなかざわ
  2008年12月17日(水)~21日(日)
  中野スタジオあくとれ
          
 もう7作目になるオーストラリアのアボリジニの芝居。和田さんがこだわる作品を何本か観せていただいていますが、一番面白かったです。

 昔働いていた牧場に50年ぶりにやってくるメイメイ。
 夫との出会いや、ワンマンの特殊な能力、彼と奥様との交流など・・・短いエピソードが回想形式によって語られるのだが、力が抜けたテンポの良さで、目の前に、乾いたオーストラリアがまざまざと現れました。

 作者のデービッド・ミルロイは、オーストラリアでもっとも著名な戯曲賞「ホワイト・パトリック賞」をアボリジニとして初めて受賞しているそうだが、頷ける好篇だ。 

 恨み節でないのがいい。彼女の激動の人生は、明るく前向きな視線で語られ続けるのが、染みる。

 おそらくこの芝居が2008年の最終観劇になると思う。
 締めくくりにふさわしい最高にハッピーな作品との出会いでした!!!
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さよなら、おじさん3

2008年12月20日 | 鑑賞
【文中敬称略】

 18日夜、劇団桃唄309の『さよなら、おじさん3~草の子、見えずの雪ふる』(戯曲・演出/長谷基弘、12/17~23、ザ・スズナリ)を観ました。

 時間が自由に飛び交うファンタスティックな芝居
「ISIS(自立不能舞台装置システム)」を駆使した……と書くとモノモノしいけれど、要は自立しないセットなので役者が持って出てくるわけだ。
これは制作者からすると大変低予算で助かるわけだが、狙いは勿論、素早い転換やスピード感溢れる演出、つまり芸術面にある。

 例えば登場人物が森を歩いている。木のセットを持った役者が動くことで、登場人物は森の奥深く進んでいく、というような……。

 さて、タイトルに3とあるように、シリーズの3本目。『おやすみ、おじさん』は、中学生の友貴とまじない師の「おじさん」と、妖怪に関するストーリー集なのだという。

 その友貴役の高木充子に魅力があり、「彼」目線で、複雑なストーリーを旅することができた。
 彼と既に亡くなったている父さん(浦壁詔一)、父と母(山口柚香)の出会いや、雪女ならぬ雨女(成本千枝)の恋、離ればなれになった「草」の姉弟(森宮なつめ、菅原直樹)が「おじさん」(中嶌聡)を頼ってきたり、など、かなりたくさんの入り組んだ[物語]が次から次へと疾走するのだが、惑うことなく楽しめる、高品質の舞台でした。

 つまり、縁(えにし)がキーワードになっていたのが。。。僕個人としても、不思議な“一致”や“関連”が満載でした。

 まず「草」。
 僕は、元々小劇場畑の人間で、ひょんなことから新劇の東演に草鞋を脱いだのだが、12年前、ある著名な照明家から「お前はアングラから新劇に放つ草ダ!」と言われたのだった……。
 そう、「草」とは・・・あ、これはソウと草を掛けた駄洒落ではありません。偶然です・・・忍者の別称の一つである。

 それから、本作の舞台は、JR東日本の磐越東線の「神俣駅」から深く分け入った場所にある「五島旅館」になっていたが、磐越東線は、福島県のいわきと郡山を結ぶ路線で、友貴の母が「帰りは郡山を回って新幹線で…」てな台詞も出てくる。
 僕は、郡山に取材に行った話をブログにアップするタイミングを逃しているのダ。
 5月にサザンで公演する芝居がらみなのだが・・・。

 三つ目。演劇界には「三はせ」と呼ばれる優れた劇作家にして演出家がいます。
 北から順に、弘前劇場(青森)の長谷川孝治、桃唄309(東京)の長谷基弘、ジャブジャブサーキット(岐阜)のはせひろいち※である。

【このあたりから俄に敬称あり】

 ※言うまでもなく、はせさんには、
  弊団第126回公演『大地のカケラ』を
  書き下ろしていただいていて、
  また、この秋に上演を終えた
  『空ゆく風のこいのぼり』(No.130)の
  作者・藤井さんと僕との
  縁結びの神(?)でもあった。

 長谷氏の戯曲・演出作品を観る前日、下北沢演劇祭結団式で長谷川氏にお会いしたハセつながり。

 最後はウインドミルつながり・・・。
 桃唄309の製作を手掛けるのがウインドミル・オフィスで、観劇の翌日に観た芝居が『ウインドミル・ベイビー』だった。

 明日は、そちらについて書きます。
 あくまで予定ですが・・・。
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金襴緞子の帯しめながら

2008年12月19日 | 東演
 劇団員のPV主演を伝えました(12/14)が、勿論東演のメインフィールドは舞台。
 その稽古初日の模様は月曜日にアップしました。

 それ以外にも、東演の役者は頑張っていて。。。

 劇団俳小『金襴緞子の帯しめながら』
 (作/別役実、演出/志村智雄)
 2008年12月19日(金)~23日(祝)
 シアターグリーン・ビッグツリー

。。。上記公演に、弊団・山中康司が客演しています。

 本日、昼公演で幕が開きました。
 僕も制作部を代表して拝見させていただきました。
 『萩家』組は稽古のため、他に客席には笹山、腰越、豊泉らベテラン陣の顔が。
 
 さて、別役といえば「日本のベケット」とも言われる不条理劇の雄ですが、先行きの見えない今、別役作品の上演が多いのは偶然でしょうか???

 けれども。
 この俳小の『金襴緞子~』は、いわゆる飄々とした別役節とは異なるアプローチが見られ、新鮮でした。

 1973年創立の伝統の力で、しっかりと新劇らしいリアリズムで勝負!
 
 2002年以来、毎年マールイ劇場の主任演出家ウラジーミル・ベイリス氏を招聘し、スタニスラフスキーシステムのワークショップを展開し「舞台上での真の演技とは何か」を探求している俳小らしい試みだった、と。

 最後に山中について。
 刑事役です。ご祝儀泥棒を捜査しているのだが、途中から殺人事件に巻き込まれる・・・という、別役らしい「刑事」。

 池袋の老舗小劇場。3つの劇場からなるシアターコンプレックス「シアター・グリーン」の一番大きなビックツリーにて。
 
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第19回下北沢演劇祭結団式

2008年12月18日 | 東演
 昨日のブログでもちょいと触れた「下北沢演劇祭」(2009年2月まるまる1ヶ月、今年はシモキタにある10劇場で開催)の、結団式がニギニギしく行われました。

 東演も、今回は『萩家の三姉妹』で参加するので、制作担当の田中勝、出演の野二紗子(次女・仲子役)、そして私の三人で出席。

 参加者約70名、演劇祭のスタッフを含めると90名近い人々が、北沢タウンホール最上階の「スカイサロン」に集まって、大いに交流の輪を広げました。
「今年は人多いですネ」と本多劇場チーフの大岩氏にく訊く、「去年と同じくらいだよ」と。
 多く感じたのは何故だろう? 熱気? 若い劇団が多かった気はしたが…。

 さて。乾杯があって、各劇団のアピールがあって…、そのうち場も和んでカンパニー同士の交流もにわかに活況を呈するわけだが。

 例えば、弘前劇場の長谷川孝治氏の顔もあって、テーブルが近かったこともあり田中と揃って御挨拶。

 また北沢川文化遺産保存の会のメンバーでもある、児童文学作家のきむらけん氏の姿も。
 弊団の星野真広が舞台監督で参加する「パッチワーク☆prj」というカンパニーの監修を務めるのだという。

 きむら氏は、区民グループ「さぎそう」の指導に当たっている鷲田照幸氏が演出を務める『広島にチンチン電車の鐘が鳴る』の作者でもある。

 その「さぎそう」と言えば、今回の演目は『女の平和』

 2/21-22上演とは何度か書いてきたが、2/13~22「JAM SESSION」も『女の平和』を上演するという(「劇」小劇場にて)。
 演出の西沢栄治氏はじめJAMのメンバーの方々と、「さぎそう」の面々がリュシストラテ(主人公の名前)やアテネ(作品の舞台となる都市)について語り、互いにエールを送りあいました。

 ただ日程がモロかぶりなので観ることが難しいのが残念
 「さぎそう」のメンバーは、平日や14(土)、15(日)の稽古終了後の7:30の回に頑張れば観劇可能か???

 個人的には「東京ボードヴィルショー」の制作・石井琴子嬢や、俳優の橋爪健一郎氏とも久しぶりに再会できて楽しかったです。

 さあ
 『萩家の三姉妹』『女の平和』とも、他のカンパニーに負けないような作品にしなきゃね。


がんばるといえば、今夜、いよいよガンバとマンU激突です。
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さぎそう、ググッと茎を伸ばす。

2008年12月17日 | 区民上演グループ
 08年最後の月も、半ばを過ぎると、やはり、色んなクリスマスソングが街に溢れます。
 
 海の向こうの上院院内総務は「非常に、非常に悪いクリスマスを迎えるだろう」と言っていたが、日本の首都の、とある区で毎週末に稽古を重ねる「下北沢演劇祭/世田谷区民上演グループさぎそう」に関しては、右肩上がりです

 役者たちの頑張りで台詞もかなり入り、立ち稽古も深まる中、演出の鷲田氏も一気にハードルを上げて、細か~い指示を出す段階に突入しました。


(写真↑/緑の服が鷲田氏)

(写真↓/稽古を見守るさぎそうの面々)


 早い
 通常より半月以上の前倒しだよ、こりゃ

 細かい上に、芝居を大きくする作業が繰り返されている。
 本番ではカットされるだろう、オーバーアクションに大袈裟な台詞回し。
 稽古場で試されるこんな「無駄」と思われる数々が“芝居”をより遠くに飛ばすための「引っ張られたゴムパッチン」になる。

 まだ15回以上稽古ある。こりゃ、どこまで飛ぶか楽しみだ。
 

 演劇には、マラソンのようなゴールはないから、もっともっと遠くにたどり着ける可能性が出てきたってことダ(^-^)v

 冬の陽射しを浴びて、グングン茎を伸ばす「さぎそう」である。 
 今日はあいにくの
 これはこれで恵みの雨か?

 恵みといえば・・・今日はこのあと夜7時から、北沢タウンホール で「下北沢演劇祭」の団結式がございます。

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『萩家の三姉妹』の稽古が始まりました。

2008年12月15日 | 東演
 永井愛さんの優れた戯曲の中でも、特に人気の高い『萩家の三姉妹』に東演が挑みます!
 しかも五十周年の節目の年の、最初の作品です!
 来年2月上旬の公演です。
 我等が城=東演パラータにて。

 本日13時。演出の篠本賢一さんが稽古場に登場。

 思えば、2005年7月にお届けした『子宝善哉』(作/門肇)以来、下北沢駅からの少々長めの道程を、久々に歩いていただいたことになります。


 『子宝』は自主公演でした。
 けれども、その評価は高く、決してナンバー公演にもひけを取りませんでした。
 再演の声も多く、今回、節目の年の大仕事をお願いするきっかけにもなりました。

 篠本さんだけでなく『子宝』のスタッフにも再集結していただき、五十年にとどまらない、もっと先の未来を見据えた作品とすべく、劇団員とともに最初の一歩を踏み出したわけです。



 この稽古初日の前に、作品の舞台と思われる土地に出向き、作品に関わる様々な情報を手に入れて来た篠本さん。
 写真は、資料の一部を手に“熱く”語るの図。
 周りがキャストとスタッフ。中央が篠本さんです。

 舞台美術も兼ねる篠本さんからは、早くも舞台のおおまかな形も発表されました。

 本日はいわゆる「顔合わせ」と呼ばれるもの。
 稽古は18日から本格的にスタートします。

準劇団員全員が配役されたフレッシュな座組に、どうぞご期待ください。
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CANTA

2008年12月14日 | 東演
 このところ劇評が続きましたが、東演の活躍もバシバシお届けしなければなりません。
12/11、Z会の『朗読劇/月光の夏』試演発表でもチームを牽引した岸並万里子が、ロックバンドCANTAの新曲『Everyday』のPVに主演しております。

 まずバンドの紹介をすると・・・2002年4月結成の3ピースのロックバンド。
 「CANTA」とはイタリア語の〈歌う〉で、メンバーは元・聖飢魔IIのルーク篁をボーカル、ギターに、ドラムスに雷電湯澤(RX、元・聖飢魔II)、ベースMASAKI(アニメタル)。

 既に12/3にリリースされているので、各種音楽サイトでも聴くことが可能です。
 その中のひとつ「MySpace.com」のプロフィールに“テクニカル面、グルーヴ面、そして涙を誘う歌に磨きをかけ、その勢いは留まることを知らない”と謳われているように『Everyday』も“泣ける歌”だ!

 そして歌とあいまって、プロモーションビデオが、また感涙の仕上がりなのダ。

 岸並演じるシングルマザーが、二人の娘と平凡ながら楽しい日々を過ごしている。突然の「癌宣告」・・・それから……。

 リアルな日常を細やかに切り取るセンス溢れるカメラの中で、岸並はもちろん、共演の細越麻美(ホソコシアミ/姉役)、花凛(カリン/妹役)の3ピースが強く生きる姿は、必見です!

 普段舞台では見ることのできない岸並の包丁さばきにエプロン姿もふんだんに取り込んだ(?)・・・『Everyday』 様々な方法で是非ご覧ください。

         

 まるで余談ですが、PVは僕の大学の教養学部があった埼玉県某市で行われました。キャンパスとは、駅の反対側だったのですが、そこにも様々な思い出が……。
 さすがだいぶ街並は変わってましたけど

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イナダ組

2008年12月12日 | 鑑賞
 電子ぴあのweb上でも特設ページがある「東京演劇フェス08」。
 その中の観客へのインタビューで期待するカンパニーはどこ?という問いに、もっとも多く挙がっていたのが「イナダ組」だった。

 そんな高い注目度の北海道代表は、シアターアプルを一杯の観客で埋めていた。

 しかも広い舞台には、別役ばりにベンチ(舞台上手)と電柱(舞台下手)があり、中央にぽつんと、立つこともままならない小さな2畳ほどの段ボールハウスがひとつ。
 場面転換もなく、たった六人の俳優で一時間五十分、独特の、濃密な世界を繰り広げた、意欲は「買い」でした。

 重ねて、他が明るく楽しい世界で勝負をかけてくる中。。。いや8本全て観てないので軽々しくは言えないけど。。。そのあたりも「やる~」と思いました。

 とはいえ、笑いがないってわけじゃなく。むしろ、飄々としたタイトルロール「コバルトさん」を演じた役者(名前がわからない)の軽妙洒脱な芝居に、会場は大いに湧いていた。

 今さらですが。。。まぁ、冒頭の説明で気付いた方も多いとは思いますが。。。公園の中の段ボールハウスが舞台。つまり主人公はホームレスで、ネットカフェ難民と、そこから零れ落ちてコバルトさん宅に居候する男といった登場人物たちによる“現代ド真ん中”な芝居でありました。

 そこはそれ、演劇であり、テレビのドキュメントじゃないから、ダッチワイフのあさこさんが、実在のあさこさんになったりする幻想も作品の柱になっておりました。

「今」への批評性とファンタジーのバランスも良く、きっとそのあたりにファンも多いのだろうなあ…。

 カーテンコールは、役者たちも驚きのトリプル……、あの熱い拍手から、どうやらグランプリは「イナダ組」で決まりか?。。。繰り返しますが全部観たわけじゃないんです。

 僕的には、観た4本の中では「白A」が一番面白かった。
 はてさてグランプリは、どのカンパニーの手に???
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